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Le Mois de Oct 2019


トップ画像は、今月感動した一品。

ミシュラン大阪2020が発表になってたのを二日後に知った。Yahooニュースは毎日見てるのにな。いつも10月でしたっけ?
弧柳が三ツ星から陥落くらいが大きなニュースか。
個人的には、ラ・カンロ、米増が一つ星据え置きというのがショックだし、不満だ。
まあ毎年調査員が来るわけじゃないそうだから仕方ない。。。

恒例の降格リスト!
手動で調べたので誤差あればすいません。。ご指摘ください。

◆三ツ星***

弧柳 (行ったことないけど、なんとなく三ツ星の格じゃないかなとは思ってた)

◆二つ星**

味吉兆 堀江店

◆一つ星*

味彩香 やま脇

居酒屋ながほり(驚き!大阪発刊以来星キープしてたのに)

一汁二菜うえの豊中店

割烹まつもと永楽店、堂島店(閉店?)

京町堀莉玖(何度か試みたけどまだ行けてない。カジュアルっぽかったしなあ)

さか本(閉店?)

鮨 しお津

万ん卯 別館(閉店?)

与太呂 本店北浜

wasabi(ここもながほり同様)

続いてビブグルマン。

穴子家Noresore(去年ビブになったばかりなのに)

アマ・ルール(値段がビブに合わなくなったのかな?)

魚イタリアンyo

大阪 松下

沖縄料理ソーキ家

キタのみかん

ぎょぎょぎょ

旬菜 ぼちぼち(ここは消えて当然

蕎麦 まき埜(まあ妥当かな)

大黒(いや確かに味はそうかもしれんけど、あの空気感に敬意を払ってほしい)

とりや圓

花くじら本店

むらおか

ラ・ルッチョラ

リストランティーノ ピノリ

六徳 恒河沙


部門ごとに見ていこう。

和食(日本料理)
本湖月がそろそろ戴冠かと思われましたが、成りませんでした。
やはり、大将の性格が影響してるんでしょうか汗
だって、太庵が三ツ星ですからねー、桝田と同じ二つ星、絶対大将納得いってないはず。
柏屋の三つは妥当でしょう。
照屋、にしの(来月行くので楽しみ)が一つ星きましたね。
両者ともに、三ツ星出身ですから驚きはない。
昇六に星が付いたのには正直驚いた。こちらも玄斎出身がモノを言ったか。
人の良い親子なので応援してあげたい気持ちもあったのですが。
でも、周りの一つ星を見てもそう大差ないお店も混じってるのでそういう意味では大きな驚きではないかもです。
ここらへんは、京都より大阪のほうが甘い点数になってると思います。

寿司
二つ星に変動なし。原正、寿し芳。
村上二郎、おおはたに一つ星がついた。
原正さんのお弟子さん、かわくちに星が付かないのは何故だろう(行ったことないけど)

ミシュランはビブの寿司を見る目が無いよなあ。
千陽とかかい原とか、ちょっとないですよ。。。寿司に慣れ親しんでない若い子や外人向け?
にしてもなあ、、、と思う。
箱寿司系で吉野寿司を入れるなら鮨萬は?の疑問も残る。


蕎麦部門は安定。
一つ星に変動なし。文目堂、たかま、MASAのスリートップ。(しょうじき、MASAは星ではないとおもう)
ビブに、はやうちが加わったくらい。
ここは、昔行ったことあるけど、器とかチープだったのでもう行かない。
やっぱ味だけじゃなく、総合芸術の要素が強いとおもう、蕎麦屋は。


フランス料理
パッと見全く変わってないじゃん。
まあねー、、ここんとこ新店も出てきてないし。
ラ・シームがフランス料理カテゴリーってのがちょっと違和感憶えつつあるな。
イノベーティブのほうがしっくりくる。
(久しぶりに行かなきゃ)
まあ、オレの料理はフランス料理だって言えばフランス料理なんでしょう。


スペイン料理
一つ星は変化なし。
ビブで事件、アマルールが消えてる!!
分からんわー。
何でなん?
単価かなあ。(今年からビブの基準が5千円から6千円に上ったのに)
この前ランチに行こうとして満席だった、デュカにビブ。
先月絶賛したアサドールロカはアマルール同様、微妙な立ち位置なのかもしれませんね。
エチョラもしかり。
だから、この辺りの価格帯のビブ店は下手に値上げすると格下げの可能性があることを頭に入れて置かないといけないかも。


イタリア料理

イル・チェントリーノが一つ星獲得。
イタリアンには厳しいミシュラン。
じょじょに軟化の方向?


イノベーティブ
ハジメ、フジヤ、カハラの三巨頭に、Hatsu?
知らないお店がランクイン。

うどん、
今井が入らないのは納得行かないなあ。
味も文句ないし、これぞ大阪な店なのに。


洋食
野呂とふじやの二軒のみ。
長年続けているお店が多いし、しかもメニューが変わらず料理の質が落ちたとも考えにくい
ジャンルにもかかわらず、この二軒のみというのは、ミシュランのブレを

たこ焼
数年前のたこ焼きを載せ始めたころは10軒くらいあったのに、もはや1軒と風前の灯火。
ここらへんは、ミシュランもブレてるなと思いますね。


そして、大阪市に偏り過ぎたセレクションというのも、府内を網羅し切れていない証でしょう。
最初の頃はそうでもなかった気がしましたが、経費削減されてるんでしょうねー。
そんなに売れてなさそうだし。
普通買いませんよね、ネット時代に。
ミシュラン自体検索可能だし。
ぐるなびに登録してるお店は検索の上位に来ますね。セレクションにも優先されててもおかしくないように見える。

ちなみに手元に2012年版があったので、当時から現在でも星をキープしている比率を見てみた。
答えは、44/108店である。
なんと50%を切ってるんですね。
閉店も含みますが、いかに星をキープするのが難しいのが分かると思う。
味をキープしていても、ミシュランの方針が変われば落とされるということだと思う。



前置き長くなりましたが、

では、今月の行ったお店。

心斎橋老舗洋食屋さんのバラの木、今年もミシュラン一つ星安定の文目堂、和歌山で失敗ラーメン、神戸で5軒ハシゴ、チーロ、大西亭、Time Travel Bar,椀ダフル原正、失敗のお好み焼き屋、二つ星ならず何でなん?の米増、最近の発見、絶好調グシテ、今更かよって言われそうですがなマツケン食堂、68回目の食堂おがわ、ミーツやブルータスに載ってた九条の大衆中華、インターコンチでメーカーズディナーなどなど。


音楽も読書も映画もね。

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88rising


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