【10分エッセイ#23】おとなになればなるほど注意されない
※10分間で書ききる、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ!※
「おとなになると、なかなか注意してくれる人がいなくなるもんよ」
私が小さいころ、お母さんはそんなことをたまに私に言った。
「注意してもらえるのは今しかないの。」
だから注意してもらったら、それをありがたいと思ってちゃんと直しなさい、そんな話だったように思う。
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私は自分の食事のマナーがよく心配になる。それは上記の母の言葉がもとになっている気がする。
「おとなになったら注意されない」
それの最たるものが、食事のマナーではないかと思うからだ。
メールの文章や名刺の渡し方や言葉遣いなどのビジネスマナーなら、まだ身内に注意してもらえる。自社の利益に反映されやすいことだからだ。
もちろん若手のうち、とおもうけど。
でも食事のマナーは、大人になってまで指摘することではないという感じが強い。
マナーが悪いことで相手に迷惑をかけるかと言ったら、ビジネスマナーほど実利的な目に見えやすい影響はない。
大学に入るために上京する時、「東京には高貴な人たちがたくさんいる」「私は高貴な人たちとご飯食べるにはマナーが足りない」という、殊勝な思考のもと、マナー本を一冊、アンダーラインペンで線を引きながら丁寧に読んだ。
全然知らないことが多かったし、全部覚えられなくて焦った。受験終わったばっかりだったのに受験勉強のようだ。笑
結局まあ全部記憶するのが難しかったので、「最低限に人を不快にさせないように意識すれば良い」、「場で一番偉い人のまねをすれば間違いない」、「本当に困ったら最悪食べない」というような気持ちで東京に行った。今もそんな気持ちだ。
すごく神経質になっている、というわけではない。
偉い人ほどそんなことを大して気にしないんだな、と思うこともよくあるし、それに自分が普通にしてたらやばいマナーだというほどのことは思わない。
でも気になる。
細かい所作や、フォークやナイフの置き方、モノの切り方。食べる速度。
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私とごはんを食べる機会があるみなさま、もし私が間違っていたら、もしくは人を不快にさせるふるまいをしていたら、教えてくださいまし!!!
とても知りたいと思っています!!!よろしくお願いします!
今日は以上です!
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