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「倉敷美観地区」食べ歩記【岡山県・倉敷市】

倉敷美観地区くらしきびかんちくは、岡山県倉敷市にある人気の観光地区です。白壁・なまこ壁・瓦屋根の屋敷や蔵、柳並木、掘割り(人工水路)に川舟など 江戸時代のような町並みに、明治~昭和初期に建てられたレトロ・モダンな洋風建築物も共存し、倉敷美観地区の景観を趣深いものしています。この風情ある街並みもさることながら美術/博物館、旧家邸宅、神社仏閣などの文化施設や旧所名跡、そしてマスキングテープ、デニムや帆布はんぷなどの「倉敷発祥ブランド」を扱うショップ、更には ご当地土産、雑貨、美味しい食事処、カフェ、スイーツや和菓子など人気のお店が多いことも美観地区の魅力です。今回は少し観光も兼ねた「倉敷美観地区」にあるお店の「食べ歩き」レポです。🙂👍


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倉敷美観地区

倉敷美観地区くらしきびかんちくは、岡山県倉敷市にある街並保全地区であり人気の観光エリアです。1969年に倉敷市条例により美観地区に定められ、1979年には重要伝統的建造物群保全地区に選定されました。白壁・なまこ壁※・瓦屋根の屋敷や蔵、柳並木、川舟クルーズが楽しめる掘割り(土を掘り水を通した水路)や人力車散歩など、趣きある日本の伝統的な江戸(近世~)時代の景観/街並みを残しつつ、倉敷川沿いに建つ昭和初期に建てられた洋館風の建物や旧倉紡工場を改修した施設など、レトロでモダンな建築物が共存し、美観地区の風景を趣深いものしています。そして、美観地区と言う「うつわ」だけではなく、この地区ならではの様々な魅力あるコンテンツが盛り沢山と言うのも「倉敷美観地区」が人気の所以です。🙂
文化施設・旧所名跡:
 ・昭和初期に造られた日本初の西洋美術館「大原美術館」を始め、倉敷考古館、日本郷土玩具館、倉敷民芸館、いがらしゆみこ美術館、桃太郎のからくり博物館などの博物館や美術館
 ・重要文化財の旧大原家住宅と有隣荘、井上家、楠戸家などの旧家邸宅、登録有形文化財である旧倉敷町役場の倉敷館
 ・明治時代に建てられた旧倉敷紡績(クラボウ)工場の建物を改修・再利用した観光施設「倉敷アイビースクエア

◆倉敷発祥ブランド:
 ・倉敷発祥の「マスキングテープ」や丈夫で使い勝手が良い「倉敷帆布」、国産ジーンズ発祥の地「児島」で生産された「児島デニム」などの倉敷ブランドが揃うお店

◆グルメ:
 ・江戸~大正時代に建てられた町屋を改装した居心地の良い落ち着いたカフェやレストラン
 ・岡山特産フルーツを盛ったパフェやケーキ、ジェラートが楽しめるお店
 ・地元銘菓「きびだんご」や「むらすゞめ」をテイクアウトできる老舗和菓子店

・・・「倉敷美観地区」には多くの見どころや、お買い物/グルメスポットが満載です。🤓

※なまこ壁

なまこ壁の例


倉敷と倉敷美観地区へのアクセス

【所 在 地】
 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-8

倉敷美観地区の所在地

【アクセス】
 ◆新幹線・鉄道

新幹線・鉄道マップ
新幹線の所要時間

 ◆車・高速道路

高速道路マップ
高速道路の所要時間

 ◆高速バス

高速バス所要時間
高速バスについて

上記出典:
旅に行こう!倉敷美観地区観光案内 くらしき観光>アクセス・観光マップ

JR倉敷駅から倉敷美観地区へのルート


倉敷美観地区散策MAP

倉敷美観地区」の散策には下記掲載のマップが便利です。「倉敷てくてくマップ」は以下のURLより参照/ダウンロードできます。👇🙂👌

電子パンフレットのダウンロード – 倉敷観光WEB (kurashiki-tabi.jp)

倉敷てくてくマップ(一部を抽出)

では、美観地区の散策へ出掛けましょう。🙂


美観地区の散策(本町通り:如竹堂前~阿智神社~観龍寺)

