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本を出したい!かった。(647文字)


自分名前で本が出せたら、と上海にいること執筆に向けて取り組んでいた。

駐在妻の暮らしや転勤族妻の経験、
事実と作り織り交ぜた読み物。


せっかくなら出来事の背景も、
主に舞台となる中国への理解もしっかり深めて描きたい。
そう思い、
歴史、政治、経済、宗教、あらゆることをリサーチ。
加えて編集者さん探しや、装丁を頼むデザイナーさん探しや
お話のプロット作成、登場人物の設定も。


祝!!隔離解放!!


こりゃすごい
まずリサーチに膨大な時間と労力がかかる。
「何のための何」をしていたのかうっかり忘れてしまうほど。

たった何か月では歯が立たない。
加えて私が作ろうとしていたので小説。
そこには特大の空想力が必須。


「あ」~が「い」~になって~
「う」~が「え」~になって~
え~がお~になるよぉ~


毎日毎日息するように
創作活動をする息子とちがい、私の想像力は平凡々。


そんなこんなで
日常を生活を送っているうち
「本をだしたい!」が
いつのまにかすっかり暗礁に乗り上げていた。
そんなんで消える熱じゃ出版にはこぎつけない。


今思うことは、
「本を出したい」は、「なんかカタチにしたい!」の集約だった。
子育ても中国生活も落ち着いてきて、
でも仕事はしっかりできない。
そんな情熱が向かう先だった。

今は別のかたちで「なんか」ができているもんだから、
あの気持ちはシューっと消えてった。



世に出ている出版物は
気の遠くなるほどの労力と時間、そして情熱が込められている。
それを今あらためて感じ、
出版される方々への尊敬の念でいっぱいでございます。


ありがとうございます!!



いただいたご厚意は、今後の執筆の原動力にさせていただきます。 これからも楽しんでいただける記事を執筆できるよう 精進していきます。 今後とも応援宜しくお願い申し上げます。