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i004.補助金って何なのか?活用するために大事なこと

なんか、補助金や融資の相談が続いてます。

持続化補助金じゃない案件ならやりますよと言ってるおかげで、ありがたいことにそれ以外の案件がやってきてます。

アウトプット大事ですね。

補助金のイメージ

で、補助金の相談受けていると思うのですが、

「なんか、○○って補助金があるらしいんだけど、使えますか?」

と聞かれることが多い。

その背景には、

この補助金って○○万円もらえるって聞いたんだけど、○○万円もらえるなら嬉しいな

という気持ちがあるのかな、と予想してます。

しかも、条件が揃っていて手続きさえ踏めばもらえる、持続化給付金が、そのイメージを強化してるなー、なんて思ってます。

補助金とは

例外はあるかもしれませんが、補助金って、

使ったものにお金が出る

ものがほとんどです。

だから補助金は、

「払ったらもらえる、後払いだ!」(某金融マン)

なんです。


ちなみに、

需要供給曲線

経済学でやる、需要曲線・供給曲線のやつ。

わー、なんか、こんなのあったよね。。。そもそも曲線なのに直線?となった人も少なくないはず。

で、これ、ざっくりいうと、

補助金で購入価格(P)を下げれば(Pe→Ps)、供給量(Q)が増える(Qe→Qs)

ってことを示しています。

なんで、国は補助金を出すのか?っていうと、
国はあるものの供給量を増やすために補助金を出している。

あるものとは、国がこれにお金を使ってほしいなって思ってるもの。


モノづくり補助金だったら、

・中小企業の生産性をあげたい

・生産性の高い機械を買ってほしい

だし、

小規模事業者持続化補助金だったら、

・小規模事業者の売上を上げたい

・広告や製品の改良に関するものを買ってほしい

という感じです。


補助金を活用するために

だから、自分で補助金を探すときや、専門家さんや商工会議所・商工会さんに相談をするときは、もらえる金額も大事なんですが、

何にお金を使いたいのか(何を買いたいのか)

を明確にしていただけると、とても良きです。そうすると、探しやすいし、いけるかいけないかの判断もしやすいです。

そもそも、

使ったものにお金が出るお金使わないともらえない

ので。

で、これをいうと、

どんな補助金があるかわからなかったら、使うものは決められない

って言われることもたまにあります。

まあ、そりゃそうなんですけどね。

お金あれば欲しいものいっぱいあるだろうし、補助金で買えるなら買いたいっていう優先度のものもあると思います。

でも、それでも、買いたいものを先に明確にしてほしいなって思います。

ぶっちゃけ、買いたいものがしっかりしている方が、計画書がスムーズに書ける=通りやすい、ので。

買いたい理由や、買ったらどうなるかまで明確だと、なお良き、です。

まとめ

つまり、補助金を探したい・もらいたい、と思うなら、

あなたは、なにか欲しいもの、買いたいものってありますか?
なぜ、それが欲しいと思っているのですか?
それを買ったら、どういう未来が待っていますか?

を明確にすることが大事なのです。

というか、個人的にはこういうことを大切にしている人に補助金使ってほしいなって思います。だって、

税金だもの。うちらが払ったお金だもの。

補助金に関わる仕事をすることが多いからこそ、そこ(自分たちが払った税金が使われていること)だけは忘れないように気を付けてます。

あとがき

そんなわけで、昨日のいただいた相談案件も、お客様がこの補助金つかえるのかな?と思っていたものは、補助金の主旨とお客様が欲しいものとがマッチせず、難しいですね、という結論でした。

ただ、お客様の欲しいものがこちらに伝わったので、他に使えるものがないか探すことに。東京の会社さんなので、いいのが見つかるといいのですが。(東京は補助金や助成金が多め。うらやましい。)

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