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川本喜八郎人形ギャラリー展示 第二十一回展示

渋谷ヒカリエ8階に立ち寄った際、どこかで見たことがある諸葛亮孔明の人形をポスターに見かけ、入ってみた。

NHKで放送していた人形劇三国志は子供の頃、大好きな番組だった。当時、たまたまテレビを付けていたら始まって、三国志の物語も何も知らないまま見たのがきっかけだったように思う。

子供ながらまずはオープニングの曲に心を奪われてしまったのをよく憶えている。砂埃が舞う中、「三国志」と文字が出てくるシンプルなもの。

その後、物語が始まるのだが、出てくる人形の動きや表情などがとても良く、そのまま夢中になって見てしまった。さらにエンディング曲も何とも言えず良かった。哀愁、だろうか。それからは毎回放送を楽しみにしていたし、本などで三国志の物語を読んでみたり、ゲームなども楽しんだように思う。

そうした懐かしい思い出の人形劇三国志に出ていた人形たちを、テレビ画面ではなく、実際に見ることができた。
記憶の中の古臭さなど微塵もなく、むしろ人形そのものを間近に見ることによって、改めてその魅力を強く感じることができた。

プロフィールを拝見すると作者である川本さんは2010年に鬼籍に入っておられた。このような素晴らしい人形を残されたことに敬意を感じるとともに、遅ればせながら御冥福をお祈りしたい。


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