見出し画像

帰国したら会えなくなるお店の気のいい人たち

長年北京で生活していて好きなのがお店の気のいい人たちだ。

よい意味で緩い。

ほぼ友だち感覚で接することが出来る人も何人かいる。WeChatで気軽に問い合わせられる。

こちらも大型ショッピングモールがだいぶ多くなったので、チェーン店系の店員さんはどこでもマニュアルベースの対応であるのは日本と変わらないけど。

北京の市中にはまだまだ昔ながらの緩さのある小さなお店もたくさんあるし、些細な買い物であればたいていはそうした小さなお店で済ませている。

日本に帰ったら、そうした小さなお店の緩いフレンドリーな店員さんとのコミュニケーション機会はほぼ無くなるのだろう。

それがさみしい。どんなに優秀な店員さんに巡り会えたとしても、日本ではやはり心理的な障壁を感じてしまうから。

私がよく利用するのはガジェット関係のお店。個人商店が軒を並べて一つスーパーを形成しているところが好き。


北京の258生活広場


スマホやPCで修理が必要なとき、すべてここに持って行っている。友人の紹介でこの中のスマホ屋さんに通いはじめて、その後は年がら年中お世話になっている。

今ではすっかり常連客(老顾客)扱いしてくれるようにもなった。スマホは新しいのを買うよりなおす方が安く済むし長く使えるので、部品交換や修理が基本。iPhoneに関しては、いい中古品を超絶安く買えるから新品に手を出す必要がない。

偽物をつかまされることの多い中国において、彼らはホントに頼りになる。ありがたい。

昨年末にはニンテンドースイッチを買った。久しぶりに購入したゲーム機。


これを買ったときも口利きで少し安くしてもらえて2700元で本体を購入。ゲームも1つだけ買ったけど

「そのゲームが面白くなかったら他のゲームとタダで交換してあげるよ」

と日本ではまずありえない対応をしてくれる(笑)
ホントにありがたい。

これはほんの一例だけど、こうした気のいい店員さんに会えなくなるのはさみしい限りだ。

日本の店員さんはお客さんには丁寧だけど、基本マニュアル対応。

とはいえ、心理的障壁は感じれど、親切には対応してくれるし、ストレスを感じることは少ない。

ホント、一長一短ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?