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関西国際芸術祭 Study最終日:感想といつから勉強はやらされるものになったのか?について。

おはようございまーす!!

そもそも関西国際芸術祭ってなに?って人はこれをちらっと読んでみてください!

なんか新しい形態のアートフェスティバルを万博に向けて仕掛けているんだなって思ってもらえたら十分だと思います!


はい。
それでは


↓ここだけコピペ
知らない人も読むと思うので、まずは自己紹介させて下さい

綛野たいやきと言います。

26歳、3年後、全国に秘密基地をつくってる人です

夢は移動商人しながら、多拠点生活することです。
大阪西成お化け屋敷に在住。糸島、御代田、ニセコに興味あり、全国の起業家を糸島にアテンドする糸島移住ツアーをこれまで4度開催。職業は起業家(個人事業主)です。これまで古着屋の店舗の立ち上げ、個人で移動式古着屋など4つくらいの創業を経験し、現在は主に、インキュベーション、エンタメ教育分野のコミュニティ事業を共同経営しています。モバイルハウスのシェアプラットフォーム事業化に向けて、企画を楽しく学べる環境としてオンラインコミュニティを去年の5月に立ち上げて、そこの運営に情熱を注いでいます。(これがなかなかに可能性があって、楽しいです!笑)

趣味は雑談と直接足を運んで文化に触れること。芸術的・文学的な楽しく学べるインプットは大好きです
あとは、ちょっぴり変わった趣味があって、文化祭を本気でつくっています
大人が自己表現でき、地域活性にもつながることを目的とした廃校を活用した文化祭です。
まぁいろいろやってる割に共通軸はあるのですが、活動の98%が起業家では伝わらないので、ネオ大工という屋号で活動しています。よろしくお願いします。


昨日関西国際芸術祭のトークショーに行ってきた!!!!!
京都産業大学の教授がめっちゃ面白かった!僕が起業・経営の世界に入って4年くらい。

今聞くから経済の話が歴史やアートと相まって、言ってることが理解できた。
経験してないと、知って「ふーん、そんなことあったんだー」くらいでそれ以上の思考を深める動機は生まれなかったんだろうな。

まさかの2022年の2月13日にも同じStudy に行ってきてたのを
アルバムの思い出機能で知りましたw

あれから、まだ1年しか経ってないの、、、、、

最低でも2年は経ってる気がする。毎月はめっちゃ早いと感じるから不思議な感覚。

早朝をもっとハックできる、太陽見てありがてぇってなる暮らしを手に入れたい。いや手に入れます。

コアメンに太陽がいます。って言いたい

こうありたいも大事だけど、どうなりたい?って問いもちゃんとあると、ゴールが生まれて楽しくなるね

どうやってそのギャップを埋めていこうか?いつまでに?どのくらいで?この思考がしたくなるほどまでにワクワクする衝動的な欲望にちゃんと気づくことが重要だなぁって思っています。

マトリョーシカの一番小さいやつ、インナーチャイルド(小さな自分)、魂(ちょっと未来の自分に聞いてみる)、自分自身が興味があるものに触れに行く


Studyって勉強する。Student、学生って言葉に訳されたりする。

でも、本来の意味って、「情熱的な人」って意味らしいんですよね(3年前に聞いて感動した)


Learn は学習する。 (スキルとか資格とか言語とか。)目的があります。

だけど、Studyは勉強する。だけど、情熱とか熱狂的なって意味合いが含まれているから、目的がなくても興味があるから没頭して学んでしまっていた。みたいなニュアンスの意味らしいんすよね。


だから、僕は関西国際芸術祭 study ヒトはなぜアートが見たいのか。 このコンセプトにすごく知性や意図を感じる。(落合陽一さんが考えたのかな?)

いやぁ、学ぶのに必ず理由や目的が必要なわけじゃないんよね。
学びたいから学ぶ。面白そうだったから学ぶ。それでいいじゃん!

