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私が高校1年間の不登校生活から、立ち直れるまでに読んだ本

私は高校一年生の5月から、約1年間不登校をしていました。
中学から高校に進学したばかりで、環境の変化にうまく適応できなかったのです。あの頃は若く、対応力もありませんでした。
本当に辛い1年間を過ごした経験があります。

そんな私が、高校2年生になる頃までに気持ちが立ち直るきっかけとなったのは、「読書」でした。
不登校中は、家の外に出たり、遊びに行ったりすることがなかったので、たくさん本を読んでいました。
読書は良いです。読書をすると、家に引きこもって、ただ過ぎていくだけの毎日に少しだけ活力がでるのです。

それから不登校生活がしばらく続きましたが、私は高校2年生になることには立ち直ることができました。

今回は、不登校中の高校一年生だった私が、立ち直るまでに読んだ本たちご紹介いたします。

告白

あらすじ
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。

この本は、私自身のどん底まで落ち込んだ心に、共感を与えてくれました。自身の現状と、「告白」に登場する人物を自然と重なり、内容にのめり込むことができます。
社会人となった今でも、常に手元に置いてある本です。

僕たちと駐在さんの700日戦争

あらすじ
(半分)実話の人気ブログ小説待望の電子化!
時は1970年代。田舎町に住むヤンチャでムチャな男子高校生7人と、町の駐在さんが繰り広げるイタズラ合戦。 「レーダー測定(ねずみ捕り)で自転車は捕まるのか!?」に始まる、バラエティ豊かな“ぼくたち”の作戦と、法すれすれのリベンジを繰り返す“駐在さん”の大人げない(?)攻防戦。  おバカで笑えて、熱くて泣ける、(半分)実話の人気ブログ小説、待望の電子化! 同作映画は2008年4月5日全国ロードショー。

この本は、ヤンチャな高校生たちと駐在さんが繰り広げる、本当にくだらないいたずら合戦がえがかれています。 登場人物が同い年であるため、作中に描かれる情景が浮かびやすいです。
腹を抱えて笑える本なので、この本にすがる思いで、当時は読みふけっていました。
全27巻の構成となっていますので、まずは1巻をお手に取って読んでみてください。

空想科学読本

あらすじ
ヒーローが空を飛び、怪獣が火を吐き、巨大ロボットが空中で合体する空想科学の世界。それらは、科学的にどこまで正しいだろうか?「ウルトラマン」「仮面ライダー」「マシンガーZ」など、世代を超えて愛される特撮やアニメ番組を研究すると、爆笑の果てに、人間の描いた夢の世界の素晴らしさが見えてくる。柳田理科雄の衝撃的デビュー作を全面的に見直した新装版。

この本は、アニメやSFの世界に起きる現象を現代の科学で本気で証明しようとする本です。笑える考察が多々かかれています。
不登校中、全く勉強をしなかったので、勉強をしていない罪悪感が少なからずあった私に、この本は知識と勉強している感を与えてくれて、心の支えとなりました。

以上、私が高校1年間の不登校生活から、立ち直れるまでに読んだ本を3冊、ご紹介いたしました。

不登校中に読んでよかった本の特徴は、「共感できる」ことだと思います。
これらの本は、心の支えになってくれます。

ぜひ手に取って読んでみてください。

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