在住歴20年が話したい本当のタイと見てきたこととうまい話と

タイ在住ライター・高田胤臣が在住者目線で出来事、スポットを紹介。2011年2月:彩図社…

在住歴20年が話したい本当のタイと見てきたこととうまい話と

タイ在住ライター・高田胤臣が在住者目線で出来事、スポットを紹介。2011年2月:彩図社「バンコク 裏の歩き方』(共著)、以後裏の歩き方シリーズを多数。2019年9月:晶文社「亜細亜熱帯怪談」。2023年11月:光文社新書「だからタイはおもしろい」、晶文社「タイ飯、沼。」

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書籍紹介『タイのいつものこと』amazon kindle

アマゾンの電子書籍キンドルで『タイのいつものこと-タイではあたりまえのことを解説してみた-』を出版しました。下記ですでに出ていますので、ぜひ読んでいただけると幸いです。アンリミテッド(読み放題)で読んでいただくのがいいかなと。 まず、もくじは下記のようになっています。 タイではあたりまえの光景ではあるものの、外国人にはわかりにくいタイ独特の文化や考え方、商習慣ややり方というところの代表を集めています。 すべて実際に取材したものですが、すでに雑誌やニュースサイトなどで執筆し

    • 書籍紹介『タイ飯、沼。』晶文社

      タイ料理の書籍を2023年11月28日に出版しています。ガイドブックではありません。レシピ本でもないです。ひたすら、タイ料理の思い出やウンチクなどを語っています。 もくじは下記のようになっています。 それから、動画でも簡単に紹介しています。合わせて参照ください。 書籍内では在住20年に加えて旅行者時代を含めてタイなどで食べてきたタイ料理の数々をピックアップしています。タイ料理は思っている以上に深いですから、これがすべてではありません。あくまでもボクが食べてきた中で、いろ

      • 書籍紹介『だからタイはおもしろい』光文社新書

        2023年11月15日に光文社新書から『だからタイはおもしろい-暮らしてわかったタイ人の「素の顔」-』という書籍を出版しました。もともとnoteの光文社公式アカウント内で2年くらい連載していたもので、それを再編・加筆修正しています。 タイが「微笑みの国」などと呼ばれ、滞在歴の長くない在住者やタイのことをあまりよく知らない人は本当にそれを満額で受け止めて、「タイ人はいい人!」などといいますが、本当にそうなのでしょうかという疑問から、タイ人の本当の部分を炙り出しています。本気でタ

        • バンコク旧市街巡りシリーズ・ワット・スタット

           動画をまたアップした。水曜土曜にアップしようということで動いているけれども、自宅のネット環境が非常に悪く、朝アップを開始しても夕方にギリという感じだ。今のところは13年は住んでいるので、マンション敷地内に埋め込まれている回線の大本が古いらしく、もう早くすることはできないのだと電話会社にいわれており。今後は前日以前にアップしないといけないなと。  今回はバンコクの旧市街を巡る5回シリーズの1弾めだ。黄金の丘とも呼ばれるワット・サケットに行ってきた。ワット・サケットは日本語だと

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        • 高田マガジン胤臣
          62本
        • タイ飯沼マガジン
          133本
        • タイ以外マガジン
          58本
        • 高田胤臣の時事マガジン
          63本
        • タイの平日マガジン
          124本
        • 高田胤臣的ヤバいマガジン
          47本

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          カンチャナブリ県最恐のスポットに行った動画 前編・後編をアップした

           YouTubeのチャンネル『タイ・東南アジア裏の歩き方ch』の動画を先週、今週の2回に分けて、前編・後編をアップしている。宣言すると守れるかどうかわからないので軽く言うと、今後は水曜日と土曜日の週2回アップを当面のルーティンにしていこうかと。  ちなみに、登録者数が同チャンネル名で再開して約1週間くらいで100人を突破した。登録してくれた方にも感謝だし、SNSで紹介してくれた人にも助けられたと思っている。  さて、今回はバンコクから西に130キロくらいにあるカンチャナブリ

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          タイのシマウマの置物について動画で紹介してみた

           タイへ帰国して1ヶ月ちょっとが経った。2020年9月下旬に日本に戻り、その際、妻には年末年始の前かあとかのどっちかに帰るわ、といいながら、2回も日本で年末年始を過ごすという。  人生の中でほぼタイの方が長い状態なので、日本を正直悪く見ていたのだが、過ごしてみれば思ってたほど悪くなく、居心地がよくなってしまい。やはり、日本は食事がうまい。そして、安い。それから、住んでいる人には特になにも感じないものも、外国人目線的に見ると本当に素晴らしいと。このブログを日本で呼んでいる人には

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          C56型蒸気機関車、汽笛鳴る

           9月23日、靖国神社にある博物館「遊就館」入り口に展示されている、静態保存の日本製蒸気機関車C56型の汽笛が鳴った。この汽笛が鳴ったのは実に40年ぶりだ。  この日、汽笛吹鳴が行われたのは、第2次世界大戦時に旧日本軍によってタイとビルマ(現ミャンマー)間に建設された泰緬鉄道を最初に走った蒸気機関車、C56型の31号機だ。戦後、研究家によって発見されたこの機関車が昭和54年に日本に帰還し、靖国神社に奉納された。そのときに行われた式典以来の吹鳴だ。  当日は快晴で、暑かった

          タイの若者のタイ文字は日本人には憶えやすい

           気がついたら、4ヶ月もnoteを放置していた・・・。  ふと、妻とのLINEのやり取りで思ったというか、思い出したというか。タイ文字の学習について、わりと若いタイ人とやり取りしていた方が習得しやすいのではないかなと思った話を。  基本的に、ボク自身のスタンスとしてはタイ文字は難しくない、と思う。日本語でいうところのひらがなしかないようなものなので、ちょっと勉強すれば簡単に読めるようになる。  ただし、あくまでも「読める」ようになる、である。結局のところ、タイ文字そのも

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          連続投稿500日達成!

