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フレンチのトップシェフが作る「豚丼」のキホン

超絶ベーシックな豚丼のレシピです。

主な食材は豚肉と玉ねぎだけになります。
食材の種類が少ないということは、それだけ下処理が少なく済むということ。

つまり作業時間が圧倒的に短縮されるというわけです。

余談ではありますが、
私がまだレストランに勤めていた頃の話です。

週末などの営業が忙しい日、皆自分の仕事で手一杯になっています。
そうなると、どうしても賄いまで手が回らないのです。

ですが、
この後も続く忙しい仕事に備えて、美味しい料理を食べて力をつけたい。

そんな時、よくこの豚丼を作っていました。

食材の下処理が少ないので、他の仕込みと並行しながらそれを行い、
火にかけてしまえば放っておいても勝手に調理が進んでいく。

そんな利便性があるこの料理に何度も助けられました。

ご家庭で食事の支度をしている主婦や主夫の方も、
逼迫した時間の中で料理をしているのではないでしょうか?

短時間かつ作業時間も短く作ることができる。
こういったレシピをレパートリーの一つに持っているいる事は、
大きな助けになります。

それではレシピを見ていきましょう。

■分量


300〜350g 豚バラ薄切り(しゃぶしゃぶ用)
2〜3個   玉ねぎ

↓ひとまとめに計量してください
80g 醤油
80g みりん
80g 酒
4g  ほんだし
7g  塩
10g 砂糖 (我が家では素焚糖を使っています)
320g 水

■用意するもの


ザル
沸騰したお湯
クッキングシート

■作り方

1. 玉ねぎの処理


玉ねぎの皮を剥く
半分に切る
2ミリぐらいの厚さで繊維に対して直角に切る


2. 豚肉の下ゆで


沸かしたお湯の、、、
火を止める
豚バラ肉を入れる


サッと火を入れる。
薄切りの豚バラ肉なのであっという間に火が入っていきます。
あくまでも目的はアクを抜くためです。
ここで硬くなるまで火を入れ切ってしまうのはNG。

ザルでお湯を切る。
手早く豚を引き上げられるように、
火入れを始める前に事前にザルを用意しておきます。
生っぽい仕上がりでも構いません。

3. 煮る

食材と調味料をひとまとめに煮ていきます

別の鍋に下茹でした豚肉
玉ねぎ
計量した調味料を入れて
強火で沸かす。
この時出てくるアクは玉ねぎのものなので、
取り除かなくても問題ありません。
コトコトと煮える、弱火から中火ぐらいに火力を落とす。
クッキングシートなどで落し蓋をして、
15分ほど優しくに煮る。
煮えたらそのまま常粗熱がとれるまで常温で冷ます。
理想は、粗熱が取れたら冷蔵庫にしまい次の日に食べる。

■完成


完成!
簡単でしょう?
やげん堀の七味唐辛子が欲しくなりますねw


今回はレシピだけのざっくりとした説明です。

この料理に盛り込まれている料理のコツや、早く仕上げるポイントなどは、
また後日投稿させていただきます。

これを理解しているのとしていないのでは、
料理の上達に大きく関わってきますのでそちらも見ることをお勧めいたします。

ではまたっ!

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Taijyu Oobuchi


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