共依存克服・夫婦問題カウンセラー大村祐輔

HP:https://www.takehearts.com/ 夫婦や親子問題には共…

共依存克服・夫婦問題カウンセラー大村祐輔

HP:https://www.takehearts.com/ 夫婦や親子問題には共依存が根底にある場合が多いです。共依存・AC・カサンドラの克服、モラハラ・DV・NPD被害からの脱却のご相談が多いです。アメブロから漏れた記事やカウンセリングの日々で思うことを投稿。41歳。

最近の記事

話し合いとケンカの違いについて#45

「夫婦でケンカをしないのは良くないことなのでしょうか?」 という質問をたまにいただきます。 「ケンカする程仲が良い」 「ケンカするということは意見を言い合えている証拠」 等とよく言われますから、こういう疑問が出るのかと思います。 結論ですが、 ケンカをしない夫婦が良くないわけではないです。 お互いに、あるいは、どちらかが我慢しているが故にケンカにならない、 というのは良くないですが、 お互いに許容範囲が広いもの同士で、決して我慢しているわけではなく、いつも許容範囲にお

    • モラハラの後遺症(毒親育ち含む)#44

      私のクライアントさんは「頭に浮かんだことをパッと言葉にできない」傾向があります(共依存・ACの特徴です)。 毒親育ちで親の顔色をうかがって生きてきたり、長い間パートナーからモラハラを受けてきた結果、自分の考えが頭に浮かぶことすらなくなってしまっている方もいます。 仮に浮かんだとしても、 「それを自分なんかが発して良いのか」 「こんなこと言ったら嫌われるのではないか」 等と思い、言い出せません。 言い出せたとしても、ワンテンポ遅れてしまってどこか不自然になってしまいます。

      • お金を貸す時の5つの注意点#43

        私のクライアントさんは、結構頻繁に、パートナーや親や子供、そして友人等にお金を貸してしまいます。 そう簡単にお金は貸すべきではないのですが、当たり前のように安易に貸しているようです。 クライアントさんは安易とは思っていないようですが、私にはとっても安易に貸しているように見えます。 クライアントさんは共依存体質の方が多く、 「困っている人を助けなくちゃ」 「頼まれると断れない」 「断って関係を壊したくない」 という特徴をもっていて、 その特徴を見事に利用されています。 そ

        • なぜ妻に寂しい思いをさせてしまうのか#42

          タイトルのような悩みを抱えている男性のクライアントさんと話していると、 「前回のカウンセリングから、特に変わったことはありませんでしたので話すことはないのですけど…」 と言われることがあります。 家でもこんな感じなんだろうなと思います。 それで奥さんが寂しい思いをされているのではないでしょうか。 でも男性のクライアントさんは、なぜ妻が寂しい思いをしているかわかりません。 なぜ妻が不満をもっているかわかりません。 で、私の方も、あまりにも話してくれず、普段のクライアン

        話し合いとケンカの違いについて#45

          負けるが勝ち#41

          今回の話も「だから何?」という話です。 相手との駆け引きにおいて、負けるが勝ち作戦を使うことが賢明な場面というものがあります。 (以下の文章で「勝ち」や「負け」という言葉が何度も出てきますが、便宜上わかりやすく表現しているだけです。何をもって勝ち負けなのかは当然人や状況によります。という注意書きを最初に) まず、「負けるが勝ち」の意味ですが、 ”一時は相手に勝ちを譲り、しいて争わないのが、結局は勝利をもたらすということ” (goo辞書より) とあります。 勝ちを譲る

          好循環とか、貢献感とか#40

          クライアントさんと話していて、 猫の話題になり、 「猫のスヤスヤ寝ている姿って癒されますよねー」 という話になったことがありました。 飼ったことはありませんが、私も猫が好きで、よく猫になりたいと思うものです。 そんな話をしていて思ったのです。 「そうやってスヤスヤ眠れている猫ちゃんを見ることができるのは、○○さんが安心できる環境を作っているからですよねー」 と。 「○○さんが猫ちゃんに安心をもたらし、猫ちゃんが安心して眠ることができ、○○さんはそれを見て癒され

          自分を大切にするということ#39

          「自分を大切にしよう」 「自分の気持ちに嘘をつかないようにしよう」 「自分の気持ちに忠実になりましょう」 等よく聞く言葉だと思います。 正直よくわからないですよね。 自分を大切にできたことがない人はもちろん、大切にしている人もよくわからないと思います。 当たり前過ぎて考えたこともないだろうからです。 私は去年車を買ったのですが、意識して「自分の気持ちを大切にしよう」と思ったのです。 意識して。 青い車を買ったのです。 そして好きなスピッツにちなんだナンバーにしまし

          好きなものを発信すると#38

          私のクライアントさんは、自分の好きなものを他者に伝えることができない人が多いです。 その理由の一つに、 これまでに親や友人等身近な人に、好きなものを発信して否定されたことがある、 ということがあります。 本当に悲しいですよね。 悔しいですよね。 しかも、大抵の場合、否定した側の人は、あなたが発信したその好きなものについてちゃんと知らないことが多いです。 知らないものを否定も肯定もできないはずなのですけどね。 さらに、だいたいそういう人は知ろうともしません。 はい。

