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【伝えたい熱い思いはあるか❗】

【伝えたい熱い思いはあるか!】

あなたには、

『伝えたい熱い思い』

はありますか?

“伝えたい熱い思い”

が自己のモチベーション・アップにつながります。

その情熱が人を動かします。

出版プロデューサーで童話作家でもある、吉田 浩さんは、著書 

『本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある』 (講談社)

の中でこう述べています。
(85頁)

「 私は、作家の持っているポテンシャルやモチベーションを大切にします。

それは、

『世の中にどうしても訴えたい熱い思いから、ベストセラーは誕生する』 

と信じているからです。

そういう 

『熱い本』 

には、

必ず、読者がいます。

応援してくれるファンもできます。

世の中に何かを訴えかける作家を発掘していくのが私のミッションです。」

斎藤一人さんの

“伝えたい熱い思い”

が、著書 

「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」
(サンマーク文庫) 

に書かれています。
(33頁~34頁)

「 私は神様のことが大好きです。

神様のことを思うのが大好きなんです。

神様が一人ひとりの中にいることを感じるのが大好きなんです。

だから、

私には小さいことしかできないけど、

それでも神様がいることを証明したいんだよね。

『銀座まるかん』 

の正式名称は 

『銀座日本漢方研究所』 

といいます。

“研究所”

となっていますが、

会社には研究員がいません。

さらに、

私も研究していないんです。

そんな中で新商品を次々に発売して、

どれもがヒットか大ヒットで、

失敗がひとつもありません。

会社には、

パートさんを含めて社員はたった五人です。

それに私はご存知の通り、

中学校しか出ていません。

そんな私が累計納税額で日本一になれました。

これからも、

普通では考えられないような奇跡や、

神様がいるとしか思えないことを私はやり続けたいんです。

そして神様がいることを証明したいんです。」

斎藤一人さんの

“熱い思い”

が、ひしひしと感じられます。

中村天風師は銀行の頭取をしていましたが、

『伝えたい熱い思い』 

が湧き出てきて、

地位や名誉を捨て去り大道講演を始めました。

『運命を拓く 天風瞑想録』 (講談社) 

にこう書かれています。
(222頁~223頁)

「 私みたいな人間が、

こういう尊い仕事をする気になったのも

”信念“

だった。

私がこの仕事を最初にするとき、

止めた人間が、

誰あろう、

田中智学という日蓮宗のその当時の有名な坊さんだった。

『駄目だから、お止しなさい』

といったが、

私はこう思った。

『本当の気持ちで人のためを思ってする仕事が、

駄目とはいかなる理由か。

人によいことを奨め、

人を幸福にすることがなぜ駄目なのか。

否、

駄目とか、

駄目でないとかは考えない。

ただ人を幸福にすれば良いのだ。

それが自分に出来ないはずがないんだ!』

という気持ちでこれを始めた。

だから私のその気持ちを信じてくれたのは、

母親と家内だけであった。

他の人々は、

皆私が気が狂ったと思った。

それはそうかもしれない。

たとえ何であろうと、

銀行の頭取をしていた人間が急に草履ばきになって、

脚絆をつけて、

焼きおむすび持って、

大道講演すれば精神異常者だと思うかもしれない。

しかし私には私なりの信念があった。

尊い真理に国境はない。

尊い因縁に恵まれて、

こうして集ってきた以上、

自然の摂理に従い、

ただ自分だけでなく、

世の人々を幸福にするために活きてこそ、

この世に生まれた生き甲斐があるのだ。

だから、

どうぞ、

人のため、

世のために、

本当に心の底からお願いしておく。

改めて今日から、

古い人も心を入れ替えて

“信念の人”

に成りなさい!」

中村天風師は、

信念の人でした。

自身の信念に従い、

銀行の頭取という高い地位を捨て、

世の為人の為に尽くしました。

伝えたい熱い思いが人を動かします。

元東邦大学大森病院緩和ケアセンター長で、

現在 

「早期緩和ケア大津秀一クリニック」 

院長の大津秀一医師は、著書

『死ぬときに後悔すること25』 (新潮文庫) 

の中で

“伝えたい思い”

を次のように熱く述べています。
(55頁~59頁)

