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「とりあえずやってみろ!」って、どうやればいいの?【FUTURE INTELLIGENCE】


「本当にやりたいこと」を見つけるためには、「とりあえずやってみろ!」と主張する人がいます。

しかし、何も考えずに行動して成功できるほど世の中甘くはありません。 それを教えてくれたのが、著書『FUTURE INTELLIGENCE ~これからの時代に求められる「クリエイティブ思考」が身につく10の習慣~』です。

誰かの言う通りに行動したところで、失敗する確率が上がるどころか、インスピレーションが得られにくくなってしまいます。

そうならないために、今回は、

1、「とりあえずやってみる」は、どうやるのが効果的か。
2、常識を覆すクリエイティビティはどうやったら手に入るか。
3、「これが本当にやりたかったことだ」と思える活動、天職はどうやって見つかるのか。

以上3点について解説していきます。





【結論】◯◯◯がある人は成功する。


結論から先に言いますね。

「遊び心」がある人は成功する。


まずは、リハーサル。


私たちが何か新しいことに挑戦する時は、「答え」が存在しないことが大半です。

そんな時、真面目に取り組もうとするよりも遊び半分で挑んだ方が効果的です。


20世紀に傑出した心理学者たち(ピアジェ、フロイト、エリクソン)も、人間にとって遊びは重要であると認めていたらしく、

ある研究者たちの観察によると、子どもたちは「遊びを通して自分自身のことや、まわりの環境と自分との関係を理解しようとしている」ことがわかったそうです。

小児臨床心理学者のサンドラ・ラスは、次のように言いました。

「子どもたちは、自分が経験から知っていることだけでなく、こうあってほしいという願望も組み入れて物語を作る。こうして彼らは遊びの中で怖れを克服しようとする。遊びを通じて、リハーサルをしているのだ」
(出典:FUTURE INTELLIGENCE)

例えば、バナナを電話に見立てたりするのは、「自分たちは大人のように携帯電話を持つことが許されず、なんとかして真似したいから、アイデアをひねり出し、想像の中で遊び、実験している」ということができますね。

つまり、子供が何にでも果敢に挑戦できるのは、「こうやったらうまくいくんじゃね~?」と楽観的になんでも試すという遊び心を持っているからです。


特に、誰でも稼げるはずの副業で挫折する人は、遊び心が足りないのだと思います。 

真面目過ぎるがゆえ、「なんで自分にはできないんだ」と落ち込みますが、遊び心のある人は、「失敗してもいいやぁ」です。

何かに挑戦する時、それは本番ではないことの方が多いのですから、失敗しても大丈夫なリハーサルだと思って、あとは遊び半分で取り組めばいいでしょう。



次に、常識を覆す。


もう一つ、遊び心の重要性をお伝えしておきます。


「想像の中で遊び心を発揮する」だけでも、常識を覆すクリエイティビティが高まるといわれているのです。

ある実験で、大学生を2つのグループに分けた。
「その日の授業が休講になったと想像する」グループと、
「自分が7歳の子どもになったつもりで、学校がお休みになったと想像する」グループ。
その後の拡散的思考テストで、後者の方がクリエイティブな答えを出した。

わざわざ自分が子供になったところを妄想しろとは言いませんが、周りの大人に合わせるよりも、自分の中にある遊び心を発揮した方がクリエイティブな発想を産みやすいのです。


そもそも、誰かの言う通りに従ったところで、その人以上の成果は出さないと約束したようなものです。

最初はおふざけの範囲でも、自分の中でこだわりを持ち、それを成長させて初めて付加価値となりえます。



ここまで、「遊び心」を持って取り組むことで、楽観的に理解が進み「リハーサルになる」し、常識から脱却して「クリエイティビティが高まる」ことを解説しました。

ここからは、もう1つ同じくらいに重要なことをお伝えします。

「本当にやりたいこと」はどうやって見つかるのか?です。

これがわかっていないと、間違ったやりがいを追い求め、1人ブラック企業になってしまいます。

あなたにとっての天職とは、どんなものだと思いますか?



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