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「始める」の表現について「begin・start」の違い

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【餃子の購入額、浜松が2年ぶり首位奪還】
#0037
2024/1/25  
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Hamamatsu regained Japan's top position for the first time in 2 years, with purchase amount (     ) household.
Hamamatsu City was Japan's best for 3 years in a row until 2016, but last year Utsunomiya City was top.

■(     )内の単語は、どちらが適切でしょうか?

(ア) per
(イ) par

■単語

・purchase amount 購入額
・household 世帯

■和訳

餃子の世帯当たり購入額で、浜松市が2年ぶりに日本一を奪還した。
浜松市は2016年まで3年連続で日本一だったが、昨年は宇都宮市がトップだった。

■(     )内の答え

(ア) per
になります。
 
スペルに注意しましょう!

■解説

regainは「取り戻す」の意味になり、regained Japan's top positionで、「日本のトップの地位を取り戻す」になります。
また、recapture「奪還する、取り戻す」を使っても表現できます。
≪例≫
recaptured Japan's best
(日本一を奪還した)
 
for the first time in ~ yearsは、「~年ぶりに」ですね。
~には数字が入るので注意しましょう。
 
perは、「~につき、~当たり」の意味ですね。
per householdで、「世帯につき、世帯当たり」になります。
 
for ~ years in a rowは、「~年間連続で」になります。
こちらも~には数字が入ります。
また、同じ表現として、「for ~ consecutive years」も使えますので、併せて押さえておきましょう!
≪例≫
for 3 consecutive years
(3年連続で)

■特集

本日の特集は、「始める」の表現について、「begin・start」の違いを説明します。
 
・begin =「一歩前に踏み出す(物事が始まる)」イメージで、ビジネスのフォーマルな場面で使われます。
反対語は、「end(終わり)」になります。
≪例≫
The meeting began at 10.
(10時に会議が始まった)
→startも使えますが、ビジネスシーンなので、「begin」の方が適切です。
 
・start =「止まっていた物が動き出す」イメージで、日常会話などカジュアルな場面で使われます。beginの意味(物事が始まる)に加えて、機械の始動、新規事業の起業などに用いられます。
反対語は、「stop(動いていた物が止まる)」になります。
≪例≫
The computer doesn’t start.
(コンピューターが起動しません)
→機械の起動(始動)なので、「start」しか使えません。機械によく「スタートボタン」がありますよね。そう、あれです!
I started a new business.
(新しいビジネスを始めた)
→新規事業の起業なので、「start」になります。

■編集後記

2018年の世帯当たりの餃子購入額は、浜松が宇都宮を破って、首位を奪還したというニュースです。
 
浜松の餃子と言えば、「円型状」に並べて焼いて中央に「もやし」を付け合わせている特徴があります。
 
何軒か行きたい店をピックアップしているので、餃子ツアーに行きたいと思っています笑
 
浜松と宇都宮は、餃子争いで常に首位争いを繰り広げていますね。
 
テレビ放送の中でも、各々の県の人が、「ウチの県が1位!」と主張しています。
 
ちなみに、3位は宮崎市、4位は京都市だったそうです。
 
京都市は、「餃子の王将」の発祥地なのでまだ分かりますが、宮崎市は意外でした。
 
宮崎市=餃子は、あまりピンときません汗

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