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パートナーと観ながら考えるのも良いよね!って思える映画『昼顔』

バスケットボール日本代表に熱狂!


画像:バスケットボール日本代表Twitter

昨日のバスケットボール日本代表対フィンランド代表戦は熱かったですね!
第3Q終了間際に3ポイントを決めて良い流れで第4Qへ。
冨永選手がディープスリーを決め第4Qで先制すると流れは日本代表に。
アンスポーツマン・ライク・ファウルを受けて2点差まで詰め寄り、河村選手がフリースローを決め逆転へ。
その後も河村選手の3ポイントやホーキンソン選手のフリースローなどで点差を広げ、98-88で日本代表が勝利!

世界大会での勝利は06年の世界選手権1次リーグのパナマ戦以来17年ぶり。
ヨーロッパ勢には初勝利みたいですね!

最後まで気持ちのこもったプレーで感動しました。
明日にはオーストラリア戦があるので、1次リーグ突破に向けて応援したいと思います!!!

世界陸上は終わりましたが、9月にはラグビーワールドカップもはじまりますし、スポーツイベントが盛り沢山なのは嬉しい限りです。

サッカーの欧州主要リーグのチェックもありますし、バスケも観なきゃ筋トレもしなきゃでnoteの更新の時間もなかなか取れていません。
まぁ!言い訳ですけどね。。。

『昼顔』

画像:映画.com

本日は、ルイス・ブニュエル監督作品で1967年9月に日本で公開された映画『昼顔』のご紹介。
バスケのはなしから映画『昼顔』の紹介なんて関係ないじゃん!って思われた貴方。
正解です。まったく関係ない流れでのご紹介になります。
まぁでもルイス・ブニュエル監督の作品の紹介なので、それも良いかなと。

ストーリー

美しい若妻のセヴリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、医師である夫のピエール(ジャン・ソレル)とともにパリで幸せな生活を送っていた。その一方、マゾヒスティックな空想に取り付かれてもいた。ある日セヴリーヌは友人から、上流階級の婦人たちが客を取る売春宿の話を聞き、迷った後に「昼顔」という名前で娼婦として働くようになる。

Wikipedia

感想

簡単に要約すると紳士なお医者さんとマゾヒズム的な性的嗜好を持つ奥さんのはなし。
紳士なご主人にマゾヒズム的な性的嗜好をカミングアウト出来ず二人はセックスレスに。
奥さんであるセヴリーヌは、娼婦になり乱暴的なセックス、危険な関係で性的願望の実現を果たしていく。

映画の中では、現実世界にマゾヒズム的な妄想シーンが挿入され進んでいきます。
当初は、現実世界と妄想シーンが明確ですが、セヴリーヌが願望実現を果たしていくにつれ、境界は曖昧になっていきます。

顕在意識として現実世界では良い妻を演じているが、潜在意識の中にはマゾヒズム的な性的欲求を抱えている。
この潜在意識の中にある性的欲求の願望実現が叶っていくことで、現実と妄想のシーンの境界が曖昧になっていく演出になっているのかなと感じました。

ラストのシーンなんかは、特に分かりづらい印象を持った方が多いようですが、個人的にはピエールが涙するところまでが現実世界で、その後は妄想シーンだと思って観ていました。

きっとユッソン(ミシェル・ピコリ)が真実をピエールに伝えたことで、セヴリーヌの願望実現は終え、あの笑顔に繋がったと個人的には解釈しました。
シュルレアリストのルイス・ブニュエル監督らしい観る人それぞれの解釈ができる作品になっています。

エロティシズムをシュルレアリスム的に表現されたいて、個人的に好きな作品です。
まだご覧になれていない方は是非!

携帯で「n」って打つと予測変換でNTRとか出てきちゃう人も楽しめますよ♪
っていうのはジョークですが、男性も女性も相手に対し、自身に対し固定概念を持ってしまうと、このようなことは起こり得るので、作品を観ながら色々と考えるのも良いのではないでしょうか。

パートナーとの性的嗜好の不一致は、後々二人の関係性に問題に及ぼす可能性があり重要なはなしです。
こういった映画作品を観ることで、お互いの性的嗜好のすり合わせを行い、良好な関係を維持するのも大切です!

本当は、昨日この記事をupする予定でしたが、色々あってup出来ず。。。
バスケで感動して導入部分を変更しちゃったので、昨日書いた妄想話はまたの機会に。
マノエル・デ・オリヴェイラ監督作品『夜顔』を紹介したときのタイミングにでも妄想話を書き込もうとい思います。

ってなことを書きながら火曜日、水曜日の飲んだくれDayに胸を躍らせるタカハシでした。
それではアディオス!

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