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第1回せんしすれぽーと!

タイトル改名しました。前回の続きです。


ゲームの雰囲気は表紙みたいな感じです。

今回は4人でプレイしました。ゲームの流れを書いていきます。このゲームはシンプルモードと複雑モードがあります。基本的な流れは一緒なのでシンプルモードで説明していきます。


ルール説明(シンプルモード)

まずプレイヤー全員に機能カード3枚、行動カード1枚、そして資源(写真で青いチップ)8個が配られます。場には基本要求カードを表向きに1枚、要求カードを裏向きに4枚置きます。

要求カードは上の写真のように求められるステータスが書かれています(例 : 坂道が多いから「アシスト」が2以上ほしい)。

また、機能カードは下のようにステータスが割り振られていて(例 : 軽量フレーム、スピード+1アシスト+1)、上の要求が満たされるようにこれらを設計していきます。設計する際にカードに書かれた数だけ資源が必要となります。

要求を満たすことで顧客満足度が+3、満たせないと-2、また基本要求はそれぞれ0、-6となっています。それらの合計が6を越えればクリアとなります。

一人ずつ順番に手番が回ります。手番のプレイヤーはまず機能カードか行動カードを山札から1枚引きます。その後、機能カードを設計する、行動カードを使用する、リリース/プロトタイピングする、など取れる行動の中から一つ選んで行います。(行動カード : 要求カード1枚を表にする、資源を分配するなどの効果がある。リリース : ゲームを終えて顧客満足度を計算する。プロトタイピング : 設計した機能を半分捨てることで要求カードを1枚表にする。リリース可能な数機能が設計されていればできる。)

行動が終われば次の人に手番が移ります。全員の手番が終わるまでを1ターンとします。ターンが終わればイベントカードを1枚表向きにします。そこに書かれた効果は次のターンの間働き続けます。(例 : 「無限会議」このターン、リリース/プロトタイピングができない)

このようにしてターンを続け、リリースするかイベントカードがなくなるまで行います。


プレイ結果

やってみた結果ですが、

-6点、基本要求すら満たせませんでした...

授業なので時間制限があったんですが、慎重になりすぎて中途半端な状態でリリースすることになりました。とにかくガンガン進めていくことが大事だってことがわかりました。


複雑モード(ルール説明+プレイ結果)

複雑モードはシンプルモードに比べて①要求カードが4→8枚②リリース可能機能カード数4→8③イベントカード枚数10→20④視点カードの追加⑤クリア顧客満足度6→10があります。

特に①と④が大きいです。要求が増えることで何を達成すればいいかわけわからなくなります。また視点カードも大事です。視点カードは全員に1枚配られ、顧客満足度計算の際に効果が現れます(例 : 設計されたステータスの数が4つ以上ならオーバーした分だけマイナス2点)。つまり一人一人の判断基準がバラバラに存在するようになって決定がしづらくなるんですよね。

しかもこんだけ要求があると大変......

プレイしたところ、一度シンプルモードをやってるのもあってスムーズに進みました。みんなが早く要求を全部表にしようとしてかなり協力して進めることができたと思います。何より行動カードを使って全員の視点を共有することで判断基準を共有できたのが大きかったです。要求もいい感じに満たせてきて「これはいい感じだ!あと少し要求を満たせば出せる!」時間も残り少ない!早く進めよう!みんながそう思って回していきました。そしてタイムアップ!気になる結果は......



-6点でした。


基本要求は満たしてこれでした。順調に要求も満たしていたのになぜこんな点数になったのか......。


みんなが早く回せば回すほどイベントカードがめくられていくんですね。プロトタイピングできなくなったり資源が減ったりするやつです。ガンガン回していってタイムリミット間近、これが最後のターン...!って時にそいつは出ました......。



社長の一声 : 表向きの要求カードを全て捨て、新しく要求カードを表向きでおく



社長おおおおおおおおおおおお!!!



こうして全ての要求が変わりタイムアップ。満たしていた要求がぐちゃぐちゃになってあんな点数になってしまいましたとさ。


振り返り(学んだこと)

さて、大事な振り返りです。このゲームでどんなことを学べたのか。


・要求がわからないと何がいいか判断しようがない

何が求められているのか何が必要なのか、それは今回のゲームに限らずどんな時でも大切なことだと思います。何が食べたいかわからないと晩ごはんの献立が決まらないみたいに。そんな当たり前なことを改めて気づくことができました。


・資源の貴重さと投資のバランス

このゲームであった「資源」って何のことだと思いますか?

実はこれ、お金とか時間とかを表しているみたいです。だから機能カードだけじゃなく行動カードにも資源が必要だと。コミュニケーションを取る(視点を見せ合う)なら人数分資源が必要と。

自分たち以外のグループが振り返り共有で言ってたのですが、「これはゲームだからみんなバンバン機能置いたり資源使ったりしてたけど、実際の開発の現場では慎重になってなかなか進まなさそう」ってことを言ってて確かにって思いました。だからこそ今回のゲームで行動していくこと重要性が強調されたように思います。実際には資源を使う = 投資する行動するのと慎重さのバランスをうまく取る必要があるなと。むやみやたらに行動して資源を失うのも慎重すぎて何もできないのもよろしくない。

・コミュニケーションの大切さ

このゲーム、手札を見せることはできないんですが基本的に話し合いOKです。というか話し合わないと大変です。始めにシンプルモードでやった時はいまいち感覚が掴めず、どういうことを考えてるかとかどう進めようかとかあまり伝えれてなかったように思います。少なくとも自分はそうでした。チームでやっていく以上お互いがどういう考えを持っているか共有するのは大事だと思いました。あ、でもメンバーとは楽しくできたんでそこは成功だと思います(笑)

・決定権の所在

複雑モードでクリア失敗したのはガンガン進めすぎたせい、つまり途中で止めてリリースするという考えが浮かばなかったこと。それはリリースする決定権が誰にあるかわからない状態だったからなのかなと思います。いわゆるリーダーですね。今回なんとなくみんなの意見が一致したから進めたけど、だからこそ止めるタイミングがなかった。リーダーがいればその都度どうするか考えるきっかけを作れたかもしれない。まぁリーダーがどういう役割をするかはまた別の問題かもしれませんが。とにかく決定権というのは意識した方がいいなと思いました。




いかがでしたか?カードゲームであっても学ぶことがたくさんありました。今回の授業を受けてますますこれからの授業が楽しみになってきました!以降の授業でも学んだことをまとめようと思います!

授業の内容を書くの難しいですね......。分かりにくいところもいっぱいあったと思いますがこれから慣れていきますので、温かい目で見ていただけると嬉しいです(笑)


それではまた!

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