「 おそらく日本人は真面目すぎる。

もう少し肩の力を抜かないと息が詰まる。

そしてもう少し自由に生きると良いと思う。

見えない鎖に縛られすぎている。

(中略)

我慢し続けて良いことなどこれっぽっちもないと思う。

自分勝手の自由ではなく、

自らよって立ち、

何ものにも束縛されない真の自由に生きる人間は本当に強い。

心の部屋に清涼な風が吹き込むように、

窓をいっぱいに開けて己がしたいように生きるべきだ。

とにかくいまわの際には、

自分に嘘をついて生きてきた人間は、

必ず後悔することになろう。

転職したいなら、

今すべきである。

新しい恋に生きたいなら、

今すべきである。

世の中に名前を残したいなら、

今からすべきである。

ここまで来ると、

アメリカのオバマ氏の 

『yes, we can』

の世界だが、

命の時間は決して長くはない。

毎日無用なストレスにきりきり耐えて、

レールに乗るばかりの人生を送っても、

最後に感じるのは 

『己は忠実なバトンランナーであった』 

という思いだけであろう。

生命の役割は、

バトンに乗せて思いを次代へつなぐことである。

バトンをつなぐことは大事であるが、

それだけが目的ではない。

バトンをつなぐのに、

どんなすごい走りを見せたのか、

それが次のランナーを励ましもすれば、

テレビの前の観衆をも魅了するのである。

苦しそうな顔をして、

落とさないように落とさないようにおっかなびっくり走って、

すばらしい走りができるだろうか。

胸を張って、

思いに忠実に、

全力で走るからこそ、

皆が感動するのではないだろうか。

(中略)

私もたくさんの人生の最期を見てきたが、

『生涯を愛に生きるため、

新たな伴侶と生きた女性』

『都会での暮らしを捨て、

高原で第二の人生を自然とともに生きることを実践した男性』

『最期の瞬間まで、

自分の作品に心血を注ぎこんでいた男性

(彼の死自体も、彼の作品の新たな一ページとなった)』

そうした彼ら全てが輝いていた。

そこにはほとんど曇りもなく、

死に顔は穏やかで、

実際後悔などほぼなかったのではないかと思われる。

不思議なことに、

忍従に忍従を重ねた人生は、

極めて日本的であることもあり、

皆から尊敬される。

けれども、

実は皆を惹きつけて止まないのは、

『やりたい放題』 

の人生である。

真似できないからこそ、

魅了されるのかもしれないが。

もちろんやりたい放題といっても、

人の道にそむくことではない。

けれども社会的な善悪で言うと必ずしも完全な善ではないかもしれないが、

自分の思いに殉じたのであろうそういう人生は、

後ろ指をさされるどころか、

不思議と潔いものでもある。

なので、

自由に生きた人生は皆から尊敬はされないかもしれないが、

愛される。

そして心地良い清涼感を残すものなのである。

(中略)

やりたいことは普段からどんどんやるようにし、

他人に迷惑を(なるべく)かけないという前提で、

もう少し好き勝手に生きてみても良いものと思われる。

(中略)

後悔しない生き方、

それは 

『自分を取り戻す』 

ことだ。

自分を意識せずとも、

自分を体いっぱいに表現している子供と同じようになれば、

おのずと人生の楽しみを取り戻すこともできると思う。

やりたいことをやらねば最期に後悔する。

やりたいことはさっさとやるべきなのだ。」

『最期に後悔しないためにやりたいことは今からすべきである』 

という大津秀一医師の

“伝えたい熱い思い”

がひしひしと感じられます。

この主張に共感を覚えます。

私の

“伝えたい熱い思い”

は、拙著

『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』(Amazon電子書籍・ペーパーバック)

を、読んでいただければわかります。

ぜひ、読んでください。

『あなたには伝えたい熱い思いはありますか?』

『その思いは人を動かすことができますか?』


『本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある』
(著者 吉田浩 講談社)


「地球は『行動の星』だから、動かないと何も始まらないんだよ。」
(著者斎藤一人サンマーク文庫)


『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)


『死ぬときに後悔すること25』
(著者 大津秀一 新潮文庫)

『人生で大切なこと 百選! 究めれば愛こそすべて』
(著者 高原茂 Amazon電子書籍・ペーパーバック)



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