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適材適所とは、考え方は単純でも、実行が難しい。

こんにちは、携帯ショップ店長5年目、たちばなです。

赤字+閉店の危機の店舗から、黒字+ショップ評価全国1位の店舗にすることが出来た経験を元に、店舗運営についての発信をしています。

【店舗の店長=チームの監督】の記事で、サッカーチームの監督を例に、チームを優勝に導くための4つのポイントを紹介しました。

今回は適材適所について、私の経験を元にお話していくので、是非最後までご覧いただけると嬉しいです。

③適材適所の人員配置
戦略が決まったら、ポジション決めです。
選手によって得意、不得意があります。各選手がどのポジションに向いているのかを客観的に分析し、ポジションを決めます。
選手がやりたいポジションと向いているポジションが異なる場合もありますが、適材適所の人員配置で、個々が最大限のパフォーマンスを発揮する。それが優勝への一番の近道です。ここに妥協はありません。

【店舗の店長=チームの監督】

適材適所は、個人的にかなり重要だと思っています。目標を明確にし、良い戦略を立てても、適材適所の人員配置ができていなければ、うまく機能しません。

考え方は単純です。
誰がどの役割をするのが目標に1番近づけるのか、それだけを基準に考えるということです。

例えば、サッカーのリオネル・メッシ選手が、次の試合はキーパーがしたい!と言ったら?
野球の大谷翔平選手が、ピッチャーではなく、やっぱりキャッチャーをしたい!と言ったら?

それだと試合に勝てないから、今のポジションをやった方が良い。
と思うと思います。

少し極端な例でしたが、その判断基準です。
当たり前だと思うかもしれませんが、店舗や組織において、適材適所が出来ていない、というケースは多いと思います。
そして恐ろしいのが、適材適所が出来ていなくても、店舗や組織は成り立ってしまうという点です。


ここからは私の体験談です。

店長1年目、まさに適材適所が出来ていませんでした。店舗の役割を決める基準が明確になっておらず、曖昧でした。
その状態で色んな対策を講じても、もちろんうまくいきません。
そして気づくと、店舗は赤字になっていたのです。

しばらくして、店舗改革を行いました。
今までの店舗の役割を全て白紙に戻し、目標達成する為の適材適所を意識して役割を再配置しました。

正直、かなり苦労しました
考え方は単純でも、実行は難しいと思います。

何か改革を行う時は、必ず反発が起きます。
任せた役割と、やりたい役割が違う人もいました。
その役割はやりたくない!という声も上がりました。
それでも、目標達成の為の判断基準を曲げずに、適材適所を貫きました。
これで成功するという、絶対的な自信があった訳ではありません。
ですが、結果に対しての責任は自分が取るという気持ちでした。

理解してもらうのには時間がかかりましたが、徐々に結果が出始めます。

そしてその年、初めてショップ評価最高ランクを達成することができました。

適材適所の重要性を身を持って感じることが出来た、良い経験です。

今回は、適材適所について、私の体験談を元にお話してきました。

次回は、コンディション管理についての記事です。

私の記事が、少しでもあなたの為になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
コメント等も、是非お気軽に下さい(^^)

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