オープンダイアローグ的対話会「聞きカフェ」へのお誘い
主宰プロフィール
作業療法士として仕事をしていた時から意識していたことがあります。患者さんの「話を聞く」ことです。聞いてもらうと人は自己有効感を感じ、その人らしさが立ち上がってくる。名もなき人として扱われると、人の心はすさみ、自暴自棄になり混乱の中に居続けることがあると思うのですが、その状態と逆のことが起こります。つまり自分らしさを取り戻してその人らしい顔になってきます。それが副次的に認知機能・精神機能の維持や改善に大きく影響することを実感しつつ、10年以上「聞く」ことを実践してきました。現在オンラインオフラインでの対話実践を始めて約2年になります。自分の対話会や他の対話会にオンラインオフラインに問わず参加し、他の対話会でも進行役を多く実施しております。対話に関連する読書会も参加しております。オープンダイアローグ的対話会を通して仲間づくりをすることを書いたzineも作成しました。
「聞きカフェ」とは
「聞きカフェ」はコミュニケーション、特に「話を聞く」ことについての学びや成長を促進するために、経験や知識、質問や疑問を交換する場です。会では「聞く」を実践すること、楽しむことを重視しています。自分の思考や感情を自由に表現し、他の人との対話を通じて自分自身や他者を理解し、相互作用を深めることができる方法で行います。
参加いただいた方が自分で場を開いたりしていただけたらとても嬉しいですし、お手伝いできることがあれば気楽に連絡いただきたいと思います。進行役を挑戦したい時もお受けできるかもしれません。ご相談を。
参加することで、どんなメリットがあるでしょうか?
一つは、自身のコミュニケーションについての考え方を他の参加者と比較して視野を広げられることです。自分だけでは気づかなかったことや新しい発見があるかもしれません。もう一つは、他者との対話を通じて、自分自身や他者の思考や感情を理解し、共感することができるようになることです。このことによって、人間関係の改善やコミュニケーション能力の向上につながると考えています。ただ、これは副次的なものなのでそのことを意識して話す必要はありません。ただ楽しんでもらえたらと思っています。
どのような方法で行われるのでしょうか?
この会は、私を含めて3名以上の参加者がオンラインで集まり、私が進行役(ファシリテーター)として進行します。
まず、参加者はコミュニケーションについての一言(嬉しかったことや最近の新たな発見、知りたいこと、悩みに限らない)を一人ずつ話します。
それらの中からみんなで話す話題を決めて、その内容を挙げた人が話し手になります。
話し手は自分の考えや感情を正直に話し、他の参加者はそれに対して質問したり感想を述べたりします。このようにして、参加者同士で対話を深めていきます。もちろん、安全性は大切です。ルールに則ってファシリテーターが適宜対応します。
会後には「学んだこと」「気づいたこと」「感じたこと」「改善したいこと」を振り返り話す時間を設定しています。しかしあくまで成果を出すことが目的ではない会ですので過大な期待はされないようお願いします。
初心者・話下手でも大丈夫な理由
場面ごとにやること・守るべきマナーが変わりますが都度説明しますし、画面に明示しつつ進行します。
以下のルールに基づき、参加している方ができるだけ安心して居ること、話すことができるよう安全性を脅かさないよう注意を払いつつお声かけします。参加される皆さんで同様の注意を払いながら互いに声をかけ合っていければと思います。声をかけられたからといって法律違反したわけではありません。できるだけ萎縮せず楽しんで参加して下さい。
お願い(参加される方にお願いしていること)
私は聴覚での記憶が人と比較してとても苦手で余力がなく、混乱したり疲労したりしやすいため上記の方法をお願いしています。その分参加する皆さんにも安心して参加いただければ嬉しく思います。
discord
参加される方の安心安全のため、上記の「お願い」について努力することを約束できる方のみに参加可能です。現在、募集は月初から7日まで限定で行っております。もしリンクが使えない場合はコメントからご連絡お願いします。
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