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価値ってなんだろう?-コンテンツデザインから考えること-


価値ってなんだろう?

価値って誰が決めるのだろう?

価値って変化するのかな?


価値について考え始めると疑問がドンドン出てきました。

価値について考えるきっかけをくださったのが、先日私がオーナーを務める体験型デザインギャラリーKURA COCOLONOに来てくださったnoteユーザー、建築ライターのロンロ・ボナペティさんでした。

ロンロさんにはKURA COCOLONOのMENUの中にある64,800円のコースを楽しんでいただきました。

ロンロさんが体験されたMENUの詳細は以下の記事をご覧ください。

KURA COCOLONOの窯体験が終わって、ゆっくりとお酒を呑みながら談笑している時に、ロンロさんの奥様から「夫のテンションがすごく上がっている」という嬉しい感想が出るなど、この体験を満足されたように感じ、安堵しました。

今後ロンロさんのnoteで取材内容の記事が掲載されます!


以前、わざわざの平田さんがこんな記事を書かれていました。

僕たちKURA COCOLONOにも関係のあるお話としてしっかりと読ませていただきました。

KURA COCOLONOの一番の人気MENUは、記事にも書いた64,800円(税込)のコースです。完全予約制で、その日のお客様だけのためにスタッフが対応します。

しかし、KURA COCOLONOの情報はnoteでもお伝えしていますが、実際に足を運んでいただかないと、どんな体験が待っているのか分からない方も多いと思います。

だから実際に来ていただかないと「価値の共有」が難しく、もしかすると「こんな体験に64,800円も払いたくなかった!!」と怒る方もいるかもしれません。

ロンロさんからも、「この体験の価値が分からない人にとって64,800円は高いと思うかもしれないし、価値が分かる人にとってはかなり安いと思うかもしれない」という言葉がありました。

ちなみにコース金額が64.800円ではありますが、スタッフ数名が丸1日拘束されることやお客様だけの内容を事前に計画することなどを考えると、価格としても利益としてもそれほど高いとは考えていません。実際に交通費だけでも15,000円は超えます。


そんな体験において僕が大切にしていることは

「僕自身が最高に面白いと思うコンテンツを一緒に体験していただく」

ことです。

「僕が面白いと思う」という手前味噌な思考ですが、これを「価値」とすることで、社会や誰かが決めた価値に流されないコンテンツが生まれると信じています。


だから例えば記事がバズって流行り「とりあえず行ってみよう」ではなく、口コミやリピーターのように、しっかりと価値を感じた方に来ていただきたいと考えています。

KURA COCOLONOがまだ空き家だった頃、事業として参加して欲しいと依頼が来た時は、なるべく多くのお客様に来ていただけるように考えていました。しかし計画が進むにつれて「価値を共有できる人に来ていただきたい」という思いに変わっていきました。

これは上から目線ではなく、嫌な思いをされるお客様を極力減らしたいという思いからです。


情報化社会になってから、流行りがものすごいスピードで変化しています。

そんな時代だからこそ「バズるより根付かせる」を目標に価値を構築していきたいと考えています。


竹鼻良文/TAKEHANAKE代表

TAKEHANAKE design studio HP

TAKEHANAKE BRAND


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