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野球を全く知らないサッカー経験者が「甲子園」について調べてみた!②

野々村健史です。

先日、「野球を全く知らないサッカー経験者が「甲子園」について調べてみた」というテーマで記事を書いてみました。

今回は、その続編です。

先日の記事では、甲子園球場の名前の由来と、ツタについて書きました。

今日は、球場の土と、芝についてです。

野球観戦に行くのも楽しそうですが、少し視点を変えて、設備に目を向けてみると新しい発見があるかもしれません。

球場の土

球場建設で最も神経を使ったのがグラウンドの土でした。
阪神間はもともと白砂青松の地で、土も白っぽく、ボールが見にくい状態でした。
そのため、各地の土を取り寄せ、試行錯誤の結果、熊内の黒土に淡路島の赤土を混ぜ合わせて粘り具合を確認し、グラウンドに敷き詰めました。
当時の担当者はグラウンドを走ったり、すべりこんだりして土の硬さや色目を実験しました。
この熱意は今も受け継がれ、黒土と白砂のブレンドは、グラウンドキーパーの長年の経験と技術によって調整され、絶妙の色合いと質感が生み出しています。

甲子園秘話|阪神甲子園球場100周年記念サイトより

各地の土を取り寄せてブレンドされているのですね。

土にまでこだわりがあるのは正直驚きでした。

土については、高校野球で負けたら持って帰るぐらいの知識しかなかったので、そんな細かいこだわりがあるとは全く思わずでした。

球場の芝

人工芝の球場が多い中、阪神甲子園球場は見事な天然芝を誇っています。
球場開設当初は土だけのグラウンドでしたが、2年後には外野一帯にクローバーなどの草が生えて、芝の代役をしていました。
芝は1928(昭和3)年から1929(昭和4)年の春にかけて張付けが行われ、同年の春の大会から芝のある甲子園となりました。
(中略)
相手は生きものだけに、散水、除草、施肥、定期的な刈り込みと、日頃から丹念な手入れが施されています。

甲子園秘話|阪神甲子園球場100周年記念サイトより

確かに、野球の球場は天然芝ではなく、人工芝が多いイメージでした。

サッカーのスタジアムは天然芝のピッチが圧倒的に多いです。

どんな状態の芝の上でプレーするかによって、プレーの質も変わると思いますので、こだわって手入れしている運営はさすがだなと感じました。

さいごに

この夏、高校野球を観に行かれる方も多くいらっしゃるかと思います。

高校球児たちのプレーに魅了されるのももちろん素晴らしいことですが、プレーされているグランドに目を向けてみても面白いかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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