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青森GW日記①人に会って嬉しい

5月3日(水)筒さんと会えてラッキー
唐突に、東京で知り合ったアーティストの筒さんから連絡があり、彼も本日に七戸十和田駅に到着するそうだ。新幹線を調整し、彼は八戸駅から僕の隣に座った。満員だった新幹線もここまで来れば、40%くらいの乗車率だ。久しぶりの再会を喜び、17:46に七戸十和田駅着。僕は実家にタクシーで帰るのを変更し、二人で十和田の町中へタクシーで。食事と飲酒を共にしようという考えだ。十和田の中心街に到着して、僕はぐるっと久々の町中を散歩してみた。新しい建物は十和田現代美術館と合わせて、白くてピカピカだ。取り壊された建物も多いけど、残っている建物もあり、どれも侘しくて寂れている。19時過ぎ、十和田市現代美術館のキュレーターの方も合流し、3人で近くの居酒屋へ。十和田の居酒屋は、あんまり来たことがないけど、安くて料理もうまい。食材の鮮度がナイスなのが、決め手だと思う。3人でアートことや、十和田のことを話す。筒さんは7-9月に十和田で展示があるので、今回はその準備のための滞在。とても楽しみ!みんな見に行こう!

僕は十和田のことを話し始めると、どうしても悪口になってしまう。すまん。そのくせ僕は今、出身についての写真作品を作っているのだから、愛憎にまみれていやがる。十和田にはいくつか川があって、奥入瀬川や稲生川や、砂土路川などがある。僕は砂土路川の流域の生まれで、母は奥入瀬川の生まれだ。人口の多い十和田の中心街は稲生川の流域にあって、僕の家からは車で20分くらいだ。僕は十和田の町中への帰属意識が大変希薄で、自身が十和田を代表する人間とは思えない。十和田の町中のことは正直、他人事という感じがしてしまう。地元を離れてたまにしか、帰ってこないからかもしれない。一方、青森県の全部に目を向けると、僕は青森を代表して何か小さいことを語れる気がする。それもまた愛憎にまみれた「何か」なのだが。その「何か」は今作ってる写真作品として、結実するはずだ。写真は農業。3人であれやこれや、筒さんの作品やロシアについても話す。現代美術館のキュレーターの方にお会いするのは初めてで、思いきって提案や、お願いをしてみる。作品を完成させて見せなければ。母に電話したら、迎えに来てもらえたありがたや。


新しくできた「とわふる」でかくて、きれい。利用は格安なので、写真展やりたい。
夢屋、デカ焼き鳥でびっくりした。うまかった。


路上ミュージシャン。応援してあげてね。


どこも行ったことがない

5月4日(木)アンリ家でBBQ
午後、幼馴染のアンリから呼び出し。隣に住んでる。彼の家族でBBQしていて、それに参加させてもらった。ビールの6本パックを片手に、30歩で彼の家へ。彼に会うのは6年ぶりくらいだと思う、隣に住んでいるのにね。彼は結婚して、仕事の都合もあり野辺地町に引っ越した。コロナもあったとはいえ、結構会えないものだな。彼の息子5歳と2歳も初めて見た。元気いっぱいで、走り回っていた。鯉のぼりが彼らの体を撫で、さらに健康で元気に育つ未来を確信した。アンリのあだ名の由来は、2002のワールドカップのフランス代表の選手に、顔が似ていたから。6年も会っていないけど、昨日会ったみたいに、時間を共有できた。ホタテ食いまくった。マジで美味い。エンドレスビールで、ふらふらしながら子供と遊んで発散した。アンリの下の子、疲れてしまって、アンリは家に彼を寝かせに行った。アンリは帰って来ず、どうやら彼も眠ってしまったようだ。どうやら彼は、父親になってしまったようだ。日も暮れたので、彼の家族に挨拶をして、30歩、歩いて家に帰った。


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