          決めてもらっています#37

          毎回カウンセリングの終わりに次のカウンセリング日時を決めることが多いですが、その際になるべくクライアントさんに決めてもらっています。 多くのクライアントさんは、 大村>自分 と勝手に捉えていますので、 「大村さんの空いている日はいつですか?合わせます」 「先生が決めてください。私決められないので」 「先生は次はいつが良いですか?」 等と言います。 まあこうなってしまうのは仕方ないと思います。 自分に自信があるとかないとか関係なく、割と普通にこうなるのではないかと思いま

          相手に合わせておけば良いとは限らない#36

          自分の意見を言えない、 (それを通り越して)自分の意見がわからない、 決断できない、 意見を言うことで、あるいは決断することで責任を負いたくない、 等というクライアントさんが多いです。 それは仕方ないです。 生まれて最初からそうだったわけではなく、育った環境等身近にいた人たちの影響でそうなってしまったのでしょうからね。 今できなくても、これから言えるように、決断できるようにしていけば良いわけですからね。 言えるように、決断できるようにするためにどうしたら良いのか、というの

          相手に合わせておけば良いとは限らない#36

          すみません#35

          電話やZoom等でカウンセリングを行っていますが、つながってまずはじめに、「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」とあいさつをしますよね。 その際に、「おはようございます、すみません」「こんにちは、すみません」「こんばんは、すみません」とおっしゃるクライアントさんが結構いらっしゃいます。 聞くと、この「すみません」は「こんな私なんかのために大村先生の貴重な時間を奪ってしまい申し訳ございません」という意味らしいです。 はい。 よくわかります。 私も昔はそうでした

          超受動的な人が陥る恋愛や結婚#34

          今回の内容は、本当に本当に参考程度にしてください、と予めことわっておきます。 もちろん一応クライアントさんを見ていて思うこと、ではありますよ。 さて、私のクライアントさんは、自己肯定感が低い方が多いです。 そのため、 自分から誘うことができない、 自分の意見を言えない、 自己開示できない、 等、全般的に超受動的であることが多いですね。 わかりやすく、ここではこのような方を、草食系の人、ということにしましょう。 かなり乱暴ですが、 草食系=受動的で相手中心の人(良く言えば

          超受動的な人が陥る恋愛や結婚#34

          私大村のカウンセリングについてのあれこれ#33

          他のいろいろなカウンセリングを受けてきた方が私のところにいらっしゃることがありますが、そのような方がよくおっしゃるのは、 「話を聴いてくれるだけで物足りなかったです」 「具体的に何をしたら良いのか教えてくれなくて困りました」 「何を話したら良いのかわからず時間だけが過ぎてしまいました」 等です。 私も現在のカウンセラーさん(今は師匠的な存在)に出会うまでに数人程(3人くらいだったかな?)カウンセリングに行ったことがありますが、以上のような感想をもったものです。

          私大村のカウンセリングについてのあれこれ#33

          生きやすくなるヒントが「モヤさま」につまってるのね#32

          「モヤさま」とは『モヤモヤさまぁ~ず2』という、テレビ東京でやっている、さまぁ~ず2人と女性アナウンサー1人の3人が、マイナーな場所をぶらぶらする番組です。 2007年から始まって、放送時間の変更が度々ありながらも今も続いている番組です。 今もたまに観ています。 たまに銀行員時代の取引先が出てきたりすると笑えます。 私は日曜の19時台にやっていた頃(2010~2016くらい)はよく観ていましたね。 たまたまその時間暇だったら観る感じで、観られたとしてもそんなに真剣に観るわ

          生きやすくなるヒントが「モヤさま」につまってるのね#32

          結婚相手を間違える人#31

          数々のクライアントさんを見ていて思うことですが、 10代から20代前半くらいまでの女性は、 肉食系というか、オラオラ系というか、ガラ悪い系というか、男尊女卑系というか、中二病こじらせ系というか、オレについてこい的な男性(言い方が難しいですが、男らしさがマイナスに作用するような人)、 に魅力を感じてしまう傾向にあるように感じます。 特に機能不全家族育ちの人程そういう傾向にあると感じますが、機能不全家族育ちでなくても、割とその年頃の女性には共通して、上記のような男性に魅力を

          「男性はみんな○○だ」#30

          「男性はみんな○○ですよね?」 「男性はみんな○○しますよね?」 「男性はみんな○○行きますよね?」 とクライアントさんに言われることがあります。 ○○には、いろいろ入ります。 浮気(不倫)、暴力、暴言、モラハラ、ギャンブル、風俗、 自分勝手、男尊女卑的、外見だけで女性を判断、キレやすい、共感力がない、オチのない話が嫌い、 等々。 もちろん男性の全員がそうでないことはわかっていて、改めてそうではないということを確認するためであったり、「みんな○○だ」ということを私に否