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ランニングを継続するための考え方

今回は、ランニングを継続するための考え方についてお話したいと思います。この手の内容やタイトルを検索すれば、いくらでも情報は入ってきますし、当たり前といえば当たり前の内容でもあります。
しかし、私自身がランニングを続けるうえで体験ベースで感じたことや、日ごろから意識して心がけていること、取り組んでいて良かったことなどを載せていきたいと思います。

少しでも、ランニングやマラソン初心者の方、市民ランナーの方の参考にしてもらえたら幸いです。

1.ケガをしない

もちろん当たり前のことですが、ケガをしてしまうと走ることができなくなってしまいます。ケガの大きさや程度は様々ですが、膝や腰を痛めたり足を捻ったりすると、痛みや腫れ、熱感など急性の症状が出てきます。無理に続けようとしても、痛みや症状が引いてなければ悪化するだけでより回復が遅れていきます。
大会など目標に向けてトレーニングしているなら、なおさらケガにより計画どおり練習ができないことに不安を感じることもあります。日ごろから、ダメージの蓄積や走る環境に気を配ることも大切です。

2.体調を管理する

ケガ同様に、自分自身の体調もベースとして大切になります。風邪を引いたり腹痛や体調不良が続いていると、継続に支障を来します。
いつもと比べて、何かおかしいと感じた時は、運動負荷量を調整する、あるいは潔くトレーニングを中止するということも、自分自身の体のマネジメントに繋がります。

3.オーバーワークにならない

トレーニングを継続したり、パフォーマンスを上げていくうえでも運動の負荷量の調整は非常に重要になってきます。とくに練習熱心なランナーさんほど、追い込んで走り過ぎたりなど無理をする傾向があります。負荷量の調整がうまくいかなければ、運動効果の恩恵が十分に得られなかったり、上げすぎによるオーバーワークとなり、故障や疲労の蓄積で継続が困難にもなりえます。
トレーニングの効果を最大限に上げるようといつも100%の力で出し切ってしまっては、体力も持たないし、むしろ嫌になりますよね。
コツコツ、そして長く続けていくためにも、あなたのMaxの50~70%の範囲で調整することで、気持ちと体にも余裕を持ってトレーニングができます。また、うまくジョグ(つなぎ・回復)とポイント練習(追い込む)、休養などメリハリやバランスを取りながら、取り組むことが無理なく行えることに繋がります。

4.モチベーションに左右されない

「気分が向いたら走る」、「嫌なことがありやる気が起きないから走れない」「ただなんとなく走っている」などなど、やる気や感情の起伏の影響を受けていたり、ダラダラ続けるのは、トレーニングの継続性に支障を来しやすくなります。それよりも、『今日は何のために走るのか』
一つ一つのトレーニングやメニューに目的意識を持たせることで走る動機付けになり、やる気のドーパミンにもスイッチが入るようになります。
『今日は、疲労抜きのジョグで40分ゆっくり走ろう!』といったように。

5.ルーティン化

「仕事から帰宅したら→ウェアに着替えて走りにいく」
「朝、目が覚めたらコップ一杯の水を飲んで→朝ランに出かける」
「お風呂掃除したら→走り行く」
日常生活の中に取り入れたり、何かの行動の後に結びつけることで、自然と走る流れがつくれるようになります。
また、1週間単位、または月間の中で目標設定ややるトレーニングメニューなどを決めてしまうことで、ランニングの習慣のルーティンができるようになります。自分の生活スタイルに合わせて行動計画を立ててみましょう!

以上のことは、基本的で当たり前のことに思えますが、これが意外と難しかったります。知っていてもふと忘れてしまっていることもあると思います。
こういったことを、日常生活やトレーニングで見直して、日頃から意識するだけでも、継続するうえで大きな力になるかと思います!

少しでもお役に立てれば、幸いです。

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