去る3月12日、2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟！」の制作発表がありました。

同作の主人公、豊臣秀吉の良きパートナーだった実弟・豊臣秀長を演じるのは仲野太賀さん（31歳）ですが、今日は他の主要キャストをどなたが務めるのか、希望的観測を含めて綴ってみることにします。

・豊臣秀吉　濱田岳さん（35歳）

今の日本の30歳代の俳優さんで、人たらしの猿・豊臣秀吉がハマりそうな方といえば、真っ先に濱田さんの顔と名前が浮かびました。
「豊臣兄弟！」でなくても、今後戦国・安土桃山時代を舞台にした大河ドラマが放映されるならば、そう遠くないうちに濱田秀吉が見られるはずだと思います。

・徳川家康　山崎育三郎さん（38歳）

徳川家康役については、ミュージカル界のスターである山崎育三郎さんを推したいです。
2020年にTBS系で放映された「私たちはどうかしている」での黒幕・多喜川薫役を目にして以来、山崎さんにはいつか大河ドラマで狸親父の家康を演じて欲しいと思うようになりました。

・織田信長　森田剛さん（45歳）

2023年「どうする家康」では岡田准一さんが織田信長を好演されましたが、V6時代のチームメイトである森田さんもまた織田信長のイメージに合うのではと思います。

・お市　菜々緒さん(35歳)or山本舞香さん(26歳)
・茶々（淀殿）　白石麻衣さん(31歳)or西野七瀬さん(29歳)

2023年の「どうする家康」では、北川景子さんがお市と茶々を一人二役で演じましたが、茶々役のキャスティングについては北川さん演じる茶々が初出演する日まで一切公式な発表がなされませんでした。
そのため、様々な憶測が流れており、「茶々については少女時代を演じていた白鳥玉季さんがそのまま成年期も演じる」、「いや、菜々緒さんだろう」、「いや、白石麻衣さんだろう」と噂が乱れ飛んでいました。
あれから3年、今度こそ二度目の正直を期待し、菜々緒さんや白石さんがお市もしくは茶々の役で大河ドラマに出演することを心待ちにしています。
あわせて、山本さんや西野さんについても、お市や茶々にはふさわしい女優さんだと思いますので、今回のキャスティング候補として名前を挙げておきます。

・明智光秀　音尾琢真さん（48歳）

本能寺の変で主君・織田信長を倒すも、ほどなくして豊臣秀吉に討ち取られることになる明智光秀には、「どうする家康」で鳥居元忠を好演された「チームNACS」の音尾琢真さんの起用を希望します。
「どうする家康」では酒向芳さんが明智光秀を演じましたが、主人公の徳川家康を罵倒するなど、近年の大河ドラマ諸作品での光秀とは大きく異なる悪人として描かれていたのが意外でした。
キャスティングがどうなるかは分かりませんが、本来は領国において名君として慕われ、また一説では徳川家康とは友好的だったともされる明智光秀が、「豊臣兄弟！」ではイメージ回復を果たすことができればと思うばかりです。

・柴田勝家　宇梶剛士さん（61歳）or小澤征悦さん（49歳）

強面のイケメンが演じるイメージのある柴田勝家については、今回は宇梶さんもしくは小澤さんの起用を予想します。

・石田三成　志尊淳さん（29歳）

大河ドラマの石田三成役には若い二枚目の俳優さんが起用されることが多いですが、今回は2023年朝の連続テレビ小説「らんまん」の井上（槙野）竹雄役での活躍が記憶に新しい志尊さんを推します。

・大政所（なか）　長野里美さん（62歳）

前回の「どうする家康」で秀吉の老母・大政所を演じたのは高畑淳子さんでしたが、今回は2016年の「真田丸」で真田信之の最初の妻・おこうを演じた長野さんの起用を期待します。
長く舞台女優として活躍されていた長野さんですが、「真田丸」でのおこう役の演技が各方面で話題になったのは記憶に新しいことかと思います。
その後、長野さんが2022年朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」に沖縄県人会会長夫人役で、2023年フジテレビ系「ばらかもん」で主人公の過保護気味な母親の役で出演されているのを観て、一度大河ドラマで大政所を演じて欲しいと思うようになった次第です。

・北政所（ねね・おね）　長澤まさみさん（36歳）or水川あさみさん（40歳）

濱田岳さんが豊臣秀吉ならば、秀吉を諭し、支えた糟糠の妻・北政所（ねね・おね）を演じる女優さんは誰が適任でしょうか。
しばらく考えた末、濱田さんより少し年上の長澤まさみさん・水川あさみさんあたりが良いのではという結論に至りました。
二人とも大河ドラマへの出演実績は複数回ありますが、水川さんは2011年の「江～姫たちの戦国～」で、秀吉に父・母・継父を殺された浅井三姉妹の初（常高院）を演じています。

・井伊直政　宮世琉弥さん（20歳）

「どうする家康」では板垣李光人さんが井伊直政を演じました。今回も引き続き美少年系の若い俳優さんがキャスティングされるとするならば、人気急上昇中の宮世さんの起用を期待したいところです。

以上、2026年大河ドラマ「豊臣兄弟！」のキャスティング予想について、あくまで個人的な願望にすぎませんがざっくばらんに書き綴ってみました。
この他にも豊臣氏、織田氏、武田氏、北条氏、豊臣恩顧の武将、三河武士団、などいろいろな人物が登場することになり、その配役も興味深いですが、また改めて機会があればお話させていただこうと思います。