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子の心親知らず。それでも知ることが出来たときは、精一杯寄り添ってあげたい。

こんばんは。

今日は娘の話をしたいと思います。


娘はもうすぐ小学一年生。

残り少ない保育園生活は、コロナのせいで行事の中止が相次ぎ、園舎の建て替えのため、園庭で遊ぶことも出来ず、制約だらけ。園庭での遊びは、他の広場や公園を使って出来る限り解消しようとしてくれているので、子供たちはそこまで気にならないようですが、楽しみにしていた行事の中止には、ショックを受けてました。

今の状況を柔軟に受け止めている子供たち。多かれ少なかれ心身に影響があるように感じられます。家庭で出来ることには限界があり、親としても、何もしてあげられないもどかしさでいっぱいです。

そんな状況下ですが、時間はどんどん過ぎていきます。小学校下校後に、子供を預かってくれる学童保育所の申し込み期限も迫ってきました。今日はその書類の提出を前に、娘とひと悶着。

娘(泣きべそかきながら)
「学童(学童保育所のこと)行きたくない!」

私「一人でお家で待つことになっちゃうよ」

娘「いいよ。一人で何もしないでいる!」

私「それだとお母さん困っちゃうな。どうして行きたくないの?」

娘「どうして行かなくちゃいけないの?!」

私「小学校終わった後、一人でいるのは、心配だから、行ってて欲しいの」

娘「小学校行きたくない!」

私「小学校は行かなくちゃいけないんだよ。お母さんは、〇〇ちゃんを学校に通わせないといけないの。どうして小学校行きたくないの?」

娘「行きたくないったら行きたくないの!」

何度か同じ様な問答を繰り返した末、

娘「・・・・・・お友達少ないから行きたくないの。」

と、泣きながら言いました。

その時まで、小学校が嫌とは一言も言ったことが無く、ランドセルや学用品選びも楽しそうにしていました。

子どもの本音はドコに隠れているか分かりません。とにかく根気強くがキーワードです。

思わぬところで、娘の本音を目の当たりにした私は、今のこの子に必要なのは、不安を受け止めてあげることと、その不安を甘えられる親ではなく、誰かに相談することだと考えました。

そこで、学童の先生に娘が小学校と学童に行くことに不安があるみたいなので、相談に乗ってもらえませんか?とお話したら、快く娘に話をしてくれました。

先生「不安だよね。分かるよ。そうだよね。大丈夫。みんなそうだから。お友達だって、同じ保育園から一人しか来ない子もいるし、〇〇ちゃんの保育園からは、お兄さん、お姉さんがたくさん学童に来ているから、知ってる子いっぱいだよ。それに、学童の方が学校より先に始まるから、小学校入学までに、一年生で知っている子がたくさん出来るはずだよ。」

と、不安な気持ちを否定せず、メリットに目を向けるように話してくれました。納得はしたけれど、まだ子ども。先生の前で我慢した分、車に戻ってからもしばらく泣いてました。お兄ちゃんが小学校楽しいよ、凧作れるし!とフォロー入れてくれたのは、頼もしい限りでした。


小学校上がる前、保育園の仲良しグループとお別れし、初めての環境、初めて会う友達、不安で当たり前。最近特に甘えん坊だったのは、もしかしたら、その不安からきていたのかもしれません。

子どもの心は思わぬところで繊細に出来ているのを実感します。なるべく寄り添って、入学式を迎える準備をしたいです。

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