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最近のメモ

  • 「前に下がる下を仰ぐ」山口晃

  • 「山口晃作品集」山口晃

  • 図録「特別展覧会 狩野山楽・山雪」京都国立博物館

  • 図録「特別展覧会 狩野永徳」京都国立博物館

  • 図録「東山魁夷展」京都市美術館

  • 図録「東山魁夷展[ひとすじの道]」横浜美術館

  • 「山水悠久ー障壁画の世界ー」東山魁夷

  • 「風景との対話」東山魁夷

  • 「AA+A」北桂樹

  • 「金絲七彩 並木秀俊截金作品集」並木秀俊

  • 「世界写真全集 第8巻ネイチャー&カントリー」

  • 「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」@国立新美術館

  • 「第78回 行動展」@国立新美術館

  • 「第86回 新制作展」@国立新美術館

  • 「【特別展】日本画に挑んだ精鋭たち」@山種美術館

  • 「モネ、ルノワール 印象派の光」@松岡美術館

  • 「江戸の陶磁器 古伊万里展」@松岡美術館


水墨画に興味があってということを書いたけど、水墨画というか日本画、大和絵といった世界に興味を持っている。きっかけは何だったんだろう。松岡美術館で見た「江戸の陶磁器 古伊万里展」が大きなきっかけだったのかもしれない。

もともとの目的は「モネ、ルノワール 印象派の光」の展示だった。でも、それよりも別室で開催していたこちらの展示を見て心が奪われた。良くも悪くもこちらの展示は人も少なかったので、静かな空間でずっと眺めてしまった。

器自体の形も美しいものの、一番惹かれたのは描かれている植物だった。特に葉っぱ。次に花。それから配色というか色のバランスとか。

そこからふと、東山魁夷さんや山口晃さんを知り、そんな流れから狩野永徳の過去の展覧会図録など古本で集めては眺めてみる。山口晃さんはYoutubeにあったインタビュー動画をたまたま見かけたときに、語っておられる内容がとても良かったから。あと、声自体も耳に心地よかった。

絵に興味をもったきっかけは印象派の風景画だった。
そこからキュビズムとか抽象画と見るようになったが、抽象画は個人的には色、デザインといった要素で見てしまうようなところがある。

絵だけを見ても何を表現したのかわからない。対象がわからない、と言えば良いのだろうか。そうした解説を読まないとわからないよりは、ただ目の前にあるものを見た時に少なからず何かしらはわかる。そのスタイルがシンプルで好きな気がする。だから純粋抽象の方はあまりぴんとこないことが多い。

これらの印象派の風景画や抽象画から水墨画、そして日本画の方につながっていった。日本画というか、大和絵、というのだろうか。正確な歴史や知識がないのでうまく言語化できないが、感覚、として言えば、大和絵には印象と抽象の双方がバランス良く収まっているような。うーん。やはりうまく言えない。けど、そんな感じ、というところだろうか。色々と見ていく中でまたわかってくることがあるだろう。

それから、2B Channelでの萩庭桂太さんの回。

私はライカは使っていないので、”ライカ使い聞いて”のタイトルとは直接ヒットしないのだけども、話の中で出てくる「picture」の概念。これが面白いし、そうそう、と感じた部分が多かった。


とりとめもなく最近の感じたことや思ったことなどを書いたが、そうした色々な要素が自分の中で混ざっていっている気がしている。なんとなく、だけど。

最近の マガジン「活ける:Arrangement」 では、自分が撮った植物の写真を使って、そうした要素を何か表現できないかと試している。



あと、テート展はやはりオラファー・エリアソンなど最後の章がとても面白かった。壁の隙間から眺める作品とか。

ただ、これまたテート展と同時に開催されていた「第86回 新制作展」の方がさらに面白かった。

特に、1階で展示していた「スペース・デザイン」。

直接触って体感することができる展示もあった。
まだ彫刻という分野はあまりぴんときていないが、スペース・デザインの作品は子供の頃の図工を思い起こすような感覚も感じて、どこか懐かしいような、童心に帰ったような気持ちで、見ていてわくわくした。

また興味が湧いた展示に出かけてみよう。

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