たく@運動で痛みを治す柔道整復師

北海道在住で接骨院、整形外科で柔道整復師として勤務。痛みを『動いて治す』患者さんを増や…

たく@運動で痛みを治す柔道整復師

北海道在住で接骨院、整形外科で柔道整復師として勤務。痛みを『動いて治す』患者さんを増やすために奮闘中!

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最近の記事

電気治療、なんのためにするの?

今回は整形外科や整骨院で行われる物理療法(物理的に身体に刺激を加えて行う治療法)について記事にしたいと思います。 特に電気療法についてまとめました。 医療機関を受診し、電気を受けているけどなんの為に治療しているかわからない。 どのような種類の電気があるか細かく知りたい、という方に読んでいただきたい内容になっています。 電気療法などの物理療法は動きや痛みをよくするきっかけです、この記事で物理療法のみで良い結果となることは難しいということがわかっていただければ幸いです。

    • 意外に多い?バンザイで手、腕がしびれる(胸郭出口症候群)

      胸郭出口症候群という手や腕に神経症状が出る疾患を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。 手、腕にしびれがあっても医療機関を受診して首、肘、手などに異常がなければ痛み止めだけで済まされます。根本的な原因が見つからないまま慢性化してしまうかもしれません。 今回は胸郭出口症候群に関する特徴を解説することでみなさんの症状のお役に立てればと考え作成しました。 特に以下に当てはまる方は参考にしてみてください。 胸郭出口症候群とは胸郭出口とは首と胸の間にある通路で主要な血

      • 筋トレ、この種目だけは

        GYM会員になったけど、どの種目を選べば良いのかわからないという方はいませんか? 今回は種目の選択について記事にしてみました。下記の目的で会員になった方は特に参考にしてみてください。 ダイエットやひきしめ 体力回復 健康管理 最小の努力と最短の期間で目的達成ができる種目の紹介をします。では基本的なポイントから解説します。 筋トレのビッグ3体の3大筋群は脚・胸・背中です、日常生活やスポーツ動作をするのに基本となる筋肉です。 筋トレ愛好家はこの筋肉をバーベル用いて鍛

        • 筋トレ前後の栄養 

          今回は筋トレ実施日の栄養について記事にしたいと思います、トレーニングには興味があるけど栄養まで気が回らないという方も多いのではないでしょうか、少しでも仕組みを理解することが大切です。参考にしてみてください。 筋トレを始めたばかりの方、栄養が大切だということはわかっているけど実践できていない方、筋トレだけでは変化がない方に参考にしていただければ幸いです。 トレーニング前後の食事筋肉は常に分解(減る)と合成(増える)が繰り返されています。ポイントはいかに分解を抑えて、合成を高

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        • トレーニング
          3本
        • 膝のお悩み
          8本
        • 「痛み」
          4本
        • 腰痛
          9本
        • 足のお悩み
          5本
        • 手のお悩み
          2本

        記事

          筋トレ週1でも頑張って

          今回の記事は筋トレについて簡単にまとめてみました、何度か挑戦してはいるが続かないという方も多いのではないでしょうか、参考にしていただければ幸いです。 特に下記のような方にお勧めの内容となります。 ・GYMに入会してはいるが幽霊会員になっている ・チョコザップに入会しようとしているが不安 ・どのくらいの頻度で行けば良いかわからない トレーニングは続かない方が大半です、目標を高く決めすぎず、まずは3ヶ月だけでも続けていきましょう。 頻度筋肉には適切な休息が必要です、筋肉は

          なんとなく最近膝が痛い(変形性膝関節症)

          医療機関で軟骨が減っている、変形性膝関節症と言われたけどどのような状態かわからない、どう対応すれば良いか悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。 今回は変形性膝関節症についてと進行度別に考えていきたいと思います。特に下記の方に参考にしていただければと考えています。 ・60代女性心当たりはないけど膝が痛い ・変形性膝関節症と言われたが対応に困っている ・人工関節にすべきなのか悩んでいる 変形性膝関節症とは膝関節の軟骨がすり減り関節が変形する疾患をいいます。60歳以上

          なんとなく最近膝が痛い(変形性膝関節症)

          湿布、どのような効果?

          打撲や捻挫などで筋肉、関節が痛くなった時の味方が湿布。今回は種類や使用法、注意点などを改めて確認していきます、みなさんのお役に立てれば幸いです。特に以下の方に参考にして頂きたくて作成しました。 どの湿布を使ったら良いかわからない いつ剥がせば良いかわからない 温湿布と冷湿布の違いがわからない 湿布では効き目がない 湿布とはみなさんが関節や筋肉の痛みで使用する湿布とは「炎症を抑える薬」が塗られていて、それが皮膚から浸透していく「消炎鎮痛剤」です。色々な種類の湿布を症状

          おばあちゃん転倒してから腰が痛い(脊椎圧迫骨折)

          みなさんの周りには高齢者で転んでしまってから腰の痛みがとれないという方はいませんか。そのような場合念のため医療機関を受診し精査してもらうことをオススメします。 今回のテーマは高齢者の転倒、尻もちなどをきっかけに受傷することが多い脊椎圧迫骨折です。 脊椎圧迫骨折とは背骨の骨が押し潰されて変形してしまう骨折を指します、多くは骨粗鬆症を基盤に転倒などで発生します。 きっかけ軽微な外傷の積み重ねや転倒、尻もちなどが多いがきっかけなく発生することもあるため、高齢者で腰部に痛みが出

