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もし水曜のダウンタウンに出てたら30Pもらえてた絶対

数日前の話。

読みたい小説があったので、どうせなら外がいいなと井の頭公園に向かった。

結論からいうと暑すぎた。

日陰がたくさんあるイメージだったので日が沈み出したころに向かったが、

到着と同時に諦めた。

読書なんてできる訳がない。

「真夏日」なんてえらい人がわざわざたいそうなネーミングをつけた意味を身体ではじめて理解した。

自分の読みの甘さと頭の悪さを呪いながら、

井の頭公園から吉祥寺の喫茶店へと目的地を変更して歩きだした。

数十メートル進むと、頭上に生い茂るの葉と葉の間から


ドボドボっと何かが落ちてきた。

とっさに身をかわし、かろうじて避けることができた。

木のどこかに水が溜まってた?

それにしては重さがあったような気がする。

避けられたからまぁいいやと思いつつ

休憩のためにベンチに腰をかけ、帽子を取ったそのときだった。

お分かりですよね。


帽子に、がっつり


鳥のフン。


もうなにもかもが嫌になった。

暑くて暑くて汗だくになりながら、

偶然もってたウェットティッシュで帽子を拭いた。

頭に直接当たってないからいいじゃんとか、これを笑いに変えてこうやとか自分で自分を慰めながら


汗に隠して少し泣いた。

昨日の水曜日のダウンタウンを観て、また泣いた。

30Pもらえなかったのが悔やまれる。


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