自己免疫疾患と腸
こんな研究成果が2012年に理研から出ていたらしい。
何故私の出会った医師たちは、積極的にこの話を取り上げなかったのだろう?治療法に取り入れてみたりしないのだろうか?腸内改善なんていくら試してみても、本命の化学療法に対する害悪も無いだろうし。今までにも整体院で、「それは腸です、サプリがあります」とか眉唾な事を言われたり、ネット上で素性のよく分からない方が断言しているのを見ることはあった。でもこうして、かの理研ですら出していたとは、知らない自分も勉強不足だったと言わざるを得ない。もっとも、このぐらいの時期までは数値が安定していて、1週間に飲むプレドニンを5ミリという量まで減らせていたので、気にもしていなかったというのが正しい。
それが今こうして腸に着目したのには訳がある。2017年の再燃後、大人になってから改めてSLE人生を再出発したようなものな訳だが、退院後の快適な毎日、それはプレドニン量によるものだけではない気がしていた。
17年12月〜18年1月の丸1ヶ月、ほぼ無意識下に近い状態で、口から物を食べずに鼻から栄養剤を入れられていた。意識回復後に普通の食生活をする様になった時、私は自分が文字通り綺麗な体になっている気がした。飲み込んだ食べ物の価値を最大限に発揮すべく、しっかりと満足感とともに栄養を取り込んで、しっかりと余分なものを排泄する。それはあたかも離乳食を食べ始めた赤ちゃんの様で、納車されたばかりの新車、買ったばかりのPCの様でもあった。メンテもパーツ交換もリブートも要らないのだ。40年もの間使い込まれて忘れ去られていたメモリー、これを掘り起こして再現してくれたのが、寝たきり後に得た体験だった。
前述の研究結果、専門用語の全てを理解してる訳じゃないが、大枠、腸内環境の悪化が免疫の異常活性化につながるという事が分かって納得した。
子供の頃偏食だった私は、便秘は当たり前。腸のトラブルは付き物と思って暮らしてきました。
近年話題になったサイトカインストームもこうゆう事でしょうか。
ありがとうございます!この様な情報を真に必要とされている方に届けて頂ければ幸いです。