もっと生きた教育が必要よね。戦後から改竄されて、しかも何十年もアップデートされてない陳腐化してしまった情報になんの楽しさを見出し、学び甲斐を感じればいいのか僕にはわかりません^^;

すぐになんでも情報にアクセスできるようになった時代だからこそ、直接どこかに出向いて学ぶ意味を現代を生きてる僕らは機会を失いつつある。


その先に、体験という形でのワクワクや感動はなく、ただ必要だったから調べる情報でしか構成されてない人間なんて、つまらないでしょうし、身体性も欠如してしまってロボット人間化するだけです。


こういった点に着目して落合さんは問題提起、課題を発見しようとしている渦中を僕らは享受しているのかもしれません。


今回のトークショーは物流についてでした。物流のプロフェッショナル、京産大学の玉木教授、キュレーター、作家さん2人の4人のトークショーでした。


物流という切り口でアートをやるっていうのは、日本でもやってる人がほとんどいないそうです。


物流って、ものの流通のことですね 

商品が作られても、それがお客さん(買い手)の手元に届かなければ、売れなければ意味がないわけです


言葉の原理と同じで、メッセージとして発信された言葉は、媒体を通じて誰かが受け取るようにできてるんですよね。

エネルギー保存の法則。エネルギーがなくなったように見えても、それはどこかに移動しただけで、エネルギーの総量は変わっていないという考え方。


そういう意味で、ちょっとアニミズム的な話だけど、この世に生み出されたものは、誰かに受け取ってもらうまでが仕事だと思う。自然物はきっとそうできている。無駄なものを生み出さない。人工物はどうなんだろうね。意味がないものを過剰に産んでしまっているのかな


でも不思議と、スポットライトが当たっていなかった古民家とかを使って新しい価値を見出したり、アーティスト、クリエイターみたいな人たちのおかげでそういうものに気づく人が出てくるのは不思議ですよね  そういう法則性があるのかな


とにかく、物流がなければ、アマゾンで商品を買ったって家には届かないわけです。

そういう意味で、日本では、アマゾンより、クロネコヤマトの方が勝っているんですよね

物流は頼りっぱなしですからね。



貨幣経済が始まるだいぶ前から物流というか商業はあった。

物々交換だって物流を必要とする。

金属器の歴史は、どこも、青銅器から始まっている。

青銅は銅とすずでできているらしく、ただ、産地が全く異なるためなぜ、青銅が生まれたのか?教授も謎だって言ってました。


物流、ルネッサンス期の話から。強国アッバース朝、フィレンツェで始まった、ムハンマドを悪く言うことから始まった。

そこから、オランダのアムステルダムが物流、海運を制し、ヨーロッパ随一の経済大国になったこと。そこから、なぜイギリスって国が最強になっていったのか。

そこには、決済システムをイギリスにおき、コミッションキャピタリズム(手数料)で、海運、物流をおさえ、世界経済をリードした結果。芸術パトロン国家として、アーティストを誘致してオークションやコンサート、アート産業の中でトップの力を持った。


スウェーデン東インド会社(紅茶)、砂糖、ジャイアン的なスタンス、王室属領、タックスヘイブン、アングロサクソン、ディアスポラ、アシュケナージなどだんだん、世界の裏側に迫る勢いで、途中から前のめりに聞いてしまいした笑
生の話聞きに行くのとかめっちゃ久しぶりだったからめっちゃ良かったです笑


このトークショーを得て、やっぱ、自分はこの地球のルーツを知りたい、解剖したいという始まりが気になるという心と、面白く移動したいという自分個人としての本質的な欲望を言語化することができた。


これまでのアートは、最終完成品を見せることをしてきたけど、

これからのアートは過程を見せる。流通を見せる。

無形財がアートで重要になってきている。

歌舞伎とか無形文化財よね。

自分も過程が楽しくないとやりたくない人だから、めっちゃ共感しましたし、面白い時代が来るんだなぁってワクワクしました。その上で結果を求めていくのが楽しみですよね。

大変や、嫌なことも批判したくなることも、その過程に注目できる愛や思いやりの心があれば、もっとこの世は面白いに集中していけるんだろうな


なげぇ!!
すみません!今日はそんなかんじで


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