本町通りの散策ルート

東町本町境の本町通りからスタートです。🙂👉本通商店街へ

本町東町の境界地点の本町通り
如竹堂マスキングテープを買うならココ!🙂」
「本町通りを西へ」
倉敷帆布/倉敷帆布を買うならココ🙂」
「この石段を上ると阿智神社です🙂鶴形山に鎮座している神社ですね🙄」
阿智神社 随身門ずいしんもんが見えます🫡」
阿智神社 拝殿/早速お参り😌」
絵馬殿
絵馬殿内に掛けられていた絵馬🫡(反射して見にくいなぁ😓)」
十二支恵方盤:絵馬殿内の天井に設置されています🙄」
能舞台(神楽殿)雛壇ひなだん早く仕舞わないと婚期遅れるよ~😓」
本殿ひのきを用いた檜皮葺ひわだぶはとても格式高い社殿です😮」
菅原神社/御祭神は学問の神様菅原道真です😌」
鶴形山山頂境内からの倉敷街並みの眺め🫡」
本町通りに戻ります」
本町通りをさらに西へ」
うな北/うなぎ専門店です。😊大正11年創業、百年の"たれ"だって・・・😮」
うな北/鰻おにぎり700円です。うーん、時間かかりそうだったのでパス😣」
倉敷屋鬼太郎妖怪館倉敷デニムのお店。妖怪館(入場料500円)にでかいぬりかべがいます😮」
本町通りを更に進みます・・・」
有隣庵/たまごかけご飯950円としあわせプリン400円が人気のお店🤤」
「えっ、まだ11時過ぎなのに、もー行列ができてる~😔じゃまた後で来ま~す😓」


「こうなったら、あそこへ行くぞ~」
「そうだ、観龍寺かんりゅうじへ行こう~🫡」
「こちらも鶴形山つるがたやま👈🙄👉阿智神社鶴形山
別格本山観龍寺山門/平安時代の985年開業。実に1000年以上の歴史を持つ古寺です😮」
妙見堂みょうけんどう/中に大きな太鼓があるらしい🤔」
鐘楼しょうろう/ここから大原美術館の眺めがグー🫡」
大師堂だいしどう(右)は弘法大師(空海)を祀るお堂、本堂(左)」
本堂/江戸時代に2度消失。この本堂は1749年に再建されたものです😮」
稲荷堂淡嶋堂
宝篋印塔
供養塔群(右)、薬師堂(中央)、観音堂(左)」
大日如来坐像(右)、閻魔大王像(中央)、地蔵石仏(左)」
鶴形山の鐘楼(中央)/昔、倉敷の村・町に時間を知らせるため鐘を鳴らしていたそうな・・・🤔」
「石段下りまーす」
鶴形山トンネル/昭和天皇ご行啓記念で掘ったとか・・・😮」

・・・さて、お次はお昼ご飯🤤


昼食

当初考えていたのは、有隣庵で「たまごかけご飯」でしたが・・・

有隣庵へ戻ってみると・・・😥あ~さらに行列がのびてるぅ~😫もーたまごかけご飯断念😔」

 止むを得ず、代わりのお昼ご飯を物色中・・・🤔

小豆島ラーメン/なんかお店が閉まってるみたい・・・🤔」
倉敷らーめん 升家/おぉ、こっちは並んでるお客さんも少しだし・・・お昼はここに決定!🤤」
「【お薦め】倉敷煮干しラーメン1000円を注文🤤」
「焼煮干しの魚介系かえし醬油ダレ+豚骨スープ。煮干しの香りが食欲をそそります🤤」
「麺はちぢれ細麺、ネオソバージュのハリに喉ごし抜群の食感🤤」
「厚切柔らか自家製叉焼チャーシュー、角柱極太メンマ、絶半熟玉子、食感の変化が楽しい茎ワカメ・・・全てうまい!😆」
「底溜まりに煮干しの粉砕末・・・これでダシ茶漬けしたら美味そう😋」

ごちそうさま~😌


美観地区の散策(倉敷川西側:橘香堂~倉敷館~倉敷デニムストリート~高砂橋)

