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【サッカー】(後編)独ブンデスリーガ全18チーム:現況を簡単に

前編・中編はこちら↓

卓球や経済ニュースの読解に時間を割くようになり、サッカーを視聴する時間が減りました。唯一、追うことができている当該リーグを順位が下のチームから順番に触れてみます。

《2024年4月8日時点》

4位:ライプツィヒ

ドルトムントが昨シーズン終盤に悲劇的な結末を迎えたので、バイエルンの12連覇を止める一番手と今シーズンは予想していましたが、開幕節と18節、早い段階でレヴァークーゼンにダブルくらったのが痛かったですね。

チャビ・シモンズやオペンダといった新戦力が期待通りの活躍を示している一方、優勝するにはGKを含めて守備陣にもう少しタレント性欲しいなと。

出場する選手は若手ばかりというイメージありましたが、グラーチやオルバンなど古参選手は30代を過ぎ、チーム自体に円熟味を帯びてきた感じです。

3位:シュトゥットガルト

7位:アウクスブルク以上にビックリの好成績。直近の試合でドルトムントにも勝ち、勝ち点はなんと60。CL圏内でのフィニッシュはほぼ確実かと。

マブロパノスやソサだけでなく、開幕直後に遠藤航を抜かれたときはリアルに降格をイメージしましたが、"救世主"が一人のみならず二人も現れ、リーグを席巻しています。ある意味でケイン以上のインパクトを与えられたギラシと、ギラシ負傷離脱中に台頭したウンダフ。

日本ではネガティブな評価をされがちな伊藤洋輝ですが、ここでは守備の確実さはもちろんのこと、攻撃参加時も縦パスをバンバン通しています。

最後にニューベル。悪いこと言わないからバイエルン戻らず、買い取ってもらった方がよいです。

2位:バイエルン

言いたいことがヤマほどありますが、手短に記します。

フリック退任以後は選手個々の主張が悪い意味で強調されてしまいチーム力を感じません。ドルトムントのやらかしがなければ昨シーズン時点で連覇は止まっていたので、連覇が途絶えるのは時間の問題でした。

昨シーズンの話ですがマネに殴られたり、今シーズンもマインツの前監督に殴られたり、プレー以外の面で何かと話題になるザネ。チームを大きく変えるためには気分屋すぎる彼は放出した方がいいでしょう。ペップやクロップのようなカリスマ性ある監督じゃないと扱うのは容易じゃないかと。

最後にケイン。彼は何一つとして悪くないし本当に気の毒なので、CLのアーセナル戦、ホーム:バイアレーナでその悔しさをぶつけてほしいです。

1位:レヴァークーゼン

ミムラユウスケさんが優勝予想していて、「そこまではさすがに・・・」と思っていましたがフタを開けてみたら・・・

まいりました。

27節:ホッフェンハイム戦をテレビ観戦していたのですが80分以降の波状攻撃は迫力たっぷり。解説の水沼さんと一緒に朝から声上げてしまい、今シーズンのブンデスベストゲームとなりました。

チームを牽引しているヴィルツについて少し触れます。

「大怪我負わずにカタールW杯出れていたら日本の景色は全く違うものになっていた」と信じて疑わなかったくらい、彼はシャビ・アロンソ就任前から才能をいかんなく発揮していました。

「やっと陽の目を浴びたかヴィルツ!」

今シーズンの活躍を大変うれしく思っています。

リーグ優勝はほぼ決まりだし、ボカールのタイトル獲得も決勝の相手が2部のカイザースラウテルンということを考えると2冠は間違いところ。

そうなると残すはEL。

ただ、こちらは簡単ではありません。準々決勝:ウエストハム、準決勝:ミランorローマという壁をクリアし、決勝の相手がリバプールなんてことになったら、ラスボス感満載。下手したらCL決勝以上に注目を集める対戦となりそうです。

万が一、ELも優勝なんてことになったらシャビ・アロンソの市場価値はとんでもないことになるでしょう。

今後もレヴァークーゼンから目が離せません。

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