見出し画像

こうして多拠点生活で死んだ(物語編①)

こんにちは、高山です。

今回は最近流行りの「多拠点生活」について書きたいと思います。SNSでも多拠点生活楽しいぜ的な投稿をよく見かけますし、定額コリビングサービスのADDressさんもいよいよ会員募集開始と、今年来年あたりは多拠点生活元年になるんですかね。

多拠点生活に関わる記事もよく見かけますが、やはりメリットトークが全面に出過ぎてて面白くないですね。ネガティブな部分も気になります。
なので、東京と千葉県いすみ市で2年前から2拠点生活を始めたものの、一言で言うと失敗してしまった高山の話と、その他に僕と同じく多拠点生活実践中だが課題を抱えている友人の話を混ぜて物語にしてみました。

最初に断っておくと、僕自身は多拠点生活肯定派ですし、自分自身も再度チャレンジしたいと計画しています(飛騨高山に住みたい!!)。それにADDressさんも本当に素敵なサービスですし、多拠点生活が当たり前になる世の中が訪れることを本当に願っています。
あと、お前のやり方が下手だったんだろというツッコミも我慢してください。多分その通りなので。

実際書いたら長かったので今回は物語編①。物語編②と教訓編は次回に回させてください。物語編を読んでいただき、どこが負のターニングポイントなのか考えていただけると幸いです。

それではおはなしのはじまりはじまりー♪


1章 多拠点生活スタート

Tくんは東京に住むとっても元気な30歳の男の子!
そんなTくんにはやりたいことがいーーぱい!

特に政令指定都市でしか生活したことがないシティーボーイTくんは田舎にとても憧れを持っていました。

Tくん「あーいつかは田舎でのんびり過ごしたいなぁ。でも東京からは離れられないなぁ。お仕事がいっぱいだもん。」

そんな時に千葉外房のI市に住んでいるSさんから素敵なお話が

Sさん「うちの町すごいよいよ!家もめちゃ余ってるし、実際に2拠点生活している人もたくさんいるし」

Tくん「お、I市はいろんなメディアでもみる楽しそうな町。これはチャンス!2拠点生活はじめてみようかな」

I市は東京から電車で2時間ほどの場所。特急電車に乗れば1時間半の距離です。海も山もあり、気候も比較的安定しており、とても過ごしやすい町。

Sさんに町を案内してもらいTくんはすっかりI市のことを気に入ってしまいました。

Tくん「ここなら面白くて頼れそうな人もいっぱいいるし、とりあえずまずは物件借りてみよう!」

さっそくTくんはSさんの紹介で家賃3万円の賃貸物件を手に入れました。駅から徒歩10分、築年数は古く修繕は必要なものの1人では勿体無いくらいの広さ!庭の手入れは少し大変そうでしたがここに決めよう!
SさんもI市の素敵な方々を紹介してくれて、2拠点生活上々の滑り出しです!

Tくん「夢の2拠点生活だー!楽しみだなワクワク!」

2章 仲間があつまる

とはいえTくんも東京勤務の普通のサラリーマン。I市にそこまで頻繁には行けません。それに快適に住むためには家の修繕もしなければなりません。修繕費用には勿論お金がかかります。そこでTくんは閃きました。

Tくん「そうだ、一緒に2拠点生活をしてくれる仲間を探そう!」

Tくんは軽いノリでSNSにて呼びかけてみました。するとあっという間に5人の仲間が集まりました。みんな仕事・スキルはバラバラでいいチームになりそうな予感。修繕費用や家賃も折半すれば負担も少なく2拠点生活が楽しめます。

Tくん「よし、まずは家を修繕(DIY)しよう。バーカウンターとかもつくりたいなー庭に畑もつくりたい。夢がふくらむうううう」

3章 みんな来ない

ただ、実際蓋を開けてみるとびっくり。仲間が全然来ないという事態に。そもそもみんな平日は東京から動けず、土日しか使えないなか各々の予定が全く合いません。早くもチーム崩壊の危機です。

Tくん「やばいなー家早く修繕しないと、ただ家賃を払うだけじゃないか。困った困った。。。」

そんなな中、助けてくれたのがTくんの友人であるKさん。Kさんはフリーランスで平日も割と自由に動けます。それにDIYが大得意。

Kさん主導で何度かDIYワークショップも開催、東京からもTくんやKさんの友人が参加してくれました。それに近所の人も差し入れをくれたり、遊びに来てくれたり。家にいろんな人が出入りするようになったことで、少しテンションが上がるTくん。

しかしそんなTくんに更なる試練が。
続きは後編でー


====

Tくんの多拠点生活ストーリーはまだまだ続きますが、多拠点生活のリアルをもっと知りたい方はコチラのイベントへ!

Local next Special:コリビングという新しい多拠点生活

ADDressさんと共同でトークイベントを行います。ADDress代表の佐別当さん+多拠点生活実践者3名と共に、メリットは勿論ですがネガティブポイントにも切り込んでいきます。定員まであと10人程ですが、ご都合つく方は是非どうぞ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?