見出し画像

情報社会から生まれる言葉の価値の裏付けは分野の中で


皆さんはSNSでこんな言葉や文章を目にしたことはないだろうか。


「アートの力で」

「ブランディング方法を公開します!」

「記事をこう書けば読まれるし話題になりやすい」

「マネタイズは信用を稼ぐことから」


検索すれば大量に出てくる「ダイバーシティ論」や「べき論」や「言い切り論」。個人的にはいつも「本当かな?」や「それって本当に価値があるの?」と疑問を持ちながら、SNSから流れてくる情報に目を向けている。


僕は10年前の25歳で建築家、デザイナーとして独立を果たした。当時から、情報社会になったら裏付けのない主張が世の中を席巻し、多くの人が「判断の難しさ」に気づかされる時代が来ると思っていた。しかし、確かにあの頃よりもさらに情報社会は進んだものの、少し予想とは違う世界にもなった。それは、


ここから先は

1,425字

¥ 100

サポートありがとうございます。もしよろしければサポートを検討された金額の半分をご自分の大切な方へお使いください。サポート金額と共にお気持ちを受け取らせていただきます。