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映画のかんそう(10)

twitterに垂れ流した映画の感想を集めてみた第10だん。
主に映画はTVの、深夜とかテレ東の昼間にやっているのとかを録画して、真夜中にひとりで観ています。
基本的に1映画1ツイート。

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1995年)
Natural Born Killers (1994)

映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』観た。全編がMVめいた映像の、最悪の殺人カップルを描いた愛のバイオレンス・ロードムーヴィー。後半の刑務所暴動が超カオスで最高。トミーリージョーンズのキャラが濃すぎて最高。ロバートダウニーJrも終盤ぐちゃぐちゃで最高。タランティーノ原案かよこれ最高。

インターセクション(2013年)
Intersections (2013)

映画『インターセクション』観た。雑アクション映画かと思いきやこれは!欺瞞夫婦と浮気相手、凶悪犯と護送警官、子を奪われた女とそのパートナーたる復讐者。無関係な3組が多重交通事故を起こし交錯する。助けの来ない砂漠の真ん中で利害と愛憎の目まぐるしい心理戦!最後に生き残ったのはお前かよ!

RED リターンズ(2013年)
RED 2 (2013)

映画『RED リターンズ』観た。物騒でタフな爺さん婆さんがたくさん出て殺しあったり騙しあったり手を組んだり裏切ったりする。最高齢82歳のアンソニーホプキンスがレクター教授よりイカれててヤバイ。ヘレンミレンが気高く美しく強くて素敵。サツバツさとコメディのバランス絶妙な、良き娯楽映画。

違う違う。2013年公開だからアンソニーホプキンスはいってても75歳だ。撮影時点だとも少し若い。現時点で計算してしまった。

ラスト サムライ(2003年)
The Last Samurai (2003)

映画『ラスト サムライ』観た。サムライが如何にカッコ良いかを全力で描いたサムライ大作。大迫力の合戦とサムライのカッコ良さ以外は全体的にふんわりしている。ニンジャは良い。真田広之も良い。そしてカッコ良いトムクルーズにカッコ良いサムライをかけて100倍だ。わかるか?この算数が。エエッ?

フローズン(2010年)
Frozen (2010)

映画『フローズン』観た。リフトに取り残されたまま忘れられたらヤバイよね、をそのまま映画にしたやつ。自業自得にほんの少しの不運が重なり、夜の雪山でリフトに取り残された3人の男女が、寒さと怪我と凍傷と狼を相手にサバイバル。骨がボギッとか掌がベリベリッとか描写が痛くてヒィーッてなる

Dr.パルナサスの鏡(2010年)
The Imaginarium of Doctor Parnassus (2009)

映画『Dr.パルナサスの鏡』観た。続けて3回観てようやく話の筋が解った気がする。いやたぶん解ってない。鏡の中の荘厳でチープなメルヒェン悪夢じみた世界が素晴らしい。諧謔と遊興の悪魔トムウェイツが、優しく邪悪で、チャーミングな笑顔の奥に恐るべき暴力の気配が感じられ、本当に悪魔めいている

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