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じこしょうかい【こびとのエッセイ】

はじめまして。
わたし、こびとです。

にんげんのおときばなしとかにでてくる、あのこびとです。

ここでは、わたしのえっせいとかこらむを書いていきます。

そにっくぱるすふぃくしょんのひとに「なんか書いてよー」とたのまれたからです。たのまれたからには、なんか書きます。しごとです。ほうしゅうはグミです。ひとつぶです。ブラックです。

こんかいは初回なので、とりあえずじこしょうかいとか、していきます。

では、ちぇけらぅっ。


こびとのじこしょうかい

わたしは、こびとです。
さっきも言いましたね。

こびとだから、タイトルも「こびとばなし」です。あたりまえですね。みなさんも、それくらいあたりまえにわかってるでしょう。わかっていないひと、いたらやばいです。でもそんなひと、まさか、いませんよね?

わたしにも名前は、もちろんあります。でも書きません。だいじな個人じょうほうをインターネットにのせたりしません。こびとをなめてはいけません。

へっだーの写真も、わたしではありません。どう見てもにんぎょうです。みなさんも、それくらいあたりまえにわかってるでしょう。わかっていないひと、いたらやばいです。でもそんなひと、まさか、いませんよね?


身長はたぶん、10センチメートルくらいだとおもいます。せいかくにはわかりません。最近はかってないですし。でもどんぐりよりはおおきいです。かくじつです。

てゆうか、身長はかるタイミングって、よくわかんないです。はるの風がふきはじめるころですか。にんげんのみなさんはいったい、いつ身長はかってるんですか。にんげんドッグとかですか。

にんげんはそうやって、けんこうばっかり気にしてますよね。それなのに、けんこうにむとんちゃくなこびとよりはや死にするんです。むなしいです。


こびとのすみか

わたしは、にんげんの家にすんでます。

こっそりです。

今どきのこびとはきほん、にんげんの家にすんでます。

こっそりです。

ひょっとしてみなさん、こびとはあなぐまとかねずみとかの巣にすんでて、きの実とかはっぱとかたべてるんでしょ、なんて、かんがえてません?

それはむかしのはなしです。山のほうには、そうゆうオールドスクールなこびともまだいるみたいですけど。でもわたし、都会っこなんで。


ちなみに、わたしが住んでいるのは「たかださかな」とかゆうひとの家です。

でも「たかださかな」とかゆうひとがなにものなのか、よく知りません。よく知らないとゆうことに、いま気がつきました。気がつくことはたいせつです。気がつかないこともたいせつです。どっちもたいせつです。


すみかはクローゼットのなかの棚にこしらえています。

クローゼットはものであふれてぐちゃぐちゃです。だからすみかをつくってもぜんぜんバレません。「たかださかな」とかゆうひとは、ものの置きばしょにこまったら、とりあえずクローゼットにおしこむ畑のひとみたいです。そこでわたしがこっそりそうじしてあげたり、なんてことはありえません。こびとはボランティアとか、きらいないきものなので。


あ。あと、それから。

わたしロボットと暮らしてます。

アカイさんって名前のロボットです。アカイさんは、ちょうこだいこびとぶんめい技術のけっしょうたいです。ろすとてくのろじーとか、おーぱーつ的なそんざいです。わけあってわたしのもとにやってきました。もう200ねんくらいまえのはなしですけど。こびとはわりと、なが生きですので。ふふ。

ちなみにアカイさんは、赤いロボットです。わたしよりちっこいです。

あとアカイさんはわりと、ぶきようです。手先のことです。生きかたのことじゃないです。たかくらけんじゃないです。すがわらぶんたでもないです。

…………。

にんげんのつくる映画、わりとすきです。



しゅぞくてきなこと

あのですね。

にんげんにあうと、たまにこうゆう質問をされます。

「こびと? それはフェアリーのことかな。それともピクシーいやレプラコーンあるいはドワーフそしてコロポックル……」

しゃらくさいです。

べつになんだっていいじゃないですか。

にんげんはじこしょうかいで「わたしはもんごろいどです」とか「わたくしこーかそいどでしてね」とか、いちいちせつめいするんですか。

しないでしょ。

するとしても、わたしはしません。にんげんじゃなくて、こびとですから。

こびと is こびと。それだけです。もんくがあるならかかってこい。


…………。

きゅうに書くのつかれました。

こびとならではのエピソードとかあんまり書いてないけど、今回はこれでおわりです。とめてもむだです。かんぜんにむだです。

気がむいたら、また更新するのかもしれないです。そんときは、ちぇけらぅっしてくれるとうれしいです。

今からもらったグミたべます。

では、さようなら。


※Photo by Rhendi Rukmana on Unsplash


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