バングラデシュのダッカに来ています。　
日本からの直行便は無いので、マレーシアのクアラルンプール経由です。
クアラルンプールで知り合いとご飯食べて、その後ダッカ行きの飛行機に飛び乗りました。

エコノミーで乗り継ぎ、完全に睡眠不足ですが、ダッカ初日ですので、筆を取ります。
今、ダッカ時間で10月14日（土）の18時です。（時差は3時間）（日本時間では21時）

初ダッカ。

ホテルの外は、クラクションの嵐。先月のバンコクが、消化不良でしたが、ダッカは「The Asia」感満載で、初日から好きになりそうな予感満載です。まだこの国には、フロンティアがありそうです！

バングラデシュ及びダッカで調べたことについては、明日の『人生一度きり配信』でまとめて配信しますので、今日は自由に書いてみます。（ロジック手放しますw）

イスラム教が9割、1971年に独立、1991年に民主化。
グラミン銀行創設者のムハマド・ユヌス氏が、ノーベル平和賞を取って、私は知った国でもある。（彼の伝記は大好き）

そんなダッカ初日にして、困ったことが起こる。宿泊しているホテルで、お酒を頼もう思ったら、お酒が無い。。。なんということでしょう。。。（ビフォーアフター風にショッキングです！）

ホテルのフロントに掛け合ったら、ホテル内では夜しかお酒を出せないとのこと。。。アッチョンブリケ！
15時くらいだったので、近くで飲めるところは無いかと聞いたら、1軒だけあるとのことで、『キングフィッシャー』というお店を訪ねる。入口付近には、銃を持った警官さん達が多勢いて、笑顔で「キングフィッシャー？」と聞かれて、慌てて「YES」と答えて、店内へ。（ちょっと怖い）

昼なのに薄暗すぎなので、窓際の席を指定して座る。
ビール、ウィスキー、スパークリング、ワイン、カクテル、なんでもござれ！
辿り着いたが、値段を見ると高いね汗。

イスラム教の国でもホテルでは、普通にお酒が飲める国が多い中、バングラデシュは、かなり厳格にお酒を規制している。（私が宿泊しているホテルは、5つ星なんですが、ありませんでした。ウェスティンは飲めるらしい！）
街では、外国人向けに売っているところもあるらしいが、移動距離も含めるとかなり入手するのに苦労します。

いったいお酒の無い世界とは、どんな世界なのか、もはや私には理解不能ですが、飲みたいのに飲めないのは、旅の楽しさが半減してしまいます。（妻に電話したら禁酒だね、良かったねとケラケラ笑ってましたが怒）

私に取って、旅先でお酒が無いのは、死活問題です。（そこまでか？！）
お酒一つとっても、国により、対応や価値観が全然違う。

世界は広い。

バンコクやモンゴル、中国でも思いましたが、日本は飲め過ぎなのかもしれませんね。宗教に関係なく、お酒を堂々と飲める日本の方が、特殊なのかもしれません。

お酒は百薬の長と言われますが、今年新たな論文が発表されて、一才体に良く無いということが言われてます。（酒と健康は共存できない）
が、止められませんので、悪しからず。。。

無事、お酒と温かい食事にありつけ、一安心。
だが、窓から路地を見ているとお酒の無い世界が広がっていると思うと不思議な感慨に浸る。ダッカに住んでいる人は、ほとんどお酒とは無縁の世界に暮らしている。そんな世界が広がっていると、こちらの方がマイノリティな世界だ。

何が普通で、何が普通で無いかは、環境によって大きく変わる。
今、日本での普通は、海外では普通ではない、ということである。
お酒一つとっても、価値観が全く違うのに、宗教や地政学、政治、経済、文化まで含めたら、世界は無限大だ。

キングフィッシャーで飲んだ帰りに、化粧水が空港で没収されたので😭、化粧水を買い求める。数軒回っても良いのが無く、大きめのスーパーに入ったら、美容部員さんらしい女性に勧められて、化粧水を購入。綺麗な女性に勧められたら、買いたくなってしまいますねw
彼女は、ヒジャブ＆マスクなので、表情がほとんど分からないのだが、目と少し見える肌から美容に気を使っているのは、よく分かる。（一応化粧品業界20年以上なので汗）

ビザ発行してもらった空港の女性は、日本の化粧品を使っているとのこと。（資生堂かな？）親日国家ではあるが、嬉しい限り！

明日から1週間、朝5時台にアザーンが流れる街に来ていると思うとワクワクしますね。
そしてベンガル語で何言っているか分からないオジサンと仲良くなって、米を作っているから月曜日に事務所に来いと言われて、WhatsAppを交換した。酔っ払っているからできることかもね。（多分事務所には行かないと思うけど。。。）

ということで、寝ます。。。
まだクラクションが鳴り止まないダッカの夜。
みんな元気だね。クラクション鳴らすのも、パワーがいるからね、

おやすみなさい。

では、また。