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映画のかんそう(12)

twitterに垂れ流した映画の感想を集めてみた第11だん。
主に映画はTVの、深夜とかテレ東の昼間にやっているのとかを録画して、真夜中にひとりで観ています。
基本的に1映画1ツイート。

ゾンビ(1979年)
Dawn of the Dead / Zombie (1978)

映画『ゾンビ』観た。ディレクターズカット版だ。不覚にも初めて観たっぽい。人間を襲う怪物と化したとはいえ遺体を傷付けることに抵抗を感じる倫理観や、ポストアポカリプスSFとも言うべきモール立て籠り生活、ゾンビ狩りや物質強奪を行う人々など、ゾンビの恐怖より人間の心理描写が重点されている。

映画『ゾンビ』顔を青白く塗っただけの雑なモブゾンビたちがシュール過ぎる。デビッドエンゲの迫真のゾンビ演技は秀逸。モールを襲撃する物資強奪暴走族がマッドマックスめいてヒャッハーしてて楽しそう

ゼロ・グラビティ(2013年)
Gravity (2013)

映画『ゼロ・グラビティ』観た。放り出されたら助からない緊張感、限られた酸素と燃料で宇宙をさ迷う恐怖、次から次へと襲いくるアクシデント。見てる方のメンタルもゴリゴリ削られる。空気のない宇宙空間では遠くのものもくっきりと見えると言うが、それを感じさせるすばらしい映像美。面白いかった。

アイガー北壁(2010年)
Nordwand (2008)

映画『アイガー北壁』観た。アイガー北壁初登攀をめぐる実話にもとづく。山映画はどれも観ていて高さに身が竦むが、1936年当時の登山装備の心許なさもあって、この映画は特に怖い。映画的な見せ場も派手さもご都合展開もなく、困難に挑みそして破れる登山家たちの姿を淡々と描く。無情すぎて泣ける。

映画『アイガー北壁』、また観てるんだけどほんとにシンドイ映画だな。観ててツラい。寒そう。痛そう。過酷すぎる。全員死亡。アイガー北壁に挑んだ4人の誰ひとり助からない。手が届くほどの距離で力尽きたトニーの最後の言葉がまた。なんたる、なんたる。

28週後…(2008年)
28 Weeks Later (2007)

映画『28週後』観た。続編だ。ゾンビ映画だが厳密にはゾンビではない人々を容赦なく殺しまくる。厳密にはゾンビではないので、扉を開けたり、梯子を上ったり、特定人物を執拗に追跡したりと、大変厄介だ。ウイルス満載の血を積極的に吐きかけてくるのも厄介だ。ドンの人ってルンペルシュティルツキンだ

47Ronin(2013年)
47 Ronin (2013)

映画『47Ronin』観た。忠臣蔵をベースにしてどうしてこうなる? 無闇に甲冑やら着物やら建物やらのデザインに凝ったファンタジーアクション時代劇。吉良と浅野の配役が逆じゃねえかと思ったがストーリーには合ってるか。天狗の解釈が新しい。たぶんキアヌリーヴスでラストサムライやりたかったんだ。

吉良っぽい外見の田中泯が浅野内匠頭やってて、浅野忠信が吉良上野介やってるのでややこしい。菊地凛子は妲己なのか? キアヌリーヴスはキアヌリーヴスでしかない。出島にいた全身タトゥーはゾンビボーイの人か。真田広之だけちゃんと時代劇でカッコイイ。吉良の家来の黒い甲冑がとにかくカッコイイ









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