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台湾人のくちゃくちゃ

台湾に住んで2年目になるが、未だになれないのが食事中のくちゃくちゃ音。そのくちゃくちゃ音も人それぞれで、時たま、嫌がらせを受けているのではと勘繰る程の爆音くちゃくちゃを鳴らす台湾人に巡り合うことがある。
因みにこのくちゃくちゃについて書こうと思ったのも、いま現在シェアハウスのダイニングからくちゃくちゃ音が漏れ出ているから。

見知らぬ人ならまだしも、身近に「クチャラー」が居ると結構きつい。私の場合、クラスメイトに1人居るので授業中、講義の内容よりもくちゃくちゃに意識が持っていかれ、「どうして普通に噛めばいいものを、そんなにガムを噛むようにくちゃくちゃ噛むのか、そんなに音を鳴らして何かいい事があるのか、むしろこの国ではクチャラーの方がモテるのか」とあれこれ考えているうちに授業が終わる事が多々。(台湾の大学は講義中食事OK)

クチャラーがマジョリティー(?)となっているこの国で生きて行くためには、くちゃくちゃへの許容だ。郷に入っては郷に従え。自分から「クチャラー」にはならないが、まずは音に慣れたい。

文化の違いと頭の中では分かっていても、不快になってしまうのは不思議なものだ。よく日本人留学生同士の会話でも、この「くちゃくちゃ」は話題にあがるし、皆気になっているよう。
こんなに小さな文化の差でも、感情が動くのに、外国人と国際結婚して一緒に暮らしている夫婦はどうやって一緒に生活しているのだろう。きっと愛が全てを解決しているに違いない。愛は偉大。

逆に日本人が無意識にとっている、外国人を不快にさせる行為があるのかはかなり気になる。飴玉を全部の歯に当たるように舐め転がしている事か、アイスクリームを全部溶かして飲み物として頂いている事か、鼻の穴をかっぴらいて最後の1粒のタピオカをストローで勢いでよく吸いこもうとする事か、その辺に心当たりがある。
今度機会があれば台湾人に聞いてみたい。


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