倉敷川西側の散策ルート

倉敷川沿い(西側)の散策です🙂👉高砂橋へ

倉敷中央通り/一旦、升家から倉敷中央通りまで出て左折、次の曲がり角を左折します🤔」
果物小町ソフトクリームパーラー/清水白桃まるごとソフト500円。1本のソフトに1個分の果汁入り。ここでしか食べられません!🤤・・・ガーン定休日(月・火)でした😖」
橘香堂(左)」
橘香堂/老舗の和菓子屋です。いちご大福、みたらし団子、ぜんざい、あんケーキ・・・選んだのは?🤔」
「もちろん元祖むらすゞめ150円/ふわっとしたクレープ生地が北海道粒あんを包み込んだ和洋折衷の倉敷らしいお菓子。一げんさん必食です!🤤」
くらしき桃子/美観地区だけでも4件あります。😮」
くらしき桃子/パフェが主力商品のスイーツのお店・・・他のお店も見てみましょう🤔」
(こちらは倉敷川沿いの桃子別店です。各店でメニューが違うみたい。・・・ううう結局選べなかった😖)
「おっとここにも倉敷屋/倉敷デニム・ジーンズを置いています🙂」
倉敷物語館/入場無料です。市民の憩いの場みたいな施設です。😊」
倉敷物語館/お手洗い(左)、多目的ホール(中央)、展示室(右)」
倉敷物語館/展示室内部の展示物🤓」
豆柴茶屋白壁庵倭物や かや三店が同居しています😮」
白壁庵/カレーパン300円、チーズ入りカレーパン400円、倉敷メンチ250円、金賞コロッケ200円・・・・・・悩むぅ~🤔」
チーズ入りカレーパンをチョイス!こ、これはカレーパンの概念を変えたカレーパンだ!😮チーズがとろ~り🤤」
亀遊亭/倉敷龍オムハヤシ1750円・・・卵がトロトロらしい・・・くそっ食べて~😆」
廣栄堂本店/元祖きびだんごを買うならココ!でも食べるのは次の廣栄堂にしよ!😋」
倉敷川が見えてきました」
倉敷川に白鳥が!実は昨年(23年)、白鳥二羽がここで誕生していました😮・・・でもその後の不幸に涙😢」
caff EL GRECOエルグレコ/珈琲720円、レアチーズケーキ660円。ツタがイイ感じに絡んでますね🙂」
大原美術館/本日休館日です😭」
大原美術館分館入口/‥・施設工事のため引き続き休館します・・・とのこと🥲」
倉敷川に架かる今橋
有隣荘/大原家が一家で住むために建てた旧別邸。屋根瓦の色から緑御殿とも呼ばれています🙂」
「さらに進むと・・・」
中橋が見えてきました」
中橋/美観地区の中間に位置する架け橋です。橋桁はしげたは花崗岩の一枚岩で、桁の長さは全国の石桁橋の中でも最長なんだそうです😮」
倉敷館(旧町役場)/1階は観光案内所です。川舟のチケット500円(クルーズは20分位)はここで買えます🙂」
「観光案内所・・・こんな感じ」
「さらに倉敷川沿いを南下します」
倉敷民藝館/入館料1000円です。」
みんげい広場/休憩できます🙂」
日本郷土玩具館/入館料500円です。」
大手まんぢゅうカフェ/ガ~ン!本日休業日!😭」
「蒸したて大手まんぢゅうドリンク付850円、同ミルクまんぢゅう930円、ソフト450円、ぜんざい800円・・・蒸したてが食べたかったなぁ・・・🤤」
倉敷デニムストリートに到着!」
「細い路地にデニムのお店が軒を連ねています」
「デニムまん400円、デニムソフト500円、デニム桃スカッシュM400円・L500円」
「ここは定番のデニムまんを注文。青色はクチナシ系色素だって・・・あんはとても美味しかったけど生地の青色は余り味に影響してないみたいねぇ・・・😋」
「美観地区仕様のタリーズコーヒー/デニムストリートを出て直ぐお隣りです。ほら見て!壁が"なまこ壁"😮」
「そのほぼ正面が高砂橋です」


美観地区の散策(倉敷川東側:廣榮堂本店~倉敷アイビースクエア~大原本邸)

