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【沖縄を知る】返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す

実話。沖縄返還の際に米国と交渉した外交官「千葉一夫」と沖縄。交渉の粘り強さや妥協点など非常に勉強になる。1945-1972の時代を『カメジロー』が沖縄側の視点からだったが、これは日本本土側の視点。沖縄が日本全体の問題、つまり自分の問題と捉えられる外務省の北米担当課長の奮闘の物語。

「沖縄の子どもが国籍を聞かれたら、彼らはなんと答えればいいのか。」

「沖縄が日本に復帰したら、沖縄には雪が降りますか?スキーはできますか」

非常に心にしみる。無知であることは同じ日本人として非常に罪深い。

海外で交渉するためにも英語力必須。ポケトークで旅行はできても交渉をすることは決してできない。

DVDも出ていないため、東京の人は2019.2.24の県民投票の前に観れる最後のチャンス。解決できてなくてもいい、知の範囲を広げ、自分の問題と捉えることで主体性を発揮することで人生をより実りあるものにできる。

高野はやと
2019年1月27日ココロヲ動かす映画館にて。