モラハラの後遺症(毒親育ち含む)#44
私のクライアントさんは「頭に浮かんだことをパッと言葉にできない」傾向があります(共依存・ACの特徴です)。
毒親育ちで親の顔色をうかがって生きてきたり、長い間パートナーからモラハラを受けてきた結果、自分の考えが頭に浮かぶことすらなくなってしまっている方もいます。
仮に浮かんだとしても、
「それを自分なんかが発して良いのか」
「こんなこと言ったら嫌われるのではないか」
等と思い、言い出せません。
言い出せたとしても、ワンテンポ遅れてしまってどこか不自然になってしまいます。
頭に浮かんでからワンテンポ遅れて発するだけで、
"どこか言葉が重くなってしまう"
"何か言外の意味を相手に感じさせてしまう"
ということが起きます。
例えば、自分の中ではそこまで深い悩みではないと思っていても、相手から重く受け止められてしまってめんどくさがられたり。
相手が深刻に受け止めている様子を見てますます軽い感じで話せなくなったり。
例えば、職場等で男性とすれ違って「なんかネクタイ素敵だな」と思ったとしても、一瞬ためらってワンテンポ遅れて発してしまい、その男性に、褒められているはずなのに「何か裏があるのではないか」とか、そこまで思わないにしてもすっと心に入ってこない何かを感じさせてしまったり。
褒めるというプラスのことさえも、一瞬のためらいによって上手く伝わってくれなくなってしまうのです。
こんな悲しいことはないですよね。
しかし、練習はできます。
1人でもできますし、リアルな人間相手でなくてもできます。
読書している時やYouTube等で何か見ている時等、どんな状況でも可能です。
何かを思った瞬間に、それを言葉にしてみましょう。
思うだけでなく声に出すことに意味があります。
そうやって瞬発力をつけていきましょう。
きっと良い意味での「軽やかさ」が生まれるでしょう。
「考え過ぎて上手くいかない」、そういうタイプのあなたなら、悪い意味での「軽い」にはならないので大丈夫です。
ぜひ対リアルな人間の練習を、私でしていただければと思います。
<参考ブログ>
なぜモラハラの後遺症はこわいのか①
なぜモラハラの後遺症はこわいのか②(+モラハラ加害者の特徴)
なぜモラハラの後遺症はこわいのか③(カサンドラの後遺症含む)
なぜモラハラの後遺症はこわいのか④-いつも選ぶ相手に不安定さがつきまとう-
近況ですが、Threadsなるものを始めてみました。
よくわからんです。
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