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足首を捻った(初期対応)

バレー、バスケなどの着地で捻った、日常生活では階段を踏み外して捻ったなどにより足首の外側に痛み腫れが出るのが捻挫の症状の大半です。

今回の記事は捻挫して痛みや腫れがあるがどうしていいのか、どのぐらいの重症度なのかわからない、骨折や靭帯の断裂は大丈夫か不安という方向けに書きました。

すぐに病院
明らかな腫れ、変形、安静時の痛みがあり荷重できない場合は靭帯損傷だけではなく骨折の可能性もあるため、すぐに整形外科を受診し適切な処置を受けましょう。

軽度〜中等度
足首を動かすことができ、歩行が可能な場合は少し腫れがあっても骨折や重症化する可能性は低いが、この場合でも整形外科や接骨院を受診し包帯で固定してもらうことで腫れを予防できます。
なるべく早めに受診することをオススメします。

初期の処置がしっかりできていれば1ヶ月以内には痛みなく日常生活を送ることが可能です。


初期の自宅でのケア

受傷後72時間以内は患部が炎症している状態なので過剰な腫れや痛みを抑えることが大切です。

具体的な処置としては患部を安静にしてアイシング(氷のう)をする、そして腫れを防ぐため足を心臓より高い位置で挙上することが大切です。(包帯固定も継続して行いましょう)

○処置の注意点
 ・アイシング
  ①温度
   氷は凍傷の危険がある為0°以下は
   使わない(氷の表面が溶けてから使用)
  ②時間
   15分〜20分程度
  ③感覚
   痛みや熱感が戻ってきたら繰り返す
  ④睡眠中
   長時間実施で凍傷の危険あり、行わない

 ・挙上
  ①睡眠中
   長時間の同姿勢となるため、
   睡眠時の足の挙上は特に大切。
   毛布や座布団などで高い位置に
   固定しましょう


特に腫れを残すことは予後の足首の可動域制限に関わる為、初期のケアは非常に大切となっていますので慎重に行いましょう!

まとめ
・明らかな腫れ、痛み、荷重ができないという
 症状は整形外科へ
・初期のケアとしては安静、氷のうで冷やす、
 挙上、包帯固定すること
・初期の腫れを抑えることが予後にとって大切

【注意】
症状が日毎に悪化する場合も整形外科を受診しましょう!







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