倉敷川東側+倉敷アイビースクエア界隈の散策ルート

倉敷川の東側へ渡り、川沿いを北上して路地から「倉敷アイビースクエア」を目指します。🙂👉IVY_Square

「高砂橋を渡った所がもう一つの廣榮堂本店/焼きたてロング調布400円に決まり!😋」
ロング調布下さ~い→前のお客さんは今だけの桜きびだんごVS私はプレーンきびだんご→クレープに巻いてもらって完成→ガブっ・・・やわらかでもサクサクのクレープ生地にちょっとコシがあるきびだんごの新感覚コラボレーション・・・あ、これはこれでいける!🤤」
BISCUIT/1階にあるビスケット専門店🤤」
BISCUIT/メニュー」
BISCUIT/お手軽ビスケット400円/どれもサクサクです!🤤」
おざきや/本きび桃太郎だんご150円」
「きなこをたっぷりまぶして・・・パクっ・・・おぉ、これぞ元祖きびだんご!きびきびした歯応えが印象的です。🤤」
「川沿いの道から離れ、アイビースクエアへ抜ける小路へ🤔」
みっふぃー蔵のきっちん/ベーカリーです🤤」
「みっふぃーあんぱん313円、パルミエ313円」
スヌーピーショコラ倉敷/スヌーピー関連グッズ店です🙂」
「ここでしか買えないデニム・スヌーピー😮(もちろんお菓子もあります)」
手焼きせんべい杏/やきたてほかほか190円~、焼きたてせんべいを熱~いお茶と一緒に食べた~い🤤」
アイビースクエア/クラボウ旧倉敷本社工場を改修した複合施設です」
「どんどん進んで行くと」
「おっと、外国人観光客の団らん風景🙂」
倉紡記念館/4月8日(月)まで入館無料です🙂」
倉紡記念館内展示
「ツタ(アイビー)のからまるレンガ造りの建屋」
中庭広場へ繋がる建物内に入りました」
中庭広場
「池の丸い鉢に植えてある睡蓮すいれんモネの仏アトリエから株分けされたもの😮」
「旧紡績工場の事務所/挙式会場や多目的スペース」
天領倉敷代官所跡の石碑
代官所井戸/ここは江戸時代の代官所跡地だったとか🤔」
・・・アイビースクエア散策はここまで
鎌倉/わらびもち350円、わらびもちドリンク620円~・・・あれっどこかで見たような・・・あっ!彦根の四番町スクエアにあった店だ!😁」
倉敷プリン/なめらかプリン400円、きびプリン450円」
倉敷プリン/なめらかプリンを試食しました😋ホント口当たりがなめらかな所に感動!😭」
桃太郎のからくり博物館/入館料500円・・・お化け屋敷みたいでした😱」
「アイビースクエアの入口付近に移動」
うふ・いちご。/いちごメインのスイーツのお店🤤」
うふ・いちご。/苺ミルクプリン420円、苺ジュレプリン440円、とろけるプリン330円・・・全部入荷待ちだって!😮」
多賀屋/ゆらの助だんご90円が人気です。」
多賀屋/ガ~ン、本日定休日😭」
くらしき美味処/創作和菓子店です。」
くらしき美味処/かわりだねのむらすゞめがあります250円(ひんやりすずめもあります)」
金賞コロッケ/金賞コロッケ200円」
金賞コロッケ/餡のクリーミィで甘い感じに黒コショーのピリッと感がたまりません!🤤並んでも食べる価値あり!😋」
「倉敷川方面へ移動します」
「うわっ細い小径こみち
豆吉本舗/お豆専門店です」
「人気のマスカット豆510円はここだけ!😋さくさくのマスカットみたいな味です😁」
倉敷川沿いを北西へ」
「重文旧大原家住宅へ到着!」
旧大原邸/入館料500円です。残念ながら本日休館日😓」

ここでタイムアップです。スタートからざっと3時間。行けなかったお店がまだまだたくさんある「倉敷美観地区」。おいしい、たのしいお店がテンコ盛りって感じでした。🤗

・・・倉敷美観地区 食べあるはここまで。


感想

日本の近世(江戸時代)のような街並みを残しつつ、近代(明治時代~)に建てられたレトロモダンな洋館も共存する美観地区。もちろん、これまで訪れたいくつかの温泉街(湯村、城崎、下呂など)もここに近い雰囲気のものはありました(しかも、たいてい川沿いと言うのも共通)。でも ここのスゴイところは、 「伝統的建造物群保全」については一切の妥協を許さない徹底振りってところ。😮老舗のお店ならいざ知らず、若者向けのカフェやスイーツのお店ですら町屋を改装したものか、白壁・なまこ壁・瓦屋根の店構え‥ってすごくないですか?(なにしろタリーズコーヒーのお店の壁が「なまこ壁」って 日本全国探してもここだけでしょ?)なので、本町通り倉敷川畔をうろうろしてると、本当にタイムスリップしてしまったかのような錯覚に陥ります。🤔そう言う意味では、京都太秦映画村的なのかも?(でも美観地区の町並みの方が商人とか庄屋の屋敷ぽいから映画村のセットより垢抜けた感じ😓)そんな美観地区でのグルメもこれまたおつ(伝統的な味を活かしつつも現代風にアレンジしているみたいな)で気が利いていてちょっとイイなと思わせながら、しっかり美味しいものばかり。😋今回はそれなりに気合を入れて臨んだ食べ歩きでしたが、有隣庵の玉子掛けご飯、フルーツパーラー小町の白桃ソフト、くらしき桃子のパフェ、多賀屋のゆらの助だんごなど、定休日だったり時間切れだったりと断念グルメが沢山あり、「また来よう!」と心に誓う帰路となりました。😓倉敷駅から徒歩10分です。もしお近くに来られる機会があれば、是非美観地区に立ち寄ってみて下さい。きっとおいしい思い出になると思います。🙂👌

最後まで本記事にお付きあいいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

今回の散策ルート


おまけ

・・・川畔に建つ人気店の光と影🤔


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