こんにちは表です。

※いつものnoteは人事やビジネスマン向けですが今回はTOEFL受検者、留学希望者、英語学習中の方向けの記事です。

年度末に机を整理する中で、MBA受験の1つの苦しみであるTOEFLの結果が出てきました。純ドメで海外経験は旅行のみ、普段の業務は9割程度日本語だった自分はTOEFL14回目の受検でようやく出せた点数でした。

とても苦労して勉強したこと、

その中で最後の最後ににSpeakingとWritingを同時にしかもかなり効率よく勉強できる方法を編み出したこと

を思い出しました。

このnoteではその勉強法を共有したいと思っています。

想定される読者：海外留学（特にMBAやMPHなど)を目指す受験生でTOEFLが必要。90点前後のスコアを取れているがあと少し点数を伸ばしたい。特にSpeakingやWritingにまだ伸びしろがある人やSpekingやWritingに安定感がない人。※筆者のTOEFL受験時期は2012年頃なので内容や採点状況に変化がある可能性はあります。

私自身の受験生時代のTOEFLの取り組み

・独学中心。

・途中からWeb TOEFLでの授業をとり勉強。http://www.etestprep.com/webtoeflstudents

（他の授業対比安価ですしListeningが高位安定したのはこちらのおかげ。おすすめです。）

時間を買う意味もからも
・まずTOEFL PRACTICE ONLINE本番受験を受けて全容を知ること
・できれば受講生の点数がアップした実績ある講座を取ること
をおすすめいたします。

2011年に8カ月程度かけて10回目の受験で102点をゲット。その後2012年に4回受験して110点になりました。Listeningが得意だったということが特徴的なところかなと思います。

余談ですがListeningの勉強法としては

①問題集の文章を日本語ベースでしっかり理解(完全に読める）

②音ベースで細かな表現も含めて完璧に音と意味を一致させる（完全に聞こえる）

③そして一文を正確に聞いて音を止めて暗唱する（完全に言える）

ということを繰り返しました。
完璧中の完璧に理解できるようになってから次のパッセージにいくという亀のペースでの学習が功を奏したと思います。また選択肢の中にはひっかけの設問があり、文中で使われている単語があからさまに回答文に入っているものは逆に正解になりづらいという勘も働くようになりました。（例：beautifulという単語が音声中では”美味しい”という意味で使われているが、回答では味が良いtaste goodが正解になり、beautifulはひっかけで使われるなど）

90点から100点への道が一番厳しかったですが、振り返るとWは（Lがある程度できれば）、かける時間対比安定して高得点(26点以上）を取れるようになりやすいと思っています。また加えてその勉強をすると同時にSも（純ドメの場合発音の壁があるとはいえ）23点は安定して出せるようになると思っています。

その方法ですが

自分にしっくりくる内容でかつ点数が取れる（ある程度単語や文法のレベルの高い）文章200words×20個位を作成し毎日音読により暗記し、WでもSでも使い回す。

というものです。音読しまくることで表現が型にはまればWセクションでは数分で100words-150wordsのパッセージがいくつか書けて、高得点の目安である500wordsに手が届くようになります。またSでも適切な問題に対し暗記文をこじ付けられればスラスラと回答ができるようになります。これ以降の有料記事になっている5.5万文字程度でも実際音読練習にかかる時間は1時間程度。十分に毎日行うことが可能な分量です。私は風呂場で毎日大きな声で音読してました。そして200wordsくらいの文章が20個頭に入っている状態になると、お題の種類によらず応用が効くようになると思います。

例1＜インターネットの素晴らしさ＞のパッセージを覚えると

・産業の変化をどう考えるか？

・働き方はどう変わっていくか？

・あなたの好きなものは？

・技術を使ったビジネスはいいことか悪いことか？

例2＜イチロー＞を覚えると（注 2019/3/15追記）

人間として一つのものに打ち込む姿がすばらしい、世界で活躍しているところが素晴らしい、見た目がかっこいい。だから好きだみたいな文章が用意されます。

What famous person, real or fictional, do you admire?(中2019/4/17追記)

I know that there are some people who disagree with my opinion, but the person I admire the most is Ichiro, a Major league baseballer. There are several reasons for that.
First, he has made great outcome. I believe his record in baseball is difficult to overcome for 100 years from now on.
The other reason is that his diligent attitude toward his job, baseball . It is really inspiring and respectable.
Finally, he is really polite to people around him even after he has became super star.

→

・尊敬する人は?

・将来あなたはどんな人になりたいの？（主語をイチローから自分にかえればOK）

・自分の父親はどんな人?（イチローの代わりに自分の父親を主語にすればOK）

といったお題でも書き出しなどを工夫すれば全て対応できるようになります。Wは文章の内容がフィクションでも問題ないのである程度のこじ付けが可能です。

私が作っていたパッセージだと、イチロー、歴史小説、若者とお年寄り、趣味、日本などなどをネタにし、何度かブラッシュアップして質の高い表現をどんどんと入れていきました。色々な回答例やネイティブとの対話を繰り返しネタを用意。用意したあとはその後は永遠とそれを一日3回暗唱しました。

ただこの文章を作ることが結構大変でした。理由は二つあり、

①その文章が点数に結びつくのか分からない

②文法や単語が自然かわからない。

少しでもTOEFL受験をしなけらばいけない方が必要な点数をゲットできるように、私がネイティブチェックを繰り返し、また実際試験でこの文章を使ってからはWは28点を下回ったことがなかったものを有料ですが公開します。

文章にして約5.5万字。血と汗と涙の結晶です。皆さんの少しでも参考となり、留学時のTOEFLのハードルが下がることを祈っています。詳しい使い方も、有料noteをご購入いただければコメントやメッセージにてお答えいたします。一部無料で公開しますので、ご興味あられたらご覧ください。