          おばあちゃん転倒してから腰が痛い(脊椎圧迫骨折)

          どうする、アキレス腱炎

          アキレス腱に痛みがあるという方は多いのではないでしょうか。今回は同部位の痛みで最も多いアキレス腱炎について記事にしました、みなさんの症状に当てはめて考えてみてください。 代表的な症状アキレス腱炎とは繰り返されるストレスによりアキレス腱に炎症、変性を生じた障害のことを言います。 痛みの部位はアキレス腱のかかとの骨から2〜6㎝の場所に出やすく、足関節を自分の方向に向けたり、つま先立ちをすると痛みが増強します。 活動量によって痛みが変化し、症状が強いと痛みだけではなく腫れるこ

          足の裏が痛い(足底腱膜炎)

          歩行やランニングの際足の裏が痛くなることはありませんか?踵に痛みを伴う疾患として最も多いのが本日紹介する足底腱膜炎です。 足の裏は安静にすることが難しいため症状が長期化することが多いです、少しでも早く治るために自分の症状と比べて正しい対応を心がけましょう。 症状痛む場所は踵の内側に多く初期症状は動き始めに出ることが多い。例えば朝起きた時に痛かったり歩き出しの数歩がきつく、動作後に再び痛むことが多いです。 医療機関を受診する方は動作時やパフォーマンス時も痛みが出るようにな

          足の裏が痛い(足底腱膜炎)

          膝からパキパキ音がする(タナ障害)

          日常生活で膝がパキパキなるという症状が気になっていませんか?痛みがなければ緊急性は低いです。 症状があることに加えて中高生で運動を盛んに取り組んでいるという場面ではタナ障害という疾患の可能性があります。医療機関も考えてください。 痛みのきっかけスポーツ動作(スクワット、ジャンプ)や膝の曲げ伸ばしの繰り返しにより内側の滑膜ヒダが炎症を起こし痛みが生じます。 症状痛みは炎症が蓄積する夜間に悪化することが多い。 活動時 スポーツ活動時や階段昇降などの屈伸時に痛みや音がパキ

          膝からパキパキ音がする(タナ障害)

          ケガ、腰痛、神経痛、、、痛み止め何を選ぶ?

          今回は捻挫、打撲、腰痛、神経痛などあらゆる疼痛に対しての痛み止めについて解説したいと思います、何も考えずに自宅にある痛み止めを服用していた方が多いのではないでしょうか。 痛みの種類について把握し、それに対する薬を選択することが重要です。特に下記のような方に読んでいただければ幸いです。 服用しても治らない 何を服用して良いかわからない そもそも服用するべき? 痛みを我慢すべきかそもそも「痛み」というのは、体に起きた「炎症」を脳に伝えるための重要なサインです。 このサ

          ケガ、腰痛、神経痛、、、痛み止め何を選ぶ?

          痛み、知るだけで少しだけ心が晴れる

          今回は痛みについて説明したいと思います。腰痛、肩こり、火傷、捻挫様々な痛みがあると思います。いつまで続くのか、またどのように捉えるべきかについて解説します。 痛みの対応としてシンプルにすると痛みの種類を把握し、それに対して適切に対応することが1番大切だと思います。 具体的に述べようと思います。 痛みの種類どの種類の痛みかを知ることは不安を解消する意味で大切なことです、以下の3つから自分の痛みの特徴に当てはめて考えてみましょう。 侵害受容性疼痛 組織損傷による痛み、指

          痛み、知るだけで少しだけ心が晴れる

          慢性腰痛、向き合い方で痛みが楽になる

          腰痛は組織の変化からくるという説が有力だったが近年は心理的な側面を大切にするようになりました、また画像を中心とした診断から画像で見えない状態も追求する「器質機能障害」へと腰痛の捉え方が変わってきました。 近年の腰痛に対するケアについて紹介します。腰痛を抱えている方に向けて心理的要因に対してどう向き合うかという記事を作成しました、みなさんに参考にしていただけると幸いです。特に下記の方にお役に立てると考えています。 慢性腰痛 画像診断では問題なし 対応がわからない では

          慢性腰痛、向き合い方で痛みが楽になる

          腰痛、問題ないと言われたけど

          今回は腰痛はあるが病院では何でもないと言われた場合の対処法について解説したいと思います。とくに腰痛全般に共通する向き合い方を紹介していきます、参考にしていただきたいのは下記のような症状の方です。 ・激痛ではないが重だるい ・下肢に症状がない ・長時間同じ姿勢が多い ・運動をした方が良いか悩んでいる 腰痛に対する捉え方 腰痛は日常生活で腰部の組織に刺激が集中して起きます、これは生活習慣の積み重ねの場合とたまたまその瞬間に身体を変に使ってしまった場合に分けられます。稀に悪性

          腰痛、問題ないと言われたけど

          ギックリ腰!椎間板の炎症?ヘルニア?

          椎間板という背骨の軟骨(クッション、動きをスムーズにする役割)が原因の痛みについて紹介します、特に今回は殿部や下肢に痛みが発生する椎間板ヘルニアではなく椎間板性の腰痛について紹介します。この腰痛はどの年齢でも見られますが、特に30〜40代が多くアスリートにも発症することがあります。腰痛があり以下の項目に当てはまる方はぜひ参考にしてみてください。 ・若年者(30〜40代) ・前かがみで痛い ・背骨の真ん中の狭い範囲が痛い ・ギックリ腰が原因の痛み 椎間板性腰痛 椎間板

          ギックリ腰!椎間板の炎症?ヘルニア?