【番外編①】 「正解のない料理」のススメ
色々な食事の仕方があって、どの食事も素晴らしい。
忙しくて疲れてしまったときや、時間やお金に余裕が無いときでも、きちんとつくられた美味しい食事を摂ってほしい
そんな想いから、私達は日頃TABETEを運営しています。
しかし、毎日 TABETE で買って食べるのがベストな食生活だとは思っていません(!)何事もバランスが大切だと思うのです。その日の調子に合わせていろんな食を体験するのが、心にも体にも一番良い食生活なのではないでしょうか。
なかでも「自分(たち)で 料理をして食べる」ことは、楽しくあたたかく、何事にも代えられない大切な経験です。でもやっぱり、料理って少し怖い、苦手。食材をメモして買いに行くのが大変。レシピ通りにできるか不安。料理し慣れない人の気持ちも色々あると思います。
今日はそんな恐怖心をちょっと解消できたらなと思って、TABETE note 番外編をお届けします。
まずは「レシピ」というものに、ちょっと目を向けてみましょう。
レシピがあると、「この食材!この味!」を継承し再現できる
レシピ通りに食材を揃えて調理すれば、一度作った料理を何度でも同じ味・分量で作れるようになります。これはよく考えると、とても画期的です。
誰かが工夫して整えた味や、偶然生まれた絶妙な風味をレシピ無しに再現するのはとても大変ですよね。人々は、料理に名前をつけレシピを記録することで、何世代にも渡って料理の文化を発展させ、その叡智を受け継いできました。
特に「スマートキッチン」が一般家庭にも広まりつつある今、レシピの重要性を改めて実感している人も多いのではないでしょうか。(機械である料理機器に指示を出すには、食材や調味料の量・調理方法を、数値化して明確にする必要がありますよね。)
そんなすごい「レシピ」ですが、その存在が料理をするときの負担になっている、自分らしい料理をする足枷になっている… そんな場面に、心当たりはありませんか?
弊オフィスでも活躍するAnova Precision Cooker。
「60℃で120分」のように調理加減を設定します。
レシピ通りだけが料理じゃない
この連載では「正解のない料理」について、みなさんにお伝えしたいと思います。
「正解のない料理」という言葉の意味するところは、ふだん料理をする方ならなんとなく想像できるかもしれません。(調理を進めるうち、予想していなかったおかずが完成することって、よくありますよね…!?)
次回から、「正解のない料理」の魅力について前・中・後編にわけてお届けします。
料理をするのがスキな方も、あんまり得意ではないかな、という方も、ぜひ新しい料理の考え方に興味もをっていただけたら嬉しいです。
ー【番外編】正解のない料理のススメ もくじ ー
イントロダクション:この記事です。
前編:「正解のない料理」って?
中編: 偶然・即興・一期一会が織りなす魅力
後編:「正解のない料理」を作ってみよう (comming soon)
原文提供:Taichi Isaku / 伊作太一 https://note.mu/tisaku
編集・執筆:山田晴香
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