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子育てと「なんで?」について

「なんで?」

今日も4歳の息子からの疑問の声は止まない。
子供からの【なんで?】は、自分が試されているなも思う瞬間である。

▼頭ごなしに否定はしない

僕の中で、理由が説明できない時は「それはダメ!」とは言わないようにしています。

以前、食後にその日2本目のアイスを食べようとしてた息子を止めたのですが、息を吐くように「なんで?」と言われた。

確かに…、ダメな理由がないよな…と思い始めたのです。ダメな理由を説明できるのか俺は?という自問自答が始まった。

■ケース1→虫歯になるからダメ!

これは、常套句の一つですよね。でも1つ食べても2つ食べても変わらないような気もする。寝る前であれば、理由になるかもしれない。しかし、今は寝る前でもない。ということでこのタイミングではあまり相応しくない。



■ケース2→お腹壊すからダメ!

これまた常套句。過去にアイスを2つ食べてお腹を壊した事があれば、通じるのですが、うちの息子は僕とは違い恐ろしくお腹が強い!羨ましいくらいです。お腹が痛くなった事ないのだから、本人も納得できるはずはない。



■ケース3→1本しかダメ!
何も考えずに思わずこう言っちゃいますよね。でもこれが1番意味が分からないのではないかと思います。お金の話になってしまうと尚更訳わからなくなりますし…。


とまあ、よくよく考えると納得できない事ばかり押し付けてもなあと思うようになり、頭ごなしに「ダメ!」とは言わないようになりました。

結果、我が家の場合は風邪気味とか喉が痛い時などは2本目を許可しています。

自己申告だと毎日風邪気味にされてしまうので、お茶を飲む頻度と量や、酸っぱいものや熱いものを食べたがらない時は風邪気味かなと判断してます。


▼〇〇くん(〇〇ちゃん)もやってるよ!

僕が思うダメな理由を言っても、最近はこういう返しが増えてきました。仲良しのお友達ができると、こういう事も出てきますね。

正直なかなか返しに困りますが、それとこれとは別だと思います。子供相手に大人気ないですが、そう思います笑。
なので「〇〇くんはやってるけど、君はそれをする事についてどう思う?」と聞くようにしてます。

あまり明確な返答はなく、少し考えて「フン!知らない!」とまた遊び始めました。

自分で考えて、自分なりの考えを持ってくれればいいなと思うので、それ以上は深追いはしていません。親として、果たしてこれが良いのか悪いのかは分かりません。


僕も今はよく自分と向き合うという事をしていますが、幼い頃は自分と向き合う時間が少なかった気がします。僕の親の方針もあっただろうし、僕自身も周りに流されやすかった部分もありました。

周りに流されてもいい時もあるし、流されない自分を持つ時も大事だと思います。


▼自分で考えるようになって欲しい

とは言っても、「いい加減、言う事聞いてくれよ!」と常々思うのが親の気持ちでございます。
こっちの言う通りにしてくれれば時間などにもゆとりができるのに!って思います。僕もよくそう思います笑。でも子供のためにはならない。

あくまでも親の都合になってしまいます。「怒られるくらいなら言う事聞いとくか」って思われたら、考える事をやめるという事になってしまいます。

考える事をやめると、自分と向き合う時間が減っていきます。

なので、バランスを見て子供側の意見を通さないといけない時もあります。もちろん大人対大人でも同じです。

仕事でもそうですが、自分で考えて、自分で選んで、自分で実行して、結果が積み重なって、そこまでして初めて自信が身に付きます。


自分の考えを持って、口答えしてくる事を喜びましょう!僕の息子も、最近は生意気に口答えをしてくるようになりました。

なかなか筋が通ってる時もあるし、めっちゃくちゃ自己都合の場合もあり、聞いてて思わず笑ってしまいます。

まあ、それでいいと思うのです。そうやって自分の世界を創り上げていってほしいです。僕は短気な方なので、いろいろと気長に見守っていきたいと思います。



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