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関係人口の最大値は2,160億人

まず、関係人口の定義を確認する。
ここでは「私は、X自治体の関係人口である」と自認している人のことを、X自治体の関係人口であると定義する。

そのうえで、関係人口の最大値を計算する。
ワタクシ(たかはしょ)が関係できる自治体の最大数は、全国の自治体(都道府県+市町村)の数であるから、ざっと1,800自治体である。次に、ワタクシと同様に、関係人口の「もと」となる現実の人口は、日本の人口そのものであるから、ざっと1億2,000万人である。後は、これをかければ関係人口の最大値が求められる。1,800自治体×1億2,000万人=2,160億人、これが関係人口の最大値である。

さて、傍論とはなるが、これによって「定住人口には最大値(1億2,000万人)があるけど、関係人口にはそれがない」と言説は反証された(国外を含めたいならば、国外を含めて計算すればよい)。

次に、関係人口を最大化するための方法を検討する。現在、各自治体は関係人口を増やすために、イベントやらふるさと納税やら、何やらかにやらやっている。しかし、関係人口を最大化するためには、そのようなコストをかける必要はない。すべての国民に「私はすべての(1,800の)自治体の関係人口です」と宣言してもらえばいいのである。

おめでとう。すべての国民に宣言してもらった瞬間から、日本国内の関係人口は最大値の2,160億人に到達する。あなたが望むとおり、関係人口が増えた。きっと、地方は活性化するのだろう。

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