ソニックパルスフィクション

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ソニックパルスフィクション

SPFは2人+αのメンバーからなるエンターテインメント系フィクションテキスト団体です。なおテキストに登場する人物や団体その他はわりと架空であり、実在のものとはあまり関係ありません。aoharuotoko@yahoo.co.jp

マガジン

  • フィクションコラム

    メインコンテンツ。さまざまなカルチャーをピックアップしているコラム集ですが、もちろんすべてフィクションです。

  • こびとエッセイ

    身長約10cmのこびとによるエッセイ集です。こびとは人間に対してちょっぴり居丈高ですが、根はいい子なのです。

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  • 固定された記事

決して滑らないスケーター“ロバート・B・パウエル”について

スケートボード。スケボー。スケート。SK8。呼び方は人によってさまざまなれど、そこから思い浮かべるイメージはおそらく同一のはずだ。縦長のデッキ(板)に四つのウィール(車輪)がついた乗り物、これに決まっている。 きっとスケートボードに興味のない人でさえ、いちどはストリートや公園でライディングするスケーターを目にしたことがあるだろう。ましてストリートのカルチャーになじみのある者となれば、それはもう、いたって日常的なアイテムであるにちがいない。 グラフィティライターにしてスケー

    • ポップカルチャー集団「ワイルド・ゴリラ」が人類をゴリラにしてくれる

      今回は読者のみなさんに、悲しい現実を突きつけねばならない。その現実とは、我々おろかなる人類が文明や経済やインターネッツのべんりさと引きかえにWILD(野生)をかんぜんに失った、ということだ。誕生してまもない時代、まだ人類は屈強な筋肉を搭載したたくましい生命体だった。そのたくましさゆえ凶暴なマンモスやサーベルタイガーと激闘をくりひろげ、時には勝利さえするほどだった。それが今ではどうだろう。筋肉ではなく電気にたよりきりで、マネーゲームや仮想通貨によって他人をだしぬくことばかり考え

      • BOOM&DODO!!!

        Imagine……(想像してください……)。今あなたの右手には、コミックヒーローのアクションフィギュアがにぎられており、しかもそれがおそろしくクールな一品だったとしましょう。そして反対の左手がつかんでいるのは、ブロック・トイで構成された自作のカイジュー・キャラクターです。 おそらくあなたは、たましいの奥底から発信されるなぞめいた衝動をキャッチしており、両手のトイを戦わせて遊びたい欲求におそわれている最中でしょう。むりもありません。なぜならそれは人間がまだ勇敢な生物だった時代

        • 岡基機動のおすすめSF漫画!!

          今やご存知の方も多いだろうが、いちおう紹介しておこう。 岡基機動(おかもときどう)とは、1976年生まれ、北海道出身のSF漫画家である。1998年に短編『マシンハザード』で「たかださかな漫画賞」の準大賞を受賞すると、翌1999年には「月刊ポリバケツ」にて長編『マシンハザード』の連載を開始した。 岡基作品の特徴といえば、何といってもその世界設定だろう。重厚なSFでありながら、台詞や言葉による説明が極端に少ないのだ(作品によってはたったの一文字も書かれない)。こちらの想像力に

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          小さいものほどよく眠る【こびとエッセイ8】

          こんにちは。こびとです。 おやおや。 なんだかみなさん、ねむそうなかおをしてませんか? してますね。どうやらかこくなもうしょが過ぎて、ちょっぴり気がぬけているようです。そんなことではいけません。すぐにかいぜんしてください。ねむけをとるには、アホほどねむるしかありません。今すぐアホほどねむるのです。なにせにんげんとゆういきものはアホなので、ねむけにおそわれるともっとアホになってしまい、ろくでもないアホなことをかんがえかねませんからね。 「あぁ~眠いなぁ~(チラチラ)でも会

          小さいものほどよく眠る【こびとエッセイ8】

          謎の秘湯「伝法谷温泉」に迫るルポルタージュ

          温泉。 人は誰しもその桃源郷を求め、荒廃した大地をさまよい続ける。時には己の命をかえりみることなく、危険に満ちた火山帯や未知のジャングル果ては地球外の惑星まで踏み込むことをためらわない。 だがそうした者たちの多くは、二度と帰ってくることはない。道半ばで力尽きるか、あるいは温泉の禍々しい魔力にとらわれ、湯から這い出す術を失うからである。 それでもなお人々は未だ見ぬ温泉を求め、旅することをやめようとはしない。なぜなら温泉という空間は、その所在が謎に包まれていればいるほど人心

          謎の秘湯「伝法谷温泉」に迫るルポルタージュ

          新鋭トイメーカー“HALK ROAD”がスゴすぎる!!

