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誰でもできるセルフプロデュースの極意

自分のやってみたい仕事を念じると、
近い将来 本当にその仕事が舞い込んでくる・・・。
そんな職場環境は当たり前なのだろうか・・・?

はじめまして!
たきコーポレーション[ ZERO ]の大類と申します。

コロナ以降はフリーアドレスになってしまったので殺風景になったオフィスだが、コロナ以前は自身のデスクにこれでもか、、、という数の漫画キャラクターのフィギュアを飾っていた。
これも単純に好きなモノに囲まれて仕事をしていたかったオタク性なだけであったが、ある時、全くの別の部署のデザイナーから電話がかかってきて「お前の大好きな漫画◯◯のコラボパッケージの仕事があるけど一緒にどう?」と新しい案件を誘ってくれたことがあった。
もちろん二つ返事で引き受け、今でもとても満足のいくパッケージデザインを制作することができたと思う。
プロジェクトにその漫画に詳しいスタッフがいなかったため、かなり先陣で多くのアイデアを提案しカタチにすることができた。

パッケージデザインのイメージ①(Drew by Midjourney)

今でもその時にお世話になった代理店さんから、その漫画コンテンツの新しいお仕事がある度に、お声がけいただいていることは本当に幸運なことだと思う。
また、そのコンテンツなら誰もが私を思い出してくれるのではないかと思うほど、きっと今では社内広しといえども情報が浸透していると実感する。w

パッケージデザインのイメージ②(Drew by Midjourney)

話を戻すが、冒頭で述べた「念じる」という表現は少し言い過ぎたかな。
例えば「タレントの◯◯に会いたい」
「大御所のフォトグラファー◯◯とお仕事してみたい」
「世界的に有名なイラスト作家◯◯にビジュアルを描いてもらいたい」
「◯◯ビールのパッケージをつくってみたい」
「そろそろ一企業の社長に直接プレゼンしてみたい」などなど。。。

こんなワガママにも似たコメントを社内の誰かれ構わず、立ち話や社内会議で言い続けてみる。
・・・すると、とんでもない角度から、まちに待っていた件(くだん)のオファーが入ってくる。

ある時はプロデューサーから「タレントの◯◯さんを起用するキャンペーンなんですけどどうですか?」とか、
またある時は同僚デザイナーから「◯◯の商品好きだったよね?次の新商品の仕事あるけど一緒にやらない?」なんて風に実現していくのだ。
これは TAKI 在籍20年強だが、一度や二度・・・なんてものじゃなく、
半年に一回みたいなペースだ。冒頭でも触れたがホントにそんな職場環境は当たり前なのだろうか・・・?といつも不思議に思う。

風通しがものすごくいい TAKI という会社の社風ではないかなぁと、勝手に会社を買い被っているが、実際のところデザイナーのA氏はイラストが得意だ。こんなテイストのイラスト描く。
プロデューサーのB氏は趣味で撮るポートレートがなんともいい感じの味がある。というように
あまり接点のない遠くの部署の社員の持ち味まで、何となく把握できるほど、色々な情報が色々なところに転がっているのだ。

ここまで長文を読んでいただいた皆さんにお伝えしたいのは、とにかく、
やりたいことは声を大にして言い続けること。
声を大にしなくても、フィギュアを飾るでも、PC にシールを貼っておくでも、アピールは何でもいい。

他人は意外と、自分を見ているものだと。

著者近影