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マイクロ法人という生き物【#貧乏はお金持ち読書感想文3】(毎日更新96日目)

連日お送りしています橘玲さんの著書『貧乏はお金持ち』の学びと感想文の3回目で今日は第二章を読んでみました。

【第二章の概要】

会社と法人について詳しく説明しています。

会社が人格を持つとはどういうことなのか
法人は人なのかモノなのか
法人という奇妙な生き物、その不思議なしくみ
自分という個人とは別に法人という人格を持つことのメリットなどが書かれていました。

章の最後には具体的な法人の設立方法も紹介されています。

また法人や会社というものを理解するために
ダイエー創業者の中内功と
カナダの田舎のセールスマンから全米19位の巨大企業のCEOに上り詰めたフレデリックロスジョンソンという人物の人生物語も紹介されています。

【感想】

ダイエーの中内功とロスジョンソンの話は小説のようでおもしろかった。

中内功は会社と一心同体となって自分の分身のようにして共に生き、そして会社の没落とともに全てを失いこの世を去った。
会社を大事な生き物として扱った。

ロスジョンソンは自分の会社をより大きな会社に買収させ、その会社のCEOにつくこと、それを繰り返すことであっという間に莫大な富を手に入れた。
彼にとっては会社は自らが楽しく生きるための道具であって、どんどん利用した。

この悲劇と喜劇はわりと読みやすかった。

しかし、その後会社についての説明がたっぷりあるのですが、なんとなくしかわからないので言語化ができません。

法人の定義みたいなことを説明していて、法人というのは人でもありモノでもある曖昧な存在なんだよということを言っているのだと思います。

だから著者は法人というのは不思議な生き物だとしきりに言います。

法人には人格があって時には人として扱われ、時にはモノとして扱われる。

民法が適用されることもあれば、刑法の処罰からは免れることもある。

不思議な制度で完璧なものではないため、これを利用して優位な立場でビジネスをすることができる。
アメリカのフリーエージェントはマイクロ法人の優位性を知っているんだといった話。

とにかく会社というものはどういうものかという説明がめちゃくちゃいっぱいされていました。

この膨大な説明は本書のキーワードであるマイクロ法人を深く理解するために必要なことなんでしょうね。

ちょっと難しすぎて言語化ができませんが、ぼくは経済初心者だからしょうがないですね。

ちょっとしんどいけど、がんばって読み下すぞ。

YouTubeで両学長のお金の勉強も視聴しはじめました。

学ぶことのハードルを低くして挫折しないように楽しく学んでいけたらと思います。


今日は『貧乏はお金持ち』の第二章の感想文でした。

それでは今日はこのへんで

またあした。

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