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大将と参謀

おはようございます!
 
NHK大河ドラマで「真田丸」がありました。
 
機転が利くというか、
えっと驚くような策が打ち出されたり、
裏の裏の裏を読んだ智謀には
感心してしまいます。
 
私は、こういう話が単純に好きです。
「坂の上の雲」では
参謀の秋山真之を追いました。
線を引きながら読みました。
 
ただ、「真田丸」をみていると、
危ういなと思う気持ちも半分あります。
 
参謀の仕事は、策を練ることです。
策は、しんがりを命じたりして、
自軍に陰と陽をつくります。
味方を捨て駒のように扱うこともあります。
ある意味、人をだますことでもあります。
時には、味方をだますこともあります。
だから、恨まれやすいと思います。
そういう大将の下では、
人はまとまらないと思います。
 
「真田丸」では、
そうした参謀が大将をしているような
危うさを感じてしまいます。
 
大将は、参謀とは違うものだと思います。
「明日枯れる花にも水をやることだ」と
大平総理のように語る役割です。
「大将の仕事は、知っちょることでも、
知らぬふりすることだ」と
大山巌のようにふるまうことでしょう。
 
自分はどう振る舞っているのかと、
「真田丸」を見ていると自問してしまいます。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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