          突然だが、皆さんは「デザイナーズトイ」と呼ばれる玩具作品を知っているだろうか? まるで聞きいたことがないという人も、案外多いのではないだろうか。 デザイナーズトイとは、デザイナーやアーティストなどの作り手が主体となって製作されるオリジナル玩具のことだ。場合によってはアーティストトイだとかインディーズトイなどと呼ばれることもある(実際、これらの定義は割とあいまいなのだ)。一般的な玩具メーカーやフィギュアメーカーの商品と異なり、少量生産が基本だ。ゆえに過去のアイテムは入手が困難

          新鋭トイメーカー“HALK ROAD”がスゴすぎる!!

          わたしの母校では 蛇口をひねると ペプシコーラが出ます

          わたしの母校では 蛇口をひねると ペプシコーラが出ます

          テキストを書く理由とポップカルチャーの魔力【こびとエッセイ7】

          こんにちは。こびとです。 ちょっと今さらなんですが。 わたしはいつも、にんげんにむけてテキストをかいてます。こびとではなく、にんげんにむけてです。わたしはにんげんではなく、こびとなのにです。でもそれは、にんげんのためではありません。わたしがもたらす、きちょうなじょうほうによって、かんせつ的に世のこびとたちをすくうためです。 あなたは今、だからどうしたと思ったことでしょう。 そんなんだから、にんげんはいつまでもだめちんなのです。あなたがたは、もっともっと気をひきしめねば

          テキストを書く理由とポップカルチャーの魔力【こびとエッセイ7】

          ビニールプールで 遠泳大会

          ビニールプールで 遠泳大会

          近所の畑を借りて 単三電池を 栽培してます

          近所の畑を借りて 単三電池を 栽培してます

          隠れた名作ゲームソフト「プリズム物語」

          隠れた名作。 テレビゲーム界隈において、そのように評される作品は数多く存在する。とくに1993年に発売された家庭用テレビゲーム機「サイバーホーム(以下サイホム)」は、専用ソフトの多さゆえ埋もれてしまう作品も多かった。 たとえば他の大型タイトルと発売日が重なってしまった悲劇のレースゲーム「ワイルドストライプ!」や、製作費用がかさみ宣伝費が2000円しか捻出できなかったRPG「ウィアードテールズ」、そして斬新過ぎる内容が受け入れられなかった3Dアクション「膝」など、タイトルを

          隠れた名作ゲームソフト「プリズム物語」

          おそるべきこどもたち【こびとエッセイ6】

          こんにちは。こびとです。 ちょっぴりすずしくなってきた、今日このごろです。もうすこしすると、こびとたちは外でどんぐりあつめにはげむようになります。 どんぐりをあつめてどうするか、言うまでもありませんね? そうです。ながめてうっとりするのです。それがこびとにとって、しふくにしてしこうのじかんなのですから。うっとり。 ……ですが。 こびととゆうものはほんらい、てりとりーからあんまりでたがりません。てりとりーとは、すみかにしているにんげんの家のことです。たとえばわたしなら

          おそるべきこどもたち【こびとエッセイ6】

          フィンガーボードを知ってるかい?【こびとのエッセイ5】

          こんにちは。こびとです。 ぜんかいは、スマホのお布団というあいてむをしょうかいしました。それから、みにちゅあについてもかたりました。そしてそれらが、ほんとうはこびとのためにつくられたものだとゆうことも、せつめいしましたね。 そしてさいごに、わたしはこう言いました。しょうかいしたいこびとあいてむが、ほかにもあるのだと。 ならばせんげんどおり、しょうかいしようじゃありませんか。 それもこれも、すべてはせかい中にちらばるこびとたちを思ってのことです。かれらはわたしのだいじな

          フィンガーボードを知ってるかい?【こびとのエッセイ5】

          骨董屋さんで おもう壺を買いました。 おもう壺は いつもだれかを おもってる らしいです。

          骨董屋さんで おもう壺を買いました。 おもう壺は いつもだれかを おもってる らしいです。

          ソニパルロックフェス、そして謎のニューカマーバンド「マヤカシ」に迫る

          SONIC PULSE ROCK FESTIVAL 通称ソニパル。 みなさん御存じのとおり、ソニパルは我々ソニックパルスフィクションが主催する、日本100大ロックフェスのひとつである。1998年の第1回から始まり、なんと今年は記念すべき20回目の開催となった。そして例年通り大盛況のうちに閉幕したことは、まだ記憶に新しいだろう。 なかでも話題を集めたのは、2004年に惜しまれつつも解散したオルタナティブロックバンド「ロジカルヘッド」の再結成だろうか。 思い出されるのは第1

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