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SNSやYouTubeに人生の6分の1を使って考えたこと


昨日1日、スマホを使った時間を振り返ってみたら、なんと4~5時間にものぼることが判明した。

その内訳は、主にSNS巡回とか、YouTubeを目的もなく見ているだけ。

1日24時間として、4~5時間使ってるということは、貴重な人生の、昨日という一日の6分の1を費やしたということになるわけである。

これって、結構おそろしいことだなと思う。

だって、知らず知らずのうちに、毎日人生の貴重な時間の4~5時間も無目的なSNS巡回やYouTubeに費やしてるわけだから・・・。

しかも、厄介なことに、その時間何をしてたか全く覚えていない(笑)

これは、SNSやYouTubeなど、主なインターネットのプラットフォームには搭載されてる機能なのだが、それらを利用している時、人間の脳はドーパミンがドバドバ出るようになってる。

つまり

・SNSやYouTubeを見てる時間は、なんとなく満たされた気持ちになるが、その時間は全く何をしたか覚えていない

というようになっている。

SNSやYouTubeは広告収入がメインなので、当然なんらかの方法で

・なるべく長い時間利用してもらうこと

を考え、緻密に組み込まれている。

それで今のところ採用されてるのが

・動物脳(要は動物的な本能をつかさどる場所)に働きかけて、脳をバカにして滞在時間を長くしてもらう

方法である。

スマホを見てると、どんどんバカになると言われてるけど、これは本当にその通りだと思う。

しかも、スマホを使ってる時間は、姿勢も悪くなるし、眼球も動かないし、体も全く動かない。

これが続くと、人間は

・頑固になるし

・価値観が固定されるし

・やたらとイライラしたり、不安になったり

するものである。

今の時代、スマホやネットを使わないで生きるのは不可能である。

これほど便利なツールは世の中にほかにはない。
だって、世界中の人の頭脳をかりれる訳なので。

けど、スマホやネットを無目的に使いすぎると、人生全体の幸福度はダダ下がりになる。

「俺か、俺以外か」

の言葉で有名なRolandさんは、スマホを夜の3時から昼の3時まで使えない設定にしてるらしい。

各SNSに使う時間もきっちりスマホ機能で決めてるとか。

例えば

・Twitterは1分

・Facebookは15分

・LINEは1時間

(うろ覚えなので、違ってたらごめんなさい)

みたいな。

この時間を過ぎると、その日はもうログイン出来なくなる設定にしてるみたい。

彼曰く

「SNSは命削ってまで見るもんじゃないよ」

とのこと。

なるほどなぁ、と思った。

確かに、どんなに長い時間見ても、何をしてたか思い出せないくらいだもの。

命の貴重な時間を使ってまで、利用する必要はないな、と。

僕が好きなダイビングの漫画に

「あまんちゅ!」

というのがある。

その第一話で、転校前の学校の友人からのメールが来ていないか、ついケータイを見てしまう主人公大木双葉に対して、同じくもう一人の主人公小日向光のおばあちゃんが

「その小さな端末が世界の全てじゃないよ」

と語りかけるシーンがある。

そのアドバイス通り、双葉はケータイを見るのをやめて、海を眺め、その瞬間の岩に打ち付ける波を見て感動する。

このシーンが忘れられない。

ついつい、人間は目の前に見えるもの(この場合はスマホ)が世界の全てだと思い込んでしまう。

なるほど、それは一理あるかもしれない。

けど、少しでもいいから、SNSやYouTubeに使う時間を、自分の人生を使う時間に向けよう、と決意したのであった。

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