           この投稿で連続投稿が500日を達成した。2020年1月1日から始めて、いろいろと書いてきた。2年連続かあるいは600日とか700日というところで区切ってもよかったけれど、だんだん日本滞在が長くなってきて、ネタ切れとボク自身の精神的な疲れが出てきたので、500日でいったん連続投稿の縛りから解き放たれてみてもいいのかなと思い。  今後はアクセスのよかった内容などをいろいろ考えて、今以上にしっかりと取材や考察をした記事をアップしていきたいと思う。そうなると必然的にアップは不定期

          【タトゥー】タイ護符刺青とは【サックヤン】

           日本から見ると東南アジアの国々は大きく一括りにしがちだが、各国に独特の文化がある。たとえばタイの仏教は、仏教伝来以前からある精霊信仰と深く習合していて、近隣諸国の仏教はまったく違う。そんな例がたくさんある。  中でも、タイにはタイ独特の刺青がある。ラオスやミャンマー、カンボジアにもあったようだが騒乱などで廃れていき、タイが突出して発展している。そんなタイの独特な刺青は「サック・ヤン」と呼ばれる。宗教的な刺青であり、タイ人はお守りとして身体に彫る。ボクはこれを日本語で「護符

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          バイクで東南アジア横断したい

           今一番したいことをあれこれ考えてみたら、バイクで東南アジアを一気に走ることかなと。タイは10年くらい前から大型バイクも手に入るようになった。それ以前はほとんど見かけなかったが、ホンダが大型バイク専門店を出すなど、金さえあれば容易に乗ることができるようになった。ま、金さえあればの夢の話なんだが。  以前は車でもいいかなと思っていた。こういう時世であり、暇なのもあって、本気で走ろうと考えてみた。すると、車だとどうかなという気がしてきた。実際、平日は子どもの学校の送迎にも使って

          2006年にタイ人と結婚したときは今より手続きが面倒だった

           タイ人と結婚した。2006年5月のことだ。ただ、海外在住で現地にて婚姻手続きを始めると日本で婚姻が成立した日がよくわからない(もしかしたら戸籍などを見れば受理日が記載されているのかもしれないが、手元にないのでわからない)。というのは、タイの場合は在タイ日本大使館に婚姻届けを最後に出し、大使館が代わりに日本のしかるべき役所へ郵送してくれるので、受理日は大使館ではわからないからだ。そのため、ボクら夫婦はタイで成立した5月2日を結婚した日としている。  2006年というと今から

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          タイと日本のコロナ感覚の違いはなに?

           ボク自身が持つ2002年の7ヶ月間が日本滞在最長記録だったが、今回の日本滞在はすでに半年になり、2000年以降の最長記録が更新されようとしている。タイも対策優等生とも言われているにも関わらず、ここのところ毎日、市中感染者数や死亡者の数の記録更新をしているところだ。日本の方が圧倒的に多くて、人口比で考えてもタイはまだ少ない方ではあるけれど、感覚的にはタイも危機的状況だと思う。  この前、日本の緊急事態宣言を5月末まで延長するというニュースを見ていて、タイと日本の対策や考え方

          バンコク 昔の和食・今の和食

           改めて思い返すと2010年前後を境に、バンコクの和食シーンが大きく変わったなと思う。それ以前は本当においしい店なんてそうなかった。あっても、企業が接待で使うような高級店がトンローなどにあるくらい。それ以外の大しておいしくない店も、バンコク生活の一般的な物価感覚からするとかなり高額だった。 「原始焼き」はいつごろバンコクにできたのかよく憶えていないが、すでに和食ブームが来てからのはず。最初の店はスクムビット通りソイ26の北朝鮮レストランと同じ敷地内だったはず。  そういえ

          百聞は一見にしかず

           数年前に韓国の軍艦が自衛隊の航空機にレーザー照射して国際問題になったとき、ネットのニュースなどでは日韓の関係が非常に悪くなったという記事が多かったので、日韓は危機的状況なのかと思っていた。しかし、日本滞在時に用事があって新大久保に行ったら、韓国のバラエティー番組と思しき取材班や無名の韓国アイドルが宣伝活動を普通にしていた。全然報道と違うじゃないかと思ったものだ。  日本にいないので、日本の情報は基本的にネットからしか得られない。タイにいるときには日本から来る人と話す機会は

          ばんこくの居酒屋「いもや」はもっと見直されていい

           ここ10年くらいのタイしか知らない人には信じられないかもしれないが、それ以前のバンコクは和食店がそれほど多くなくて、在住者はわりと和食に飢えていた。今だと日本の有名店や、日本で実績のある経営者や料理人が和食店をやっていて、だいぶおいしい和食にありつけるようになった。  一時期は香港やシンガポールの駐在員がバンコクの和食バラエティーの豊富さとおいしさを羨ましがっていたほどだった。それ以前は和食店が少なく、どんなにまずくても客が入った。それだけ優良店は貴重だった。だから、20

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