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絵にもイメトレがいるらしい

15年前に描きたかった絵のタッチ、雰囲気をこれだけ描いてきてようやく出せるようになってきました。

ずっとぶれずに風景画のみをやり続けてきたら、もっと早くたどり着けていたのだろうか?など少しのたらればは考えてしまうものの、感じていることは、作品が自分のイメージに近ければ近いほど人の評価が気にならなくなるらしい、ということです。

同じ作品シリーズでも人の評価が気になるものもあれば、気にならないものもあります。
100枚中1枚ほどですが。

あ、これきたかも。(売れるのができた、ではなく、自分にとっての理想に近いもの)て作品をかけるまでに、描いた時間は2時間ほどでしたが、イメージしてきた時間は30倍はいきました。

その前に失敗してた作品を眠らせてて手を加えたことが「きたかも」のきっかけではありましたが、年数にして10年ほど、事あるごとに眺めてはまだ手を加えられないなと閉まってきました。

こうやって絵ってできていくんだ、、と初めて発見した感覚は新鮮です。
だからといって次々にできるわけではなく、やはり僕は温めてから良い熱の状態でさっと描き上げるやり方でないと、画面をぐちゃぐちゃにして終わってしまいます。

まったくの独学でやってきて技術がないことも一因としてあるでしょうが、その時向かう絵に対する新鮮さを保つために自制を保つことも覚えてきました。


描こうと思っている作品シリーズがまだいくつかあります。
常にイメージして画面のデザインを描くときのために決めていくことが、闇雲に描き続けるよりも大切